わたしのブログをご覧いただき、有難うございます。

 

 公式に出馬表明を会見し、予定候補者となりました。特に周りの景色が変わったということはないのですが、政治家となる自覚は増したと思います。

 

 さて昨日の「山梨日日新聞」にわたしの出馬表明記事が掲載されました。記者の宮川祐人さんからは前夜に幾度も電話をいただき、いろいろ御確認されて記事にされました。御骨折りいただいた記事は、簡にして要を得た、素晴らしい記事でした。

 出馬会見で表明した内容を少しご紹介すると、なぜ私は県議選に立候補するのかを、わたしが政治に関心を持ったきっかけである祖父と戦争体験から話し、そこから研究としての政治学に進んだ経緯を伝えました。それから4人の子どもを得、子育てにより良い環境を求めて北杜市に移住し、そこで始めた学習会で実践政治に興味をもつ市民と出会ったこと。彼らを中心に「市民政治を実現する北杜市民の会」が立ち上がり、出馬の要請を受けたこと。現実政治と政治学の分離に疑問を持っていたこともあり、子育てする生活者・政治学者として、政治をひらきたいという思いで要請を承諾し、出馬を決意したことを伝えました。

そして政治を市民に開くために、わたしが提案した政策は次の四つです。

①議会独自の調査機構の整備

知事部局の職員の異動先となっている議会事務局に、独自人事システムを確立して調査スタッフを充実させ、議員の政策能力を向上させます。

 ②議会運営の公開性の確保

(1)請願や陳情の審議に当たる委員会に請願者や陳情者を招き、意見を聞きます。

(2)2016年の県議会月定例会が流会した問題を受けて「議会改革」の柱として制定された議会基本条例に、正副議長の役職配分を議会運営委員会で決める規定を書き込みます。

 ③若者の声を実現させる若者議会の制度化

そのために、若者議会を創設して若者の声を政策として実現し、それを通して若者の主体性の形成と政治参加を促進します。

④住民投票制度の創設

 また市民の声を多様に届ける途として、住民投票制度の創設に取り組みます。リニア中央新幹線や中部横断自動車道、北富士演習場という高度に国政と密着する争点ばかりでなく、より地域的問題についても、条例の発議と決定のチャンネルは、より多元的であってよいです。首長・議会制度と住民投票制度は、地域のデモクラシーにとって車の両輪ととらえるべきです。

 以上のような論点を中心にすることにより、「暮らしのための経済」、「子どもへの教育と高齢者への福祉」等の課題への視点が定まり、最終的には、「子孫のための平和な世界へ」とつながります。

 これらを実現するためにも、議会にいかなければなりません。

 

 志を共有する皆さんの御支援を宜しくお願いします。

 

  ひやざき雅也