憲法9条も命もどちらも守りぬく(共産党・志位委員長談話)
日本共産党のHPに志位委員長の下記の談話が載って話題になっているようだ。このところのロシア—ウクライナ問題と外交政策・野党共闘などを考えると、安全保障と平和主義(憲法9条問題、安保法制)について、整理しておく必要を感じたのだろう。=====================================「憲法9条のもとでも個別的自衛権は存在する, 急迫不正の主権侵害にさいしては自衛隊を活用」9条を守り生かすことと、命と主権を守りぬくことの両方を、統一的に追求する ここで憲法9条と日本の平和について、さらにわが党の立場を表明したいと思います。 ロシアの蛮行を見て、「憲法9条で平和を守れるか」という声も聞きます。もちろん、憲法9条を持っているだけで平和が訪れるわけではありません。今お話ししたように、憲法9条を生かした積極的・能動的な外交を積み重ねてこそ、平和をつくりだすことができる――これが日本共産党の立場であることを、まず強調したいと思います。 それでも、憲法9条を生かした日本政府のまともな外交努力がないもとで、「外交だけで日本を守れるか」というご心配もあるかもしれません。それに対しては、東アジアに平和な国際環境をつくる外交努力によって、そうした不安をとりのぞくことが何よりも大事だということを、重ねて強調したいと思います。同時に、万が一、急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくというのが、日本共産党の立場であります。 わが党は、綱領で、憲法9条の完全実施に向けて、国民多数の合意で、自衛隊問題を段階的に解決していく方針を明確にしています。その重要な第一歩は、安保法制を廃止して、海外派兵の自衛隊を、文字通りの専守防衛を任務とする自衛隊に改革することにあります。こうした立場で、急迫不正の主権侵害にさいしては自衛隊を活用します。 ここで強調しておきたいのは、憲法9条は、戦争を放棄し、戦力の保持を禁止していますが、無抵抗主義ではないということです。憲法9条のもとでも個別的自衛権は存在するし、必要に迫られた場合にはその権利を行使することは当然であるというのが、日本共産党の確固とした立場であることも、強調しておきたいと思います。 世界に誇る憲法9条を将来にわたって守り生かすことと、国民の命と日本の主権を守りぬくための政治の責任を果たすことの両方を、統一的に追求するというのが、日本共産党の立場であります。9条も命もどちらも守りぬく――全党のみなさん。わが党のこの立場を、広く国民に伝えていこうではありませんか。=================================以上だが、やや理念と現実の政策?対応とのあいだの説明が不足しているように感じる。そのあたりは、今後の課題か? そこで一句。 花は葉に性善説は若葉色 ひうち