QTファイナル【最終日】 | ひよこきんぎょのJLPGA(日本女子プロゴルフ)ツアー観戦記

ひよこきんぎょのJLPGA(日本女子プロゴルフ)ツアー観戦記

菊地絵理香選手を中心に、試合レビューを書いていきます。

スピリチュアル系投資系の方のフォローはお断りします。あと一旦こちらをフォローしておいて、半日フォローバックがないと知るやフォロー解除、って種類の方も近寄らないでくださいね。

 

 プロテスト合格組の宋 佳銀(ソン・ガウン)が5バーディ・ノーボギー、Todayベストで周り、見事1位でQTファイナルを終えた。最終日風吹くこの葛城をノーボギーとは、技術はもちろんハートもかなりタフのよう。

 

 そして小倉彩愛おめでとう。今季の分、来季に思いっきり暴れるといい。また、河本結も少し遠回りをしたようにも思えるが、復活優勝目指してがんばってほしい。

 


 この子すごいぞ、菅楓華。来季がとても楽しみな一人だ。直後ではないのでバウンスバック率には現れないが、ボギーへの落とし前を必ず2〜3H以内につけている印象だ。山下美夢有を彷彿とさせるプレースタイル、良い。今オフしっかり準備をして開幕から突っ走ってみてほしい。

 最終プロテストの配信を見ていたが、実際の身長(167cm)以上に大きく見えるため、ショットのシルエットがキレイ目なのが良い。神谷そらをもう少し整えた感じだろうか(個人の意見です)。

 また、「予選落ちたら賞金出ないねんな。まずは全試合予選通過狙わせてもらいますわ」というプロフェッショナルな発言も、良い(関西弁は筆者の捏造)。来季パナソニックあたりで一度生観戦したいと思う。


※12/4 追記



 菅楓華、残念……。

 来季ステップを無双してから上がってくればいい。なんならステップ見に行くし。

 

 他、大里桃子、木戸愛、岸部桃子、岡山絵里とまだまだがんばってほしいメンツが10位前後に続いている。特に岡山、体調を整えて来季はまた優勝争いをしてくれ!

 

 高木優奈も本日-2、15位で今回の目的を達成した。鴨川キャディもおつかれさまでした。ホールアウト後のインタビュー、かなり饒舌だったようで、鴨川キャディへの感謝を長尺で語っていたらしい。開幕戦良い準備で臨んでほしい。その開幕戦で鴨ちゃんをもっていかれるかもしれない絵理香選手。キャディはもう決まっているのだろうか。

 

 ワッグル・カレンダーガールの脇元華、宮田成華、橋添穂の3選手は前半戦の出場を決めることができたようだ。とくに橋添は7番までに5バーディと最高のスタートだったが、そのあと5連続を含む6つのボギーを叩いて、尚まだあと3ホールも残っているという地獄絵図だったが、炎のパーセーブ(見てないが絶対そう)を続けて最終34位。晴れて、開幕沖縄に向けたオフを迎えることができる。

 

 一方、前半戦の出場がかなり限定的になってしまう順位に沈んでしまった主な選手たち。50位前後になると出場は2試合くらいという、厳しい現実が待っている。

 

 セキ・ユウティン 49位

 金田久美子 51位(カレンダーガール)

 渡邉彩香 56位

 葭葉ルミ 57位 

 サイ・ペイイン 64位

 植竹希望 78位

 比嘉真美子 84位

 清本美波 101位


 ※後日追記

 主催者推薦で人気選手は8試合程度の出場が見込まれる。そこでポイントを稼いでリランキングで上位に入れれば、以降の試合にも出場が可能になる。


 開幕までの3ヶ月が待ち遠しい私たち。だが選手たちのその3ヶ月はきっとあっという間に過ぎるのだろう。開幕といっても当然沖縄だけではない。いろいろな条件や場所での開幕に向けて、様々な準備を行わなければならない選手たち。与えられた3ヶ月はあまりに短い。


 1年間戦った身体を癒す暇もほとんどないこのルーティンを、何年もずっと続けていくのは相当タフなことだ。それを超えてプレーする選手たちへのリスペクトを忘れることなく、来季も素晴らしい瞬間を幾つも観せてくれることを楽しみにしたい。

 

 さあ、この素晴らしい2023年のシーズンを総括しなければならない。難しいがとても大切な作業だ。しかも今年は有料の媒体にそれが掲載される可能性があるため、いつもより注意が必要だ。

 ストーリーのキーマンはやはりあの外国籍のベテラン選手になるだろう。乞うご期待あれ(と自分を追い込まないと37試合の総括なんぞ書けんわ!)。


 改めて選手のみなさん、関係者の方々、たいへんおつかれさまでした。


 

三ヶ島かな、リコーチケットを使うことなく26位でまずはミッションクリア!おつかれさま。きょうは長浜らーめんだな!