僕の視線の先に -184ページ目

天空に咲く

















埼玉県秩父郡皆川町 美の山公園


夜中に雨も上がり、予報では曇りの朝

空には星が見えていたので、晴れると確信してGO!

まだ自粛中ながら、この時期にこんな好条件を

黙って見過ごせるほど、僕は自分に厳しくありません。

おりしも見ごろを迎えたという美の山のあじさい。

2年ぶりです。




「今年は花つきがいいなぁ」

僕の隣に陣取った年配の方が、独り言のように呟いていました。

確かに、以前よりボリューム感が増した気がします。





雨上がりの朝

























埼玉県秩父郡皆野町

これは撮影しながら、だめだぁと自分でつぶやいていました。

一番好きなシーンなんですけど

なんか散漫としてますよね。

こういうシーンは、来るぞ来るぞと待ち受けて撮影しないと

とっさに捕えるというスキルが、僕にはまだないです。

新潟でもそうでしたが

光芒はあくまで最上級の脇役で、主役がいつも不在なのです。

今後の課題として真剣に取り組みましょう。

























白い部屋






















10部屋以上ある部屋の窓で

唯一この部屋だけに使われていたすりガラス。

浴室だったところです。

僕はこのガラスからの光が結構好きです。


普段撮影している自然風景とは相反するカテゴリーながら

光と影を意識するところは基本共通項ですね。

そして最も異なる部分が水平垂直なのです。

風景写真でも、ももちろん大切な事ですが

それ以上に厳密な描写が必要です。

撮影している時は

結構気にして撮影しているつもりだったのですが

広角を多用するとやはりゆがみがひどいです。

ソフトじゃ修正しきれないほど。

でもそれはレンズの特性だけではなくて

自分の撮影している位置が悪いのだと、気が付きました。

今更ですが、いい勉強になったと思います。



あやかる





























東京都目黒区


この7枚の写真には共通点があるのですが・・・

まあ、わかりやすいですよね。




「彼岸花」という古い映画があります。

小津安二郎監督が初めてカラーで撮影した映画ですね。

映画の中でお茶の間のシーンでは、鮮やかな赤い色をしたポットが

どのカットにも登場するのですが、それがさりげなく、それでいて

ものすごく目立つのです。

それに気が付くと、シーンが変わるたびに赤いポットを目で探してしまうのです。

茶の間のシーン以外でも、さりげなく赤い色をした「何か」が登場します。

本編そっちのけで、おもしろいです。

もうおわかりかと思いますが

おこがましい事に、ちょっとあやかってみました。

これには、どんより雲っているか、雨の日のような

やわらかい光じゃないと、真っ白になってしまうのです。

実家の階段


























東京都目黒区 


(タイトル)・・・ではないです。


この邸宅に入るとまず目を見張るのが

流れるような曲線を多用した階段とその窓際のステンドグラスです。

この邸宅の設計は日本人、しかも多くの人が携わっていて

昭和初期の設計者の集大成とでもいいましょうか。

基本は英国風ながら、そこに日本の伝統的な細かい唐草文様が

随所にちりばめられています。

洋と和、直線と曲線、木と大理石 ガラスと鉄

各部屋の照明、ドアノブ、引き出しのとってにいたるまで

一見、何もないような部屋の中でも見どころは豊富です。


雨の邸宅























東京都目黒区


ここは駒場公園内にある

加賀百万石の大名家である前田家16代当主

前田利為が建てた本邸です。

5年ぶりですね。

僕的には、ここを訪れる時は雨の日に限ります。

理由はあとで。

ここは近いし、館内無料で写真も自由に撮影できるので

好きな場所です。

昔は平日の雨の日など、ほとんど人も来なくて

たまにゴスロリの衣装を身にまとった人たちが

撮影している程度だったのですが

この日は数名単位の団体さんが

ひっきりなしに訪問されて、案内の方の説明に

耳をかたむけておりました。



おもいこみ








長野県飯島町


今年の春に雪が降った朝

高遠から飯田に向かう途中のことでした。

コンビニで食料を調達して車に戻ると

霧が流れて山の稜線が目に飛び込んできたのです。

(手前の山)

おお、あれが中央アルプスか・・・

と、レンズを向けてシャッターをひと押し

ファインダーから目を離した時でした。

さらに霧が流れて、その背後にそびえたつ

冠雪の山並みが顔を覗かせたのです。

うおっ、そっちが本物か!

その瞬間は思わず声に出してしまうほど驚きました。

きっと最初からそっちが見えていれば

それほど驚かなかったでしょうに

思い込みというのは

時に人の心を無防備にするものですね。


散歩
























撒き餌レンズとして有名な50mm1.8が、ついにリニューアルされたので

先週さっそく手に入れて近所を散歩してみました。

値段は旧型の倍近くになりましたが、それでもキヤノンで最も安いレンズの地位は維持。

風景写真は基本ズームレンズで、F8~F11くらいで撮影しているので

50mmの単焦点がどうしても必要かと言われれば、はっきり言って必要ないです。

どうせなら24mmあたりの明るい広角が欲しいのですが。

ただこのレンズの描写が好きなんですよね。


小さくて軽いので常にカバンには入れてあります。

リニューアルされて最もよかったのは、寄れるようになった事と

ピントリングが少しまともになったので、マニュアル操作が多少しやすくなったこと。

前のはそこが最大のネックだったので。


フルサイズで50mmという画角は、人の目が見ている視野に限りなく近くて

構図の基本だと学校で教わるという記事をよく目にしていたので


散歩の時にはこれだけ装着してうろつきます。


時々そういうことをしていないと

僕は200mmと24mmばかりの画角になってしまうので。


せっかくなので、すべてF1.8で撮影、レタッチなしのJPEGです。











栃木県矢板市


麦と言えば・・・

子供の頃、近所の友人宅で小犬を迎え入れたことがありました。

僕の家は動物禁止だったので、羨ましくて毎日のように遊びに行ってたんです。

友人のオネイサンが「ピーチ」という名前をつけていたのですが

なぜか僕は、勝手に「ムギ!ムギ!」っと呼んでいました。

そうしたらいつの間にか「ムギ」にしか反応しなくなってしまい

僕は出入り禁止処分になったという苦い思い出が

記憶の奥からにじみ出てきました。

麦水の美味しい季節がやってきますね。
















涼を求めて


















長野県安曇野市 鳥川渓谷


桜を撮りに行った時ですね。

昼間の暑さに参って、涼を求めて山の奥に。

豪快な北アルプスの雪解け水が、冷んやりとした空気を運んできます。

ここで生き返りました。

今頃は新緑で美しい風景に早変わりしてるでしょう。