初シードで臨んだ2023年。ほとんどの試合で予選落ち・棄権となり失意のシーズンを送った小倉彩愛の逆襲、その序章であろう。Today-3、トータル-9で堂々の首位に立った。それこそ明日棄権でもない限り、来季前半戦の出場権をほぼ手中にしたと言っていいだろう。
菅楓華は2度目のダボを打った14番でスコアを-4まで落としたが、15と17番で見事バウンスバック。Today+1に止めてトータル-6、2位Tで3日目を終えた。こちらも目的を達成しつつある。
一方、高木優奈がToday+3と崩し、トータルEVENの22位T。まだ圏内にはいるが、1打の余裕もない状態で明日最終日を迎える。鴨キャディ、助けてあげてくれ。
「やっちゃった……」な高木。15番のダボか
清本美波は今日も流れをつかめないままトータル+9、80位Tの位置から最終日の逆転を目指すが、35位以内へは現状8打足りない。ひとつでも上へ。
来季前半戦の出場が保証されるラインである31位T、+1に現在9人いる。そこには三ヶ島かな、宮田成華、仲宗根澄香、セキ・ユウティン、そして渡邉彩香と今季レギュラーツアーで戦っていた選手たちがひしめいている。これらの選手たちは明日、最後のギアを上げてくるだろう。EVENあたりにいる選手たちはまったくうかうかしていられない。
明日が今シーズン本当のラスト。
みんな、悔いのないように。