急がれる原発事故防災計画!!
原発立地県と他周辺地域の温度差。


【原発防災訓練見送りに批判 福井県議会原特委 委員から意見相次ぐ】

産経新聞
[3/13 07:55]

県議会原発・防災対策特別委員会が12日開かれ、平成24年度の原子力防災訓練が見送られることへの批判や、原子力規制委員会の調査団による原発敷地内の断層(破砕帯)への県の姿勢に意見が相次いだ。

特別委では、県が原発5キロ圏内の住民避難計画素案を報告。

敦賀市選出の石川与三吉委員(自民党県政会)が、防災訓練時に住民らがげたを履いて避難する実態などに触れ「訓練時から意識を高く持たなければ、計画通りには行かない。一時的な水や食料の持ち出しも含め、指導するべきだ」と指摘した。

佐藤正雄委員(共産党)も「常日頃の備えが重要といっているのに、今年度は原子力防災訓練はやらない」と批判。

「素案は5キロ圏内だけと主張すると、そういう風にとらえられかねない」と広域避難対策が不十分とうつるとの懸念を示した。

県側は国の防災計画の進捗に応じて範囲を拡大する方針を示した上で、石塚博英安全環境部長が「福島の事故が起きてから、昨年も訓練はしている。その中での5キロ圏内での案を策定したもの。訓練は年度にこだわるわけではない」と説明した。

また、原子力規制委による破砕帯調査について野田富久委員(民主・みらい)は、県が透明かつ幅広い議論を求める方針を再三示していることについて、「規制委の審議途中に、県が意見するべきではない」と苦言を呈した。

一方で、ほかの委員からは「国任せでいいのか」「県もきちんと態勢を整えるべきでは」など、県原子力安全専門委員会での議論を求める声が相次いだが、県側は「専門性が幅広すぎる。国がしっかりと判断した評価を県の専門委員会で確認していく」と述べるにとどめた。


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原発立地自治体としては原発マネーも大事かも知れない。

しかし、それ以上に県民の安全・健康を守る事の方がよっぽど大事ではないのか!?

個人的な考えだが、原発立地自治体としては、真剣かつ大掛かりに原発事故を想定した避難訓練を実施すれば住民の原発に対しての不安を煽る要因になりかねない事を懸念しているのでは?と疑いたくもなる。

今まで築き上げて来た原発安全神話を崩す訳にはいかないだろう…

しかし、原発事故による放射能被害が及ぶ周辺地域にとっては、大問題である。


【福井の原発事故想定 避難パターンを提示 関西広域連合】

産経新聞
[3/13 15:00]

関西広域連合の広域防災計画策定委員会(委員長、河田恵昭関西大教授)が13日、神戸市内で開かれ、広域防災計画のうち「原子力災害対策編」をまとめた。

福井県に立地する原発の事故を想定し、同県と、隣接する滋賀、京都から住民が府県外に避難する場合、除染のための「スクリーニングポイント」を通過するなど、行動の基本パターンを提示した。

6月の広域連合議会に提案し、可決されれば、これを基に関係自治体が避難計画を個別に作成する。

基本パターンでは、交通渋滞を抑えるため、原則として住民はおおむね30キロ圏内の「一時集結所」に徒歩などで集まり、そこからバスなどでスクリーニングポイントに移動し、受け入れ先の避難所に入る。

ただし、地域事情や時間の制約で自家用車で直接スクリーニングポイントに向かうことも可能とした。

また、関西の主要な水源で、放射性物質の汚染が懸念される琵琶湖については、滋賀県が平成25年度末をめどにまとめる水質への影響予測を受けて、広域的な飲料水の供給計画を検討していく。


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急がれる各自治体の原発事故防災計画…

間に合わない自治体の方が多い。

防災計画を急ぐ理由は、原発再稼働にある。

各自治体の原発事故防災計画が出されなければ再稼働が困難となるからだ。

これが本当に防災計画と言えるのか!?

しかし、防災計画を立て真剣に避難訓練をしなければ放射能被害が拡大してしまう。

防災計画が現実に実施される日も来る可能性は高い!!

