さて、金沢での初日の夜は土壁の町、長町にある懐石風フレンチ「タワラ」さんを予約しました。
こちらのお店は２０１７年に一度訪店しており、素晴らしく繊細な料理に感動しもう一度行きたいと思っていたお店なのです。
その時の詳細は【昔行ったお店紹介】・・・フレンチ懐石「tawara」 | 冷やっこの吞兵衛ブログ (ameblo.jp)
に記しております。
席に着くとメニュー表が・・・。
食材の名前のみ記されております。
最近このパターンのお店が多くなってきております。
先ずは今が旬のホタルイカです。
軽いアミューズとして出てきました。
一口でおしまいですが、もっとたくさん食べたい・・・と思えるような軽い食感と味わいです。
ワインはペアリングにしました。
オーストリアのワインで、ノイジー・ドラーゼーDACのマインクラングのロゼです。
ピノノワールとツヴァイゲルトのブレンドで造られたワインです。
続いて「バイ貝」
キャロットラペや他の野菜に隠れていてバイ貝は見えないですね・・・ｗ
柑橘系の味わいになっていて、バイ貝の磯の風味を引き立てます。
宮崎のワインで「マキグチヴィンヤード・アンウッデッド・シャルドネ」
酵母やハチミツの香りがするスッキリジューシーなシャルドネです。
「毛ガニ」
毛ガニのビスクです。
中に毛ガニの身も入っています。
前回食事したときは毛ガニのリゾットが出てきました。
田原シェフは毛ガニをよく使うようですね。
北海道のワインで「タキザワワイナリー ケルナー２０２２」
スッキリした清涼感のある味わいのワインです。
マス
ます寿司のマスです。
白ワイン系のソースに埋もれてマスが見えませんｗ
マスが出てきました。
しっとりとした火入れで抜群に美味しいです。
このマスに合わせたのがコチラ
「トリビュート２０２０ コンプレモンテール」
フランスのロワール地方のワインで、品種は「ムロン・ド・ブルゴーニュ」・・・ようはミュスカデです。
パンが出てきました。
こちらのパン、お店で作っているパンのようです。
続いては「ホワイトアスパラ」
ですが、相変わらずマッシュルームに埋もれて主役が見えませんｗ
最初に出てきたオーストリアのワイン「マインクラング」のオレンジワインです。
オレンジワインとは、オレンジを発酵させたワイン・・・ではなく、白ぶどうを赤ワインの造りかた・・・つまり皮や種も一緒に漬け込んで発酵させるやり方で作った白ワインなのです。
皮や種も漬け込んでいるので、普通の白ワインにはないタンニン等を感じることができます。
「ホタテ」
ホタテを美味しいだし汁に漬け込んであります。
青い葉物は何だったかわかりませんが実に美味しかったです。
和のテイストを感じる料理です。
ホタテに合わせたのがまたまたオレンジワインで、またまたオーストリアでブルケンランドのワインです。
「パーフェクトデイ２０２２ピットナウアー」
ルー・リードの名曲「パーフェクトデイ」にインスピレーションを受けたワインだそうです。
さて、ここまではほとんど海鮮尽くしのコースで、海鮮好きな私としては堪らない展開となっています。
ワインも日本やオーストリアの飲んだことのない物ばかりでワクワクします。
この後はどんな料理がでてくるのか・・・。
続きは次回お届けします。