4月2日


Aのお墓参りに行きました。


私の自宅から電車で片道2時間近くかかります。


昨年、桜の季節に行ってみたら綺麗で良かったので、今年も桜の季節にしました。





駅から霊園の無料バスが出ていて、そのバスの車窓からの眺めです。

右手に枝垂れ桜






霊園からの眺め





Aのお墓からの眺め



Aのお墓は、急な階段を上った所にあります。


Aのお母さんが「若い頃は何も考えずにここを買ったけれど、年を取ってからこの階段を上るのが辛いわあせる」とおっしゃいました。


私も、自分がAのお墓参りできるのは、70歳くらいまでだろうなと予想しています。

もう少し近くて、階段の下にあったら、年を取ってからも長く通えそうなのになあ!





でも、Aはここから桜をゆっくり眺めて喜んでいるのだろうな~おねがい


ここのお墓にいるのかわからないけれど。


Aが私の家にいつもいるのならば、「片道2時間もかけて行かなくていいよ~笑い泣き俺はお墓にはいないんだから!いつも一緒にいるのに、なんでわざわざ遠くまで行くの爆笑」って笑われそう。


このことは、お墓参りの時にいつも考えます。


でも、どんなに遠くても、お墓参りはしたいのです。


「わざわざ行かなくていいよ!」と言いながらも、きっとAは喜んでいるはずだから。


A のお母さんも「お墓参りしてくれてありがとう!Aが嬉しそうにはにかんでいる顔が見えるわ。」と喜んでくださいました。






お墓の周りに、Aのお母さんが可愛い置物を置いておられました。


犬とミニーちゃん






小さな黒と白の犬






ふわっふわの毛並みの良さそうな犬



お母さんは、犬好きだった息子さんのために、こうしてお墓の周りに犬を置いているそうです。



お母さんの息子さんを想う気持ちにジーンときました。






この桜もお墓から見えました。





Aが子供の頃に「ここがいい!」と自分で選んだ場所だそうです。


Aがくじ引きをして当選し、ここを買うことになったとのことです。


自然が好きなAらしいな。







駅に戻ります。


霊園の無料バスの車窓から、大きな枝垂れ桜が見えました。





次々に桜と綺麗な景色が流れていき、今回のお墓参りも癒されました。



来て良かったニコニコ




駅のスターバックスでランチ


生ハムとモッツァレラチーズのサラダラップ、チャイティー





西武池袋線の『元加治駅』で降りました。


お墓参りは、今回で4回目。


今まではお墓参りだけで精一杯でしたが、だいぶ慣れてきたので、寄り道して帰ることにしました。




『元加治駅』前にあった地図


ここは、埼玉県飯能市


有名な『ムーミンバレーパーク』はAが生きている頃に二人で行ったので、今日は初めての場所に行く予定です。


前々から行きたいと思っていた『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』です。


『ムーミンバレーパーク』と同じムーミンの公園ですが、小規模で無料らしいです。


そんなに時間がないので、小規模のほうが嬉しいです。しかも無料音譜




『上橋』を渡ります。





入間川


桜を眺めながら川原をお散歩する地元の住民の方が見えました。





反対側

山のふもとに桜並木が見えています。

















入間川の桜並木











『元加治駅』から徒歩約20分で、目的地に到着しました。


トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園





入口の道や木立がすでに北欧フィンランドの雰囲気だわ~アップ







開園から20年を過ぎました。







この公園は、北欧の童話作家として有名なトーベ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生まれました。









きのこの家





きのこの家に入ってみました。



急に雨が降りだしたので、中は家族連れで混雑していました。









天井にランプの模様が写し出されている。












1階は、暖炉がある「いこいの広間」






2階からは、ムーミンの家らしい不思議な空間が広がっていました。






窓の形も変わっているし、窓からの眺めも北欧にいるみたいで癒されます。





























































可愛い椅子とテーブル























外階段も不思議な感じ














ムーミン達のベッドもありますよ。














赤いワンピースが見えます。





















地下室の扉にムーミン






地下室







地下室を出ると、小川がありました。







にゅうえん にゅうがく おめでとう







真っ青な壁の家は、カフェ






カフェプイスト


プイストとは、フィンランド語で「公園」という意味。































ヨーグルトケーキ 瀬戸内レモン風味


冷やしてあるケーキで、お味は普通でした。


アイスカフェオレ、美味しかったです。


お皿にムーミンがいて、嬉しい音譜







北欧の雰囲気がする素敵なカフェでした。




























スズラン








中を通れるのです。






白いテント、子ども劇場(コンサートやイベントが行われるホール)


子ども劇場でトイレを借りました。


カフェにもありますよ。





森の家





森の家の正面





森の家の一階は、トーベ・ヤンソンに関する資料展示コーナー


















2階は、図書コーナーで自由に読者を楽しめる。

飯能の特産「西川材」のヒノキの丸太を使用した波打つ壁が特徴。




子供が座って読書していました。






外のベンチも変わっている。


時間がなかったので、私は行っていませんが、公園の上のほうに散策路がありましたよ。


大きな無料駐車場もありました。


このベンチでしばらく休憩して、『元加治駅』から電車で家に帰りました。


Aもまた私の家までついて来たに違いない。








スピッツ 『猫になりたい』



Aとの二人カラオケで、私が歌っていました。


「広すぎる霊園のそばのこのアパートは薄ぐもり」

歌詞に霊園が出てくるんですよ。


「猫になりたい 君の腕の中 寂しい夜が終わるまでここにいたいよ」


大好きな曲です。


Aのお母さんに「Aさんのことは一生忘れません。私の大切な宝物です。」と言いました。


Aのお墓の前でも「いつも見守ってくれてありがとう!Aのことは一生忘れないよ。安心してね。」と話しかけました。




A→私の恋人です。

2021年2月に交通事故で亡くなりました。

加害者は、90歳代の男性です。