それを判断する決め手となるのが「地元の同意」だが…


【「原発回帰」安倍政権 再稼働の行方】

柏崎市「再開議論する状況にない」、刈羽村は積極姿勢

J-CASTニュース
[13/3/13]

政府が原発の再稼働を判断する際に不可欠なのが、立地自治体の同意だ。

原子力規制委員会は新安全基準の策定を進めており、すでに骨子(案)が公表されている。

新基準は2013年7月にも施行される見通しだが、東京電力柏崎刈羽原子力発電所が立地する新潟県柏崎市と刈羽村は、新基準をどのように評価しているのか。

両自治体が、再稼働に対する考え方を書面でJ-CASTニュースに寄せた。

柏崎市は活断層の評価対象が広がったことを歓迎


柏崎刈羽原発は柏崎市と刈羽村にまたがって立地している

最初に、骨子(案)への評価や、再稼働に同意するためには新安全基準を満たす以外にどのような条件があるかについて聞いた。

柏崎市は、骨子(案)について、「関係地方自治体、国民や地元住民に説明し理解を得ることが重要」だとした上で、活断層の評価対象が従来の「13万~12万年前(後期更新世)以降」から「40万年前(中期更新世)以降」にまで大幅に拡大される見通しになっていることについては、「改めてより厳格化が求められており、その内容は、科学的にも高い信憑性が求められる必要がある」
と歓迎している。

柏崎市は書面の中で、国民や地元住民に安全性について説明するように繰り返し求めており、再稼働については
「安全確保に関する議論は、現在、進行中で、再稼働を議論する状況にないと考えています」
と比較的否定的だ。

「最終判断で前面に立とうとしない政府の姿勢に『とんでもない話』」


柏崎駅前の商店街。

雇用の確保は重要な課題だ

反面、刈羽村は、
「福島事故の教訓や新たな知見を踏まえて、更なる安全対策、安全確保を進化させることが重要。国の規制当局の判断が『安全に運転できる』という判断をすれば再稼働できない理由はない。再稼働について、それ以外の条件はない」
と、積極姿勢に見える。
政府(経済産業省)と規制委の枠割分担についても聞いた。

12年秋には、両者が「地元との合意形成はしない」と、再稼働にあたって立地自治体に理解を求める役割を押し付け合い、柏崎市の会田洋市長が「とんでもないと思う」と不満を表明した経緯があるからだ。

柏崎市は、
「再稼働の最終判断で前面に立とうとしない政府の姿勢に『とんでもない話だ』というふうに思った」
と経緯を説明している。

12年12月には政権交代を迎えたが、
「具体的に何が変わったということになっていません」
とし、事態は進展していないと受け止めているようだ。

一方の刈羽村は、
「政策は時代の条件で変化する。条件変化に対応できる能力とスピード感が重要。(政府、規制委、東電)三者の役割は、明解である」
と、特に問題視していないようだ。

刈羽村「村長は民意の代表である。責任を持って対処する」

13年1月23日には、新潟県議会で再稼働の是非を問う県民投票条例案が否決されている。

両自治体とも、条例案が否決されたことに対する評価は避けたが、再稼働にあたって地元住民の民意を問うべきかどうかについては意見が分かれた。

柏崎市は、市長が従来から
「安全確保と地域の産業・雇用を守ることの両方を見据えながら今後適切に判断をしていく必要がある。市民と相談しながら間違いのない判断を」
と主張していることを指摘。

市民の意見を聞くことは重要視しているものの、民意を問う方法については、
「今のところ具体的な考えは持ち合わせていない」
とするにとどまった。
刈羽村は
「村長は民意の代表である。責任を持って対処する」
とシンプルな回答だった。
柏崎市の会田市長と刈羽村の品田宏夫村長は、12年11月18日に行われた選挙で、それぞれ3選、4選を果たしたばかり。

会田氏は再稼働には慎重姿勢を掲げ、脱原発を主張する市民団体からも支持された。

品田氏は当初から「原発との共生」をスローガンに、規制委が安全性を認めれば再稼働すべきだとの立場を鮮明にしていた。

両自治体が再開を認めないと、原発の稼働はできない。

現状では結果として「凍結状態」が継続している。

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電力会社にとって7月が勝負どころだ!!

電力会社が黙って判断を見守っているとは思えない。


◆動燃の秘密裏工作部隊!!「Kチーム」の存在!!◆


3/8のブログで動燃の暗部の記事を載せた。
その続編とも言うべき原発反対派阻止の裏工作部隊が存在していた。


【工作疑惑の動燃元次長 「電力業界はいろいろある」】

〈週刊朝日〉
[3/13 11:34]

〈K機関(後にKチームに改名)特務隊のアクションプログラム 第1案〉と題された資料からは、旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現・日本原子力研究開発機構)が、“やらせ”や“洗脳”など原発反対阻止のために多くの「工作」を行っていたことがわかる。

「原子カムラ」の当事者たちは、一連の資科についてどう説明するのか。

ジャーナリストの今西憲之氏と週刊朝日取材班は、「Kチーム」で「本部キャップ」を務め、当時、本社の総務部次長だったZ氏に話を開いた。

* * *
――「Kチーム」とは何か。

「(驚いて)どこで調べたの? そんな話。Kチームといっても大したことはしてない。回収ウランは問題ないと、近隣市町村に説明に回っただけです。
資料も見た記憶がない」

――「Kチーム」の意味はZ氏の頭文字の「K」?

