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 2022年10月1日から10月25日まで、小淵沢図書館で開かれていた「金子之 原画展」にいってきました。

 金子さんは、1997年に東京から小淵沢町に移住され、この地の文化の発展に貢献された画家であり、2015年に亡くなられました。

 ご夫人からの招待をいただき訪ねたのですが、その多彩な絵画世界にまず驚かされました。


 抽象画に始まって、風景画から童画、イラストまで。しかもそのどれもが完成度が高く、思わず見入ってしまう趣の深さがありました。

 画家の苦悩や試行錯誤、喜びや安らぎ、優しさ、面白さ、そういったものが卓越した技量によって描かれていました。


 大好きな北杜市の風景も、画家の絵世界によって新たな魅力を得て輝きを放っていました。

 これは萌木の村のメリーゴーランドです。

 さらに展覧会に花を添えていたのが、法子夫人によるフェルト・アニマルです。還暦を過ぎてから始めたというフェルト・アニマル作りですが、その完成度が凄い。“道の駅体験工房”の講師を務めるまでになられたそうです。

 夫人によると、住まわれている小淵沢の自然と人が彼女の芸術の感性を磨かれたということでした。

 ガネーシャが可愛いです。

 芸術の秋を堪能しました。

 素晴らしい芸術世界を案内いただいた法子夫人、有難うございました。