いつもわたしのブログをお読みいただき、有難うございます。

 

8月に入ると同時に梅雨が明け、連日暑さが続いています。

そしてそれと日をほぼ同じくして、わたしの後援会会報No.4も発行されました。



今号の主な内容は、北杜市の新型コロナウィルス感染症対策にたいするわたしの提言です。

新型コロナウィルス感染症は今日明日の中に終息するものではありません。長丁場となることが予想されます。そうした新型コロナウィルス感染症にたいして、北杜市の取るべき対策は何か?そのことを提言としてまとめさせていただきました。

 

そしてただ今、提言を携えてわたしは北杜市内方々を廻り、市民の皆様と意見交換をさせていただいています。提言というのはその後の意見交換が大切でして、そのために提言を行うとまで言っても過言でありません。

今日は、そんな中で考えさせられたことを紹介させていただきます。

 

北杜市は名だたる山に囲まれた風光明媚な場所です。そんな環境に惹かれて、多くの別荘があり、そこを拠点として少なからぬ人びとが北杜市で過ごしています。それは北杜市がもつ特徴の一つと言ってもいいでしょう。

したがって、歩いていると、必然そういうかたがたにもお会いします。そういう中で昨日はこんな意見をいただきました。

 

「新型コロナウィルス感染症対策として、北杜市が全市民に8万円を給付する案を出したことは知っている。またそれが減額されて3万円の商品券となって配られることも知っている。しかしその対象は北杜市民なのでしょう。わたしはここに住民票がないから関係ない。でも、おかしいよね。わたしたちはここで買い物を多くしているし、いろいろな施設も利用してお金を使っている。税金も北杜市に納めている。それなのにわたしたちは蚊帳の外に置かれているのだから。」

 

考えてみれば、確かに一理あります。新型コロナウィルス感染症は人を選びません。北杜市に住民票がある人は罹り、住民票のない人は罹らないというものではありません。そしていったん罹ればそれは住民票の有無を問わず北杜市に関わる人びとの生活に影響を及ぼします。そうであれば、北杜市が取るべきはもっと視野の広い対策だったのではないでしょうか?

 

「関係人口」という言葉があります。関係人口とは、地域外から旅行や短期滞在で訪れる人とは異なって、自分のお気に入りの地域に週末ごとに通ってくれたり、頻繁に通わなくても何らかの形でその地域を応援してくれるような人たちのことをいいます。

「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない関係人口は、しかし地域や地域の人びとと継続的に関わっています。

彼ら彼女らは多様な人びとであり、また多様な生活形態を持っています。北杜市を廻り、そういう人びとと会って話していると、彼ら彼女の存在が北杜市に独特の深みと面白さを与えており、北杜市の魅力を生み出しているということが分かります。


対象となる人を問わないのが、政治のはずです。わたしの出会ったような地域のファン、地域の課題解決にも関わってもらえる地域外の人びととの絆を強くし、ネットワークを広げられるような取り組みこそが、北杜市に現在求められているように感じられました。

 

北杜市の新型コロナウィルス感染症対策にたいするわたしの提言をお知りになりたい向きは、どうぞわたしまでご連絡いただければと思います。



これからも、わたし飛矢﨑雅也は市民の皆様の間を歩き、共に考え、提言し続けていきます。