「勝手にそう思ったこともあるが、秘書課の実力者だったKさんのこと、という話もあった。あと『汚い』のKとか。何なんだろうね、という話になっていた」

――「数千万円程度」の予算は、接待などに使ったのか。

「(声を裏返して)数千万円!? 考えられないな。そんなにかかるはずがない。接待も何もしていない」

――(〈新開の活用〉の項目にあった)「やらせ投書」は?

「いろいろやるんですよ……古い話はしたくないのが本音。電力業界はどこの企業も、ほじくり出せばいろんなことがあるかもしれないが」

※週刊朝日 2013年3月22日号


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原発候補地選択から始まる原発建設。

必ず反対派は出現する。
地元に放射能を扱う原発が来るのだから安全・健康面を考えれば当然の事だ。

どの原発立地市町村に反対派がいる様に原発を建設する側の電力会社は、必ず反対派阻止を実行する裏工作員がいる。…はずだ。


浜岡原発建設当時でもかなくなに建設を拒否していた御前崎漁業組合がある時、突然に原発建設に同意した。


「原発は金なり」


今も尚、原発立地県・地元に転がり込んで来る原発マネー。

裏工作に使われる巨額な工作基金。

これら全て一般電力消費者が電気料金として支払っている。

原発反対派に対し裏工作や洗脳させ原発立地自治体に巨額な原発マネーをバラ撒いた結果、原発が無ければやっていけない人達を産み出して来た。

と、同時に原発は絶対に安全な物なのだと自分自身を洗脳してしまった人達は、福島第一原発は異次元で起きた事かの様に錯覚してしまっている。


**話し変わって**


昨日、13日の参院予算委員会で日本維新の会・西田譲議員がワケの分から無い質問を繰り返した。


まず、ビックリしたのが「福島第一原発事故で微量のセシウムが放出された…」

「現在の警戒区域即時撤回」

「除染の必要は無い」
「除染をするなら避難者にさせればよい」

「過剰なセシウム避難で原子力政策の不安を煽った」

「セシウム線量は低いのだから今すぐ警戒区域の全住民を帰宅させるべきだ」

…など、これら科学的・医学的観点からだそうだ。


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西田譲

衆議院議員 西田 譲
生年月日 1975年9月6日(37歳)
出身地 熊本県

出身校 慶応義塾大学経済学部中退
前職 千葉県議会議員
世襲 無
選出選挙区 比例南関東ブロック
当選回数 1回
所属党派 日本維新の会
ウェブサイト 日本維新の会 西田ゆずる
テンプレートを表示

西田 譲(にしだ ゆずる、1975年9月6日 - )は、日本の政治家。日本維新の会所属の衆議院議員(1期)。
(Wikipediaより)







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東日本大震災・福島第一原発事故から2年。日本各地で脱原発デモや集会が行われ、海外でも日本の原発政策に反対するデモが行われた。


【貫く脱原発 福島と共に 1万5000人集会】

東京新聞
2013年3月10日 朝刊


脱原発を訴える集会に集まった大勢の参加者=9日、東京都新宿区の明治公園

 東日本大震災からあす二年を迎える。

市民らが脱原発を訴えるイベントが九日、各地で開かれた。

東京都新宿区の明治公園では「つながろうフクシマ! さようなら原発大行動」と題した集会があり、約一万五千人(主催者公表)が参加。

ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが「私たちの思いは福島の人たちと共にある」などと訴えた。 

 集会は、脱原発を目指して署名運動を続ける市民グループが主催。

九日現在で約八百二十万人分の署名が集まったという。

 壇上で大江さんは「東京電力福島第一原発事故をなかったかのようにしようとする人々と闘う」と決意を語った。

作家の沢地久枝さんは「福島の事故を二度と繰り返さないために、私たちに何ができるか。一人一人が考えることが、世直しにつながる」と訴えた。

 集会の最後、最近になって福島市から京都に避難した斎藤夕香さん(40)が「私たちは忘れられるんじゃないかと不安。原発事故は終わっていない。さらに状況が悪化していることを知ってほしい」と壇上から訴えると、会場から大きな拍手が湧き起こった。

