サルヒツのぐるめ探訪♪【第130回】
らーめん 一平
℡)0241-23-0699
カテゴリ:ラーメン
往訪日:2021年9月26日
所在地:福島県喜多方市松山町村松字石田1453
営業時間:7時~18時30分(水曜定休)
■34席
■予算:650円~1050円
■駐車場:25台
≪朝から何杯でもいける…という齢でもなくなった≫
こんばんは。ひつぞうです。遠征二日目にもう一座登る予定でしたが、気象情報を見ると、あれれ、終日高曇りの予報に変わっているではないの。惜しい気持ちもあるけれど、冴えない天気に満足できない性分。潔く中止にしました。ということで、会津若松の富士の湯で汗を流して、道の駅「喜多方の郷」で車中宴会しました。車中泊の車で盛況です。虫の鳴き声と心地よい夜気に秋を感じました。…でも翌朝は帰るだけ。
「遠征したのに何処にも寄れないのちにゃあ」
と、納得いかない様子のオサルチ・オサルコ。
しかたないよ。 観光地はまだNGだし。
「食べるだけでもいい」
そのとき閃きました。
そうだ!朝ラーしよう!
★ ★ ★
考えてみれば、過去に訪ねた喜多方ラーメンの店はランチばかり。
まだ朝ラーを体験したことがありませんでした。
そこで人気店のひとつ「一平」を訪ねてみました。地元民にも支持されている名店です。
開店の7時をまわったばかりでしたが、既に七割がた席は埋まっています。
メニューはバリエーションに富んでいます。オーソドックスにラーメンを選択するべきでしょうが、腹が減って仕方ありません。“当店のお薦め”の言葉に釣られて特製ラーメンを頂くことにしました。
「おサルはふつうのラーメンにすゆ♪」
じとじとラーメンとは聞き慣れない表現ですが、背脂いっぱいの品です。新潟の燕ラーメンみたいな感じなのでしょうか。特製ラーメンはそれに大量の白髪ネギが盛りつけられているみたい。愉しみ♪
待つこと五分。まずはおサルのラーメンです。
メンマ、チャーシュー、ナルトに輪切り葱。喜多方ラーメンの典型的トッピングです。スープも綺麗に澄んでいます。味をみてみます。なるほど。煮干し系の海の香りが舌いっぱいに広がります。塩もこだわりの逸品なのではないでしょうか。まろやかなミネラルを感じました。
「ホントに判っているのかにゃ?」
麺は今まで出逢ったものと変わりありません。特筆すべきはチャーシュー。有名な「まこと食堂」「坂内食堂」と較べても厚切りで柔らかいです。
そして特製ラーメン登場。ドンブリが一回り大きいね。
これがトレンドなのか、当店オリジナルなのか、白髪ネギの量が半端ないです。なので幾ら掻きこんでも麺に辿りつかない(笑)。
行儀が悪いけれど、麺からガツガツ啜りました。魚介よりも背脂の甘さが際立っています。美味しいラーメンでした。やはり朝ラー。どんどんお客は入れ替わります。人によっては梯子するのかもしれませんが僕はもうギブアップ。健啖家の免状も返却しないとね。
こだわり抜いた拉麺も愉しいけれど、シンプルなメニューも好いです。登山と温泉は次回に持ち越し。おとなしく帰ることにしました。
「塩原大根、買って帰るぅ!」
ということで、今が旬の塩原高原大根を求めて、またまた国道121号経由で「湯の香しおばら」を目指しました。こちらの大根は煮物にするとトロトロ食感でとても上品な甘味があります。ところが、着いてみて仰天!大根を鷲掴みにした群衆で阿鼻叫喚の大混雑(笑)。いや。笑えないけど。こんな道の駅だったっけ?
「一本ゲットした!」
そのためだけに80km遠回りした僕らも酔狂だよね。
(おわり)
ご訪問ありがとうございます。