サルヒツのぐるめ探訪♪【第42回】
水車生そば
カテゴリ:ラーメン/蕎麦
往訪日:2018年4月29日
所在地:山形県天童市鎌田本町1丁目3-26
営業時間:11時~23時(休日元旦のみ)
駐車場:乗用車85台
≪天童名物の鶏中華≫
こんばんは。ひつぞうです。2018年東北遠征(GWの巻)の続きです。
中之沢温泉を出発した僕らは、再び東北自動車道を走り、出羽の国・山形に
向かった。最上川くだり、山寺、上杉神社、庄内映画村に羽黒山と、山形には
多くの観光地がある。温泉も名湯・秘湯が十指では足りないくらい。その殆ど
を制覇した今、僕らの山形マイブームは山形ラーメン(そば)巡りなのだった。
「ていうかさ、なんか食べるっていったら、偶々そうなるだけなんじゃね」![]()
今回往訪したのは天童市のご当地麺「鶏中華」。
天童市内には幾つか「鶏中華」を提供する店が存在するが、その元祖という
べき店が今回紹介する「水車生そば」。読み方は「すいしゃきそば」。「なまそ
ば」じゃないよ。
「判っているよ!」![]()
店の入り口に水車が回っているからすぐに判る。もともと和蕎麦の老舗なんだ
けど、賄い食だった中華そばが表メニューになったという。なので、スープは蕎
麦の鰹節ダシがメインで、ラーメンとはちょっと風味が違うそうだ。
到着したのは開店の11時をちょうど回ったところ。三階建て且つ300人収容。駐
車場も85台分完備とあったので少し油断していた。駐車場は建物の裏と、道を
挟んで向かいにある二階建ての自走式駐車場。だけど既に満車。いいタイミン
グで一巡目の客が出てきた。しかし、仕切り線が狭く、ギリギリ一台しか止めら
れない。運転席側にブレースがはめられ、ドアが開かないのだ。仕方ないので
助手席側から出ることにした。やれやれ…。
建物の裏から並ぶ。並んだ順に声を掛けられるシステム。収容人数が100人単
位だけあって、行列の捌け方は悪くない。席に着いてからが長かった。おサルは
天ざるそば(1650円)。僕は(定番の)鶏中華(700円/いずれも税込み)を注文。
奇を衒わない。邪道に走らない。
季節限定メニューも無視である。それで何度も失敗したからね。
おサルの天ざるはすぐに出てきた。
なんか麺のカットが太くないか。田舎そば並みのカットである。
量は多い。山形の麺類はどこで食べても多い。健啖家には嬉しいエリア。
文久元年創業。二代目・矢作茂右衛門よりくだること現在で六代目に当たる。
製粉にはこだわり、厳選された国産蕎麦を低温冷蔵し、その日使用する分だ
けを、江戸時代より伝わる製粉機で粉にするという。
ただ、製麺は機械打ちではないだろうか。でないと数百人分の蕎麦など打て
ない。そのせいか、残念ながら蕎麦のカットが不十分で、御覧のとおり、麺同
士が一部くっついている。
「あのさあ。人が食べているものを見て、いろいろ解説しないでよ」![]()
全然鶏中華が出てくる気配がないので、僕が苛立っていると判断したのか、
「ちょっと食べてみる?」![]()
貰って食べてみた。ん~。なんか太くて硬いね。
「もっと食べる?」![]()
遠慮することにした。やはり定番の鶏中華を注文する客が多いのだろう。手
持ち無沙汰にしている客が多い。皆胡乱な眼つきで虚空を眺めている。おサ
ルが殆ど完食しかけたところで、店員が僕のなにもないテーブルにハッと気
づき「すぐ来るからね」と言ってくれた。
スタッフの数は尋常ならぬ数なんだけど、注文と片づけだけで大わらわ。
しかも厨房は戦場と化している。注文した順ではなく、一度に纏めて作る
システムのようだ。ようやく鶏中華が出てきた。席について待つこと30分。
なるほど。鶏肉が載っている。他には刻み海苔、ミツバ、白葱、揚げ玉と云った
ところ。鶏ガラだしの脂だろうか。表面とどんぶりの縁にギラギラ浮いている。
それにしてもだ。鶏肉少なくないか。隣の客のどんぶりには鶏肉が大盛りになっ
ているのを見てしまったのだ。
しっくりこないながらも麺を観察する。かなりの太さの麺だ。確かに拉麺とい
うよりも中華そばだね。麺もモチモチしている。そしてつゆは鰹節と鶏ガラだ
ろう、和風テイストとしてはかなり濃厚な部類。残念なことに麺自体の量はた
いしたことがなかった。米沢ラーメンは凄い量だったけど。地方文化の差?
脂が凄いのでこうして写真をバカバカ撮っていても、全然スープが冷めない。
食べ始めるとわけない。あっという間に平らげてしまった。
ま、好き嫌いの分かれる味だったけど、濃い味つけ、脂の濃厚さを求める方
には好いんじゃないかな。
★ ★ ★
因みに隣の客が食べていたお肉満載のそばは「鴨ラーメン」だったようだ。ちょ
っと安心した。
【僕の五段階評価】★★★
(次の「2018東北遠征GW」に続く)
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