 集会後に参加者は会場周辺をデモ行進し、「原発やめろ」「子どもたちを被ばくから守れ」と声を上げた。



【脱原発へ1000人 高崎市街デモ行進】

東京新聞
2013年3月11日


「原発いらない」「再稼働反対」と叫ぶデモ参加者たち=高崎市で

 東日本大震災から二年を迎えるのに合わせ、脱原発を訴えるデモ「力あわせる200万群馬 さよなら原発アクション」が十日、高崎市の高崎城址(じょうし)公園周辺で催された。

子どもからお年寄りまで約千人(主催者発表)が「原発いらない」「ノーモア・フクシマ」と声を張り上げながら練り歩いた。

 昨年に続き、思想や政党にとらわれない草の根グループや市民団体、労働組合などが共催した。

 城址公園に集まった参加者は、打楽器のリズムに合わせながら「再稼働反対」などと声を上げ、市中心部をめぐった。

 夫や長男と参加した高崎市の保育士菊地行生さん(47)は「被災地はいまだに大変な状況。こうしたデモに参加して忘れないようにしたい」と話し、列に並んでいた。

 市内で農産物や土壌の放射能を測る市民測定所「クラシル」を運営している農業竹渕進さん(57)は「二年たっても放射能はまだまだやっかい。農家にも放射能対策を呼び掛けている。風化させたくない」と語った。(伊藤弘喜)



【脱原発を訴え 集会とパレード つくば】

東京新聞
2013年3月12日


パレードで脱原発を訴える参加者たち=つくば市で

 つくば市中心部の「つくばセンター広場」周辺では、市民有志ら約百人が脱原発を訴える集会とパレードを行った。

 集会で実行委員長の長田満江さん(76)は「人間と原発は共存できない。地震多発国の日本でいったん事故が起きるとどうなるかは福島の事故で明らか。多くの原発を廃炉にするまで闘い続けよう」と訴えた。

市民グループ「脱原発ネットワーク茨城」の世話人、小張佐恵子さん(60)も「原発推進派は資金力などがある。(脱原発の願いは)私たちが必死にやらなければかなわない。一緒に頑張ろう」と呼び掛けた。

 東京電力福島第一原発事故による子どもへの健康被害を懸念している母親らのグループは「原発事故がなかったかのような風潮の世の中になっているが、地道に活動していきたい」と力説。

原発事故のために福島県楢葉町からつくば市内に避難している男性(74)は「帰りたくても帰れない。われわれのようにならないためにも原発を稼働させてはいけない」と強調した。

 集会後のパレードでは参加者たちが「再稼働反対」「子どもを守れ、命を守れ」と声を張り上げ、通行人らにアピールした。(松尾博史)

◆「福島忘れるな」東海村で40人が第二原発廃炉訴え

 東海村のJR東海駅前では、「さよなら原発3・11東海アクション」があり、住民ら約四十人が日本原子力発電東海第二原発の廃炉などを訴えた。

 同駅前では昨年十一月に続き、二度目の抗議行動。

参加者が次々にハンドマイクを握り、「福島を忘れるな」「原発事故に終わりはない」「今日を東海第二原発廃炉に向けた新たな出発点に」など、それぞれの思いを述べた。

この後、参加者が黙とうし、震災の犠牲者や原発関連死した人たちをいたんだ。

 参加した同村の蛭田美咲さん(23)は「昨年、長女が生まれた。子どもたちのためにも東海第二原発は廃炉にしなければ」と話した。(林容史)



【坂本龍一、沢地久枝ら参加 脱原発講演会】

日刊スポーツ
[2013年3月11日20時39分]
 
東京電力福島第1原発事故を受け、ノーベル賞作家の大江健三郎らが呼び掛けた「さようなら原発1000万人署名」運動に取り組む団体が11日、都内で「つながろうフクシマ!さようなら原発講演会」を開いた。

 ルポライターの鎌田慧さんは「安倍政権は経済だけを言っているが、経済より命だと世界に向かって示したい」と活動継続の重要性を訴えた。

 署名活動の呼び掛け人の音楽家坂本龍一や作家の沢地久枝も参加した。

 経済評論家の内橋克人さんは「多くの人が脱原発を叫んだはずなのに、なかったことにされようとしている。民意を足蹴(あしげ)にされて平気でいるわけにはいかない。景気回復というアメをしゃぶらされているだけでいいのか」と話し、原発事故に遭った人々を忘れてはならないと呼び掛けた。

