サルヒツのグルメ探訪♪【第227回】
カリー・ブラウン
℡)06‐6318-5757
カテゴリ:カレー・和食
往訪日:2024年1月30日
所在地:大阪府吹田市豊津町29-20
営業時間:(月曜定休)
(L)11時~15時
(D)17時~22時(予約限定)
アクセス:御堂筋線・江坂駅北口から7分
駐車場:あり
■40席
■予算:2,000円(税別)
■予約:可
■カード:可
■オープン:2015年(2020年移転)
《こだわりの玄米と自家製スパイスで》
ひつぞうです。一月の終りに隠れ家的な古民家カレー店を見つけました。行ってみるとこれがなかなかお洒落で味もいい。ちょっと誰かに教えたくなる好い店でした。以下、往訪記です。
★ ★ ★
毎朝僕が出勤した後に、おサルもまた街の偵察を兼ねてジョギングに精を出している。ある日のこと。豊津町界隈の狭い路地を走っていると、どこからともなくスパイスの好い香りが漂ってきたという。辺りは立派な蔵つきの御屋敷が並ぶ界隈。商店の類は皆無のはず。
「それがさあ。民家の中にカレー屋さんがあったんだよ」
美味しいのかな。
「ネット情報では人気店らしい」
情報に踊らされやすい自分の性格を自覚しているので、俄かに信じる気にはなれなかったが、食に関するおサルの嗅覚は折り紙つき。行くことにした。
車一台がやっとの道をテクテクと歩く。
「あれだよ。あのお屋敷」
へ?これ?
ほんとにカレー屋さんなの?
想像していたものと違っていた。古民家というから古い角材と藁ぶき屋根のそれとばかり思っていたが。随分立派だよ。人住んでいるんじゃない?
だがしかし。間違いなくカレー屋の表札。
他所のお宅に忍び込んでいるような罪悪感。
回り込んでみると…。普通の邸宅だよ。これ。
後で知ったのだが、元は南吹田で営業していたが、数年前に移転してきたのだそうだ。この日は平日。なのでまだお客の姿はない(12時を回ると若い会社員のグループが数組現れた。やはり人気店だった)。
11時になったので恐る恐る声をかける。広い玄関の先からマダムがパタパタと小走りに現れた。
通された奥の間は豪奢な和室。襖をぶち抜いてテーブル席が設えてあった。欄間にはかつての主の家紋がついている。訊けば周辺にはこうした重要文化財クラスの邸宅が幾つもあるそうな。
早速メニューを見せてもらうことにした。
季節代わりの市右衛門膳も人気。すき焼き丼もある。
「迷うにゃー」
これを見てカレーに決めた。
「限定に弱いにゃ」 あいかわらず
ワインもそこそこ揃っている。店で飲む場合は第三国ワインの方が当たりが多い。
「じゃルーマニアで」~♪
メタモルフォシス カベルネ・ソーヴィニヨン 2020
生産者:メタモルフォシス
ヴィンテージ:2020年
タイプ:赤ワイン
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
地域:ルーマニア
アルコール:14.5%
輸入:ユーロアジアトレーディング㈱
価格:2,200円(税抜)
比較的アルコール度数高めで辛口。然程タンニンを感じさせないジューシーなカベルネ。
最初にグリーンサラダから。
そして待望のカレーも。
あいがけ(キーマ、牛すじ)カレー+大粒カキフライトッピング(1430円+494円)
ライスはジャポニカ種の二分搗き玄米。オニオンフライと干し葡萄をトッピング。
キーマカレーに…
牛筋カレー。どっちも旨い。
おサルは市右衛門膳(2200円)。
カレー食べたかったんじゃないの?
「ヘルシーフードには勝てん」 最近めっちゃ痩せたし
●kgの減量に成功したおサルの腹筋と背筋はすごい。
ワインも旨いし、量的にもちょうどいい。隠れ家民家での静かな冬のランチだった。
「もう帰って寝ゆ」
昼酒は良くないね(笑)。
(おわり)
ご訪問ありがとうございます。