旅の思い出「龍泉洞」(2017岩手遠征⑤) | ひつぞうとおサル妻の山旅日記

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ひつぞうです。
おサル妻との山旅を中心に日々の出来事を綴ってみます。

「龍泉洞」

 

往訪日:2017年5月6日

所在地:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1

営業時間:8時30分~17時(見学時間30分程度)

入場料:1,000円(子供500円)

アクセス:盛岡ICより国道455号経由で約90km

 

≪第一地底湖の鮮やかな碧≫

 

こんばんは!ひつぞうです。
いよいよGW岩手の旅物語もこれで最終回。
最後に訪れたのは日本三大鍾乳洞の「龍泉洞」です。
 
とりわけ「ドラゴンブルー」の名称で有名な地底湖。
ジオパーク好きなひつぞうとしては必見でした。
 
実は昨年の台風10号の影響で地底湖の水が溢れ
電気設備と見学施設に壊滅的な被害を与えたそうです。
(岩泉町を流れる小本川も氾濫し、いまでも沿道の復旧は
完工していませんでした…。)
 
よし!地元におカネを落として貢献だ!
 
★  ★  ★
 
この日はGWの最後に近く、小雨模様の天気だったので
駐車場には待たずに停車できました。
 
料金を払ってさっそく探検開始(JAFの割引などはありません)。
 
 
30分もあれば見学できるそうです。
洞窟内部はキクガシラコウモリなどの生息地になってます。
天然記念物にも指定。
 
洞窟は深くそして長い。
ただし幅は狭い。そんな感じです。
 
 
「長命の淵」
 
這入るなり地底を流れる川があります。
雨が降っていた所為か水量が多い。
それにしても水が綺麗ですね。
(この辺りまでは発光ダイオードはありません。自然の色)

 

 

縦に深く亀裂が入った洞窟です。

 

 

まるでカプリ島の「青の洞窟」みたいですね。
 
 
天井から水滴がぽたぽた落ちてくるので、アクリル板の天井が設置されています。
 
 
コウモリの棲む「摩天楼」を過ぎると「玉響の滝」です。
堕ちたら心臓麻痺だな。
 
 
だんだん深くなってきました。
色が青く澄みきっているのは石灰岩の影響でしょうね。

 

 
おサル、落っこちないようにね。
 
 
一度出来上がった鍾乳洞が陸地の沈降で水没したんでしょうか。
 
 
「月宮殿」だそうです。
どうでもいいけど、やっぱりこの色は駄目やろ。
 
 
ふむふむ。気持ちは判るけど。
なにもそーまでしなくても…。
 
 
「ビーナス」のお尻。
おっ!確かに!この隆起、まるでイモトの足腰。
 
 
遂に鍾乳洞のメインスポットです。
 
 
「おおっ!すご~!」サル
 
「第一地底湖」 水深35mです。
全ての地底湖は地下で繋がっているんだよ。
 
 
「第二地底湖」 水深38m。
 
ちょとだけこっちの方が深い。
この照明設備がないと、深さは判らないな。
 
 
最後に「第三地底湖」。水深98m。
それまでの二倍以上あります。
 
見ているとなんか魂が吸い取られそうな感じ…。
他にも未公開の地底湖があるんだそうです。
 
あまりに広過ぎて、全てを探検できていないとか。
高いところは平気だけど、狭いところと暗いところはNGだなあ。
 
 
このすぐ上に出口に繋がる場所があります。
 
 
最初に発見した人は驚いたでしょうね。
秋吉台ほど特徴的な鍾乳石がある訳ではないけど
この地底湖は他では見ることができません。
ちょっと交通の便が悪いけれど、一回は訪ねてみる価値大です。
 
 
いつの間にかおサルを追い越してしまったようです。
暗いとよく判らん。
 
 
こういう利用法もありますな。
 
 
一番深い第四地底湖はなんと水深120m(日本一)!
残念ながら非公開。
 
そして今でも調査は継続しているとか。
まさにナショジオの世界。
 
周辺は石灰岩の奇峰に取り巻かれた景観でした。
穴めぐり好きな方は是非往訪されたし(笑)。
 
(終わり)
 
 
いつもご訪問ありがとうございます。
(ようやく終わりました~)