 約1000人を収容する会場は満席となった。(共同)
 


【「被爆国がどうして回帰? 」=日本大使館前で反原発集会―ドイツ【震災2年】

時事通信
[3/11 22:36]

【ベルリン時事】東京電力福島第1原発の事故から2年となる11日、ドイツ北部のニーダーザクセン州の農民らがベルリンの日本大使館前で、反原発を訴える集会を開いた。

約50人の参加者は「原発をやめろ」とシュプレヒコールを上げ、原発の即時停止を求めた。

日本で原発再稼働に向けた動きが出ていることについて、農業のモーニカ・ティートケさん(59)は「被爆国の日本がどうして原発に回帰するのか理解できない」と日本政府の姿勢に疑問を呈した。



【フクシマのこだま:脱原発は日本経済に新たな将来を開く】

ロシアの声インターネット


福島第一原子力発電所での事故を引き起こした東日本大震災から二年が経過した。

これにあわせて日本では新たな津波警戒システムが導入された。

一方、原発の再稼動を目指す政府に反対して、一連のデモ行動も発生している。

日本の原発をめぐる状況はいまのところ不確かだ。

民主党政権はほぼすべての原発を停止させる決定を行い、それは住民の支持を得る一方で、経済に打撃を与えた。

ロシアエネルギー安全保障センターのアントン・フロプコフ所長は、原発停止の決定が見直される可能性もあると指摘している。

-日本が完全に脱原発を行うと考えるのは時期尚早です。

日本の産業界は、電力不足を理由にすべての生産を諸隣国へ移動させると圧力をかけています。

それゆえ、日本政府は一連の原子炉を再稼動させる可能性を真剣に検討しています。

しかしそれは簡単なことではありません。

というのも、国民は原発に対して否定的ではないにしても、警戒感を持っているからです。

福島原発事故から2年を迎えるにあたって、日本では政府の原発再稼動の意向に反対するデモ行動が見られた。

それに関して、NPO法人「環境市民」の・本育生(すぎもと・いくお)代表は次のように指摘している。

-安部政権になりましてから、あたかも原発が再度支持されたかのように見せかけられていますが、実際はそうではありません。

日本の新聞各社による世論調査におきましても、期間はいろいろありますが、原発をやめたほうがよいという意見が7割を超えるような世論にはなっています。

ですから、日本の人々がまた「原発は仕方がない」と思いだしたということではないんです。

ただ、これからは原発がなくともやれるという具体的なものを実際に作っていかなくてはならないと考えています。

日本全体ですぐに、ということはなかなか難しいとは思いますが、たとえば、地域社会とか、企業とか、いろいろなところで具体的なものを作り出すことが可能なのではないかと思います。

我々の取り組んでいる一つのことは、市町村のなかでも環境を本当に大切にして、持続可能な社会を作っていこうというところと一緒に、環境首都創造NGO全国ネットワークというものを作っております。

そこではエネルギーをもっと少なく生活することができる社会と同時に、地域社会のエネルギー自立を高める、という取り組みをしています。

エネルギー自立というのはそのほとんどが再生可能エネルギーなわけです。

そういうことを地域から具体的に見せていこう、ということで、お互いに助け合いながらやっていけるネットワークを作っています。

また・本育生代表は、大企業のトップの間でも、これほどの大量資源消費社会ではいけないという意識が広がっており、それは将来世代への責任でもあると指摘している。

さらに脱原発によって、経済的マイナスではなく、新しい産業を作り出すことにもつながる。

つまり、企業としても今後の利益はそちらの方向にあるのではないか、ということだ。

2011年、福島原発事故の2ヶ月前に発表された「帝国データバンク」の資料によれば、すでに今後のビジネスのキーワードとして、第一に環境、第二にエネルギーが上がっている。

福島での原発事故を受けて、このような考えの企業はさらに増えた。

アントン・フロプコフ氏によれば、日本政府が原発再開の方針を固めたとしても、エネルギーバランスに占める割合は以前の30%に達することはないと指摘している。

おそらく世界平均である10%前後に落ち着くだろうというのだ。

つまり日本は火力発電所のために石油およびガスの購入量を増加させなくてはならないということになる。

-言うまでもなく、ロシアは日本の石油・ガス消費の一部をまかなうことができますし、その方向での対話は行われています。

しかしロシアの潜在力は領土問題によって制限されていますし、他の分野においても領土問題が日露の経済貿易発展を妨げています。

もちろん日本はイランなどを含めたほかの国から石油・ガスを購入することが出来る。

ここで問題となるのは輸送コストを含めた価格と質だ。

この点で、ロシアのエネルギー資源は競争を受けて立つことができるだろう。


【独環境相、脱原発へ日本と協力 廃炉支援も】

 ドイツのアルトマイヤー環境相(ドイツ環境省提供・共同)

