サルヒツの酒飲みライフ♪「OCEAN99 空海 Inflight 2023」(寒菊銘醸・千葉) | ひつぞうとおサル妻の山旅日記

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サルヒツの酒飲みライフ♪【第191回】

OCEAN99 空海 Inflight 2023

 

製造年月:2023年4月

生産者:合資会社 寒菊銘醸

所在地:千葉県山武市

タイプ:純米吟醸 一度火入れ 無濾過原酒

原料米:非公開(酒造好適米100%)

使用酵母:非公開

精米歩合:55%

アルコール:15度

販売価格:1,450円(税別)

※特約店販売品

※季節限定品

 

※味覚の表現は飽くまで個人的なものです


ひつぞうです。今夜の酒は《OCEAN99》シリーズ。二度目の登場です。できるだけ異なる銘柄を味わうというのが僕の酒選びのコンセプト。なので一度取りあげたものは買わない主義ですが、寒菊銘醸の酒は全部飲みたい!ということで限りある冷蔵庫のスペースに“寒菊さま専用スペース”を設けています。

 

「長いよ」サル

 

前回の雄町100%の無濾過生原酒の薄にごり。

 

対する空海使用米非公開の火入れ無濾過原酒。夏酒仕様です。ちなみにお坊さまの名前でありません。「そらうみ」と読みます。ということで、以下テイスティングメモです。

 

★ ★ ★


寒菊のラベルは季節感が溢れてどれもが美しい。空海は飛行機雲が一本伸びる爽快な空のイメージ。

 

 

梅雨を迎えた今の季節。爽やかに過ごすには最高の一本だ。

 

 

開栓の際は、吹くんじゃないかと毎度ドキドキ。大丈夫と判っていても。

 

「おサルもドキドキ」サル 粗相の多いヒツジだし

 

 

蔵の薦めに従ってフルートで。きめ細やかな泡がクルクルと舞う。

 

「今まで飲んだなかで泡の持続性が一番だったかも」サル

 

 

火入れとは思えないジューシーな香り。それでいて口に含めば水のようにスッとキレる。

 

 

新酒の、例えば“荒ばしり”のようなシッカリした苦みではなく、ほんのりした渋みが、夏酒の丁寧な造りを感じさせるね。

 

「連休最後の夜だし、気合いれて夕飯作った!」サル 文句言わせないにゃ!

 

 

とろみたっぷり麻婆豆腐

 

中華鍋には大量にあるのだが、絵的に問題あるので少しだけよそってみた。

 

「なんだよ!ガッツリ写してよ」サル で味は?

 

こりゃ旨い♪ 麻婆豆腐は生酛系というイメージだけど、ベストマリアージュかも。

 

「挽肉の代わりに刻み肉を使った点がポイント」サル

 

肉肉した食感が薄れて、旨味も一層染み出てるね。

 

 

黒舞茸の素焼き

 

「オーブンでちょっとだけ焼き色つけて塩か醤油でどうぞ」サル

 

手軽にできる大人の酒のおともです。

 

 

結局登山はなくなったけれど、温泉やリゾートにも行けたし、珍スポットやレアな食事もできた。ひさしぶりに羽根を伸ばせたGWだった。ということで、翌日以降は単身生活に逆戻りだ。

 

「奢ってくれるなら行ってもいい」サル めんどくさいけど

 

(おわり)

 

ご訪問ありがとうございます。