看護師で真言宗僧侶の玉置妙憂さんのご本です。
👇『看護師僧侶が説く 悩みの底を聴く力』
このような経験ありますでしょうか?
相談者さんは相手に悩みを聴いてもらって気持ちを軽くしたいのに、人の相談を聴いているうちに、「それはあなたのここが悪い」とか、相談者さんを裁き始める展開になる……というあるある。
妙憂さんが仰るに、「相手をジャッジせずに聴くというのは、とても難しいこと」だそうです。(蛇足ですが、求めてもいないアドバイスを押し付けてくるのは老害の始まりだとも聞いたことがあります)
これはとても大事ですが、
人の言っていることを全部真に受けないということ。
言ったお相手さんも言っていたことがコロコロ変わって当たり前。考え方だって変わるんです。
『その中で、言ったことが一度も変わらないほうが不思議。10年たっても言うことが何も変わらないとしたら、それはまったく成長していないということだとも言えます。』(P157より引用)
「前に言っていたことと違うじゃないか」と、
相手が昔言っていたことに執着しなくていいんです。