 【ベルリン共同】ドイツのアルトマイヤー環境相は11日までに、同国が進める2022年末までの脱原発に向け、スマートグリッド(次世代送電網)や蓄電技術の開発などで日本との協力を深め、省電力や再生可能エネルギーの普及を進める考えを示した。

共同通信との電話インタビューで述べた。

 環境相は再生エネルギー関連の新たな産業を生み出すことで「ドイツからエネルギー革命を起こす」と述べ、脱原発の方針は揺るがないと断言。

日本政府から要請があれば、東京電力福島第1原発の廃炉作業を支援する用意があるとも表明した。

【共同通信】

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国会で安倍首相は「国民は我々(自民党)を選んだ」と何度も口にするが自民党を選んだのは国民の半数にも満たない。

原発推進派も同じく国民の数割り程度だ!!

自民党・安倍政権は、勘違いするな!!









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東日本大震災から2年…
テレビでは、追悼式典や現在の被災地の様子を報道している。

東北の沿岸部では、瓦礫こそ撤去されたが、更地となっ被災地沿岸部が震災の大きさを物語っている。


【被災地復興支援で得たものは 静岡】

産経新聞
[3/11 07:55]


東日本大震災から2年。

東北地方にはいまだ震災の爪痕が生々しく残っている。

本県からも多くの人が被災地に向かい、復興を支援してきたが、彼らは活動の中で何を思い、何を得たのか。

県、県警、静岡市役所に所属する3人に聞いた。

□県警管区機動隊・岩瀬盛一さん 警察官の責務 改めて実感


県警管区機動隊の中隊長として、2年間、被災地の治安維持と復興支援に尽力した。

岩手、宮城、福島の3県に計12回派遣され、県警で最も長く現場に立ち続けた警察官の一人だ。

初めて被災地に入ったのは震災直後の平成23年3月20日。

岩手県陸前高田市での行方不明者の捜索が任務だった。

建物は津波で流され、現場はがれきの山。

「あの光景、あの衝撃は忘れられない」という。

震災から1週間以上経っていたため、生存者はほとんどなく、発見されるのは遺体ばかり。

それでも「一人でも多く、家族の元へ帰したかった」と、手作業で必死にがれきをかき分けた。

福島県内の立入禁止区域の検問、避難所の警戒など、任務は多岐にわたった。

避難所では、家族を亡くした被災者に声かけをするのも任務の一つ。

しかし「自分の家族と重なり、どうしても、かける言葉が見当たらなかった」。

そんな中、強く胸を打ったのは、自分の家族が安否不明の中でも懸命に職務を全うする現地の警察官たちの姿だった。

命の大切さ、市民の安全を守る警察官の責務を改めて実感した。

これまで仕事のことは家族にも語らなかった。

だが最近は、被災地での経験や、家族間で避難場所や連絡方法を確認する大切さを周囲に訴えている。

「警察人生で貴重な経験だった。静岡で何か起きてもすぐ動くことができる。多くの人に被災地を見てほしい。それが本県のためになる」(広池慶一)


□県土木防災課・伊藤鎌太郎さん「防災対策の重要性伝えたい」

「橋の欄干があめのように、あらゆる方向に曲がっていた。
震災から1年過ぎていたのに、被害の大きさに言葉を失った。
土木技術者として、改めて津波の破壊力に打ちのめされた」

昨年4月、派遣職員に自ら手を挙げ、岩手県山田町に。

現在も同町の水産商工課で復興のために尽力している。

本業は土木だが、震災前は県危機管理部で、浜岡原発の放射能の監視や原発事故の避難訓練を担当。

だから津波被害も原発事故も、人ごととは思えなかった。

しかし、全国の自治体から派遣された職員が一緒に働く町役場では、職務遂行方法はバラバラ。

そこに人手不足も加わり、仕事は思うようにはかどらない。

復興工事を発注しようにも、地元の業者はすでに手一杯で、工事が進まないこともあった。

人材も資材も足りなかった。

仕事に追われながら、単身仮設住宅に暮らし、時には氷点下10度以下になる厳しい冬を過ごした。

そして、「ようやく自分が担当した土地のかさ上げ事業が一段落した」というこの3月末、1年間の派遣期間を終える。

「復興はまだまだ道半ば。
山田町は、どんな町になるのか。ここに来て、地域や故郷を愛する気持ちがより深くなった。
この町で実感した津波の威力に対抗するため、二重三重の防災対策の重要性を、静岡で同僚や県民に伝えたい」

三陸海岸沿いの小さな町に思いを残し、一回り成長した姿で、住み慣れた土地に戻ってくる。(田中万紀)


□静岡市水産漁港課・高橋賢二さん「津波から絶対安全な設備ない」


「必要なものは自分で探して、自分で考えて動かなければ何も進まなかった」


平成24年4月から半年間、岩手県山田町に派遣職員として赴任。

津波で防波堤などの漁港設備が破壊された小谷鳥漁港の復旧のため、防波堤の設計などを担当した。

町は津波や火災で800人近くが死亡。

うになどを捕る30~40隻の漁船でにぎわっていた小谷鳥漁港にも津波が押し寄せ、漁船の様子を見に行った人などが流され、いまだに多くの人が見つかっていない。

町はがれき除去や仮設住宅建設などを最優先したため、震災から1年以上が経過しても小谷鳥漁港はほぼ手つかずの状態。

消波ブロックなどはほとんどなく、コンクリートのがれきが押し寄せたままだった。

町には、漁港の復旧が進まないことで漁業者からの苦情が相次いでいた。

「目に見える形で復旧が進む様子を早く見せなければ、人口流出が進んで町が疲弊してしまう」

設計図完成の期限は1カ月もなかったが、そう思って自分を奮い立たせた。

しかし、震災前の設計図など資料は流され、かつての担当者にも亡くなった人が多い。

教えてくれる人は誰もいなかった。

さらに、岩手県独自の設計基準にも悩まされたが、何とか期限内に完成させた。

赴任を終え、地元の漁港関係者に経験を語る機会も増えた。

「津波から絶対安全な設備はない。船を見に行って死んだら意味がない。まずは自分の命」と訴えている。(大坪玲央)


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未曾有の大災害をもたらした東日本大震災。

震災発生直後から日本中、海外から支援の手が差し伸べられた。


人間の優しさ暖かさが身に染みて感じられた。

一方で、今回の東日大震災に伴い人間の愚かさも浮き彫りとなった。


「原発安全神話」




近い将来必ず起こる南海トラフ巨大地震。


再び愚かさが浮き彫りとなるのか…!?


【南海トラフ地震 死者32.3万人で倒壊家屋238.6万棟との試算】

NEWS ポストセブン
[3/11 16:05]

最大で死者32万3000人、倒壊家屋238万6000棟という身の毛のよだつ惨劇が想定されるのが「南海トラフ地震」だ。


南海トラフ地震とは、静岡県沖から四国・九州沖にかけて伸びる浅い海溝(トラフ)で発生する巨大地震のこと。

想定震源域によって東から東海地震、東南海地震、南海地震と3つの地震に分けられるが、このうち1つでも地震が発生すると残りの2つも“ドミノ式”に連動して地震を起こす可能性が高いとされている。

この「3連動地震」は30もの都府県に壊滅的な被害をもたらすうえ、30年以内の発生確率が東海88%、東南海70%、南海60%といずれも危機が差し迫っている。

国は2003年、1707年(宝永4年)に発生した南海トラフ地震を参考にM8.6で被害を算出し、死者を2万5000人としていた。

しかし、「想定外」で衝撃を受けた東日本大震災の反省から再度調査、検証し、M9.1に修正。

改めて試算した結果が冒頭の32万人を超える死者数なのだ。

東日本大震災の実に20倍近い想定死者数は、2004年のスマトラ島沖地震の死者・行方不明者数約28万人をも大きく上回る人類史上最悪の事態だ。

巨大な津波を発生させるプレート型地震である南海トラフ地震。

実際に高知県黒潮町の34.4mをはじめ、静岡県南伊豆町で25.3m、三重県尾鷲市で24.5mと東日本大震災をはるかに超える大津波が予想されている。

津波による浸水域は最大1015平方キロメートルと東日本大震災の1.8倍。

被害想定マップでは、静岡県から四国・九州沖までの太平洋沿岸部一帯で津波は10mを超える。

さらに恐ろしいのが、津波の到達時間だ。

震源域が陸地から近いため、場所によっては大津波がわずか数分で押し寄せる危険性がある。

さらに、武蔵野学院大学の島村英紀特任教授(地震学)は静岡県の被災状況によっては全国規模でさらなる混乱を招くことになると指摘する。

「とくに危惧されるのが幹線道路、東名高速道路、東海道新幹線が海沿いを並走する静岡です。ここに10mを超える津波が襲来すると、日本の大動脈が東西に分断される恐れがあります。さらに静岡県内の浜岡原発には19mの津波が想定されますが、建設中の防潮堤はそれより1m低い。
原子炉は運転停止中ですが、核燃料棒は保管されたままなので、福島原発のような状況になりかねません」

※女性セブン2013年3月14日号


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どんなに防災強化しても東日本大震災をはるかに上回る甚大な被害をもたらす南海トラフ巨大地震!!

東日本大地震より陸地に近い場所で発生する南海トラフ巨大地震は、その揺れも津波の破壊力も桁が違う。

東日本大震災の教訓は、巨大地震発生後にしかいかされない。


国は、32万人の犠牲者想定は、防災訓練や防災計画の見直しなどで減災出来ると言っているが、この想定には、海溝型巨大地震による海底地滑りが含まれていない。

この海底地滑りをシミュレーションに追加すれば更に被害想定が拡大する。

防災訓練や防災計画で減災出来たとしても、この想定の被害が予想される。

東海から南海にかけて設置された地震・津波を観測するセンサー(観測機器)類が南海トラフ巨大地震の予兆をとらえる事が出来れば減災が可能だが、地震は予測出来ないと言う現在の見解から当てには出来ない。

そして被害を拡大する要因の浜岡原発を保有する中部電力も相変わらず胸を張って「大丈夫」と言っている。

想定を見過っていながら「大丈夫」な訳が無い!!


その浜岡原発の再稼働とメルトダウンを早めるのが自民党・安倍政権だ。



【早期帰還へ環境整備推進=核燃料処理は継続―安倍首相】

時事通信
[3/11 16:51]

安倍晋三首相は11日午後、東日本大震災から2年を迎えたことを受けて首相官邸で記者会見した。

首相は、東京電力福島第1原発事故で避難した周辺住民の帰還について「夏ごろをめどに、いつまでに道路や水道が復旧し、医療・福祉の体制が整い、住めるようになるかなど、早期帰還に向けた道筋を明らかにしていく」と述べ、先に策定した「早期帰還・定住プラン」に基づき、関係自治体と連携しながら、環境整備を進める考えを示した。
首相は津波による被災者の高台移転について「土地買収や埋蔵文化財調査などの問題がある。高台移転を加速できるよう手続きを大胆に簡素化していく」と強調した。

政府は土地収用手続きの審査期間を短縮するなどして、用地取得の迅速化に努める方針だ。

また、福島県の振興策として「福島県沖で世界初の本格的な浮体式洋上風力発電所の技術開発や実証をしたい」と述べた。

一方、原発の使用済み核燃料処理に関し、首相は高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)や青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場を挙げて「わが国は世界でも高い核燃料サイクル技術を有している」と指摘。

その上で「世界各国と連携を図りながら引き続き取り組んでいく」と述べ、継続する考えを示した。


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被災地の復興をスピード感を持って進めるのは当然の事。

今まで遅すぎたくらいだ。

当たり前の事をさも「自民党政権は、やるときはやる~♪」「やると言ったら必ずやる~♪」と勇ましく言うのは得意中の得意だ。

昨夜の自民党3議員が出演したテレビタックル(テレビ朝日)を見ていても上から目線で語るところは、相変わらず自民党らしい。

まあ、復興に関しては、先の民主党政権より自民党の得意分野の公共事業だけに進みそうだが…

復興は、自民党政権に任せるしか手はないが、記事後半の使用済み核燃料については、何を勘違いしているのか安倍脳ミクスを疑いたくなる。


福島第一原発事故を教訓として?使用済み核燃料の再利用を進めようとしているのか?

『「わが国は世界でも高い核燃料サイクル技術を有している」』?


『「世界各国と連携を図りながら引き続き取り組んでいく」』?


世界が見捨てた核燃料サイクル。

日本だけが出来もしないのに頑張っているだけで世界と比較する意味すら無い!!


原発再稼働ありきの核燃料サイクル。

燃料サイクルの副産物の核のゴミの事は考えていない自民党・安倍政権。


先送りの先にあるものは…


日本の悲惨な未来だ!!








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