今の自民党・安倍政権にとって何が一番大事か!?
口先だけは「福島の復興なくして日本の再生は有り得ない」みたいな事を言っているが、一番大事なのは、「デフレからの脱却」
福島の復興は、二の次にされている。
そんな自民党を選んだ人達も「デフレからの脱却」が第一と考えている。
更に福島はおろか東北被災地の復興も二の次にされてしまっているのが今の現状だ!!
【3.11から見る日本政治の限界】
東洋経済オンライン
[3/11 08:00]
■ 「民主主義」に抹殺された被災地・福島の声
2011年3月11日、筆者は地球の反対側にいた。
ある資源をめぐる仕事でチリのマッキンゼー・サンティアゴオフィスに駐在していたのだ。
真夜中、ホテルのフロントの女の子が血相を変えて部屋に飛び込んで来た。
ぐっすり熟睡していた筆者をたたき起こし、「テレビを見て! 」と叫んだ。
スクリーンに映っていたのは、母国日本を襲う津波の姿だった……。
あの日から、もう2年が経過した。
多くの日本人は、まるであの災害がなかったかのように、元の生活に戻った。
しかし、まだ平穏な生活を取り戻せていない人たちが存在していることを忘れてはならない。
昨年12月に行われた衆議院議員選挙。
被災地・福島の有権者はどんな投票行動をとったのか。
日本全体では「自民党圧勝」という結果に終わったが、被災地・福島をみると、実は自民党に対する支持率はさほど高くない。
津波で家族を失った復興副大臣の黄川田徹、福島県選出の玄葉光一郎は小選挙区で当選し、福島第一原発のある選挙区でも吉田泉が比例復活で当選している。
東北はもともと民主党が強い、という事情もあるが、このギャップが生じた理由を考察してみたい。
■ 福島で圧勝したのは「棄権票」?
特に世界が注目したのは、福島第一原発事故だ。
筆者は、震災の2カ月ほど前、仲間と一緒に福島を訪れていた。
すっきり飲みやすい地酒と甘みの強いイチゴ、美しい山と風情のある単線鉄道が印象に残っている。
その福島で起きた事故は、国家のエネルギー戦略に転換を余儀ないものにした。
福島第一原発がある福島県第5区では、6党もの候補者が乱立した。
まず、注目すべきは、福島で圧勝したのは「棄権票」だった、という事実だ。
福島県第5区の投票率は、68%から55%へ、大幅に下落している。
戦後史上最低となった全国平均の59%よりもさらに低い投票率だ。
彼らの関心事は「原発事故の収束、復興」だったはずだが、どの政党も主張があいまいだった。
廃炉政策、中間貯蔵施設の設置や帰村の見込み、賠償、雇用政策、健康・風評被害対応など、たくさんの論点があるのに、どの政党も「復興」のスローガンばかり。
自民党以外の政党は皆「脱原発」を主張したものの、違いが見えなかったし、「脱」とか「卒」とか、言葉遊びに陥った感がある。
すべての政党が「原発」を争点にしたいがために、福島で擁立合戦が起きた。
その結果、非自民票は分裂し、自民党が勝った。
政治家のエゴが、福島の有権者の声を抹殺したのだ。
■ 「日本全体」での民主主義はもう限界?
ここでの問題点は、日本全体で「民主主義」をやろうとすると、当事者意識の低い大多数の人々の意見が優先される、ということだ。
原発にしても、福島の声は国政に届かず、リスクを感じていない人々の意見が優先されてしまう。
都市部と地方間での「1票の格差」を是正せよ、と騒ぎ立てることが多いが、少数の当事者の意見を抹消することが本当に正しいのだろうか。
「2030年代までに原発をゼロにする」と叫んでも、今の衆議院議員の過半数は、2030年時点には60歳以上の高齢となる。
日本全体でみれば、高齢者の人口が圧倒的に多いため、民主主義の原理によって、若者ほど当選率は低く、高齢者ほど当選しやすい構造となってしまう。
これでは、2030年に責任を持てる若い政治家は生まれない。
世代という観点からも「日本全体」での多数決民主主義は、当事者達の声をかき消してしまうのだ。
■ 永田町の人たちは「東京かぶれ」?
原発事故で取り残された人たちの避難の記録を取材している、ジャーナリストの相川祐里奈さんから、耳の痛い話を聞いた。
「飯舘村出身の高校生の母親に取材をしたことがあります。
『高校を卒業したら福島を出てもいいんだよ』
という母親の言葉に対して、高校生の娘は
『東京に行ってしまったら、福島のつらさもいろんなことも忘れちゃうでしょ。
東京から帰ってきた友達はみんな東京かぶれしてるように見える。
私は、東京人みたいにひとごとのような顔する人になりたくない』
と言ったというお話を伺いました」
筆者自身、阪神大震災の被災者だったこともあり、今度は自分が東北の力になる番だと思い、チリから帰国してすぐ、3月27日に宮城県へ泥かきに行った。
がれきに埋もれた光景が延々と続く街で、まだ海水をたっぷり含んだ重たい泥をビニール袋に詰めて捨てた。
しかし、それから2年、筆者もしょせん東京人、日々の忙しさの中で、被災地を「ひとごと」のように感じ始めていたのかもしれない。
そしてまた、永田町の住民も所詮「東京人」だ。
衆議院議員480人のうち、462人が大卒だが、実はそのうち4分の3以上の議員が「東京の大学」を卒業している。
福島から当選した衆議院議員議員8人も、全員「東京の大学」を出ている。
飯舘村の高校生の言葉を借りると、みんな「東京かぶれ」してるということだ。
別の言い方をすれば、残念ながら、地方では政治リーダーとなる人材育成ができていないのだ。
この記事を書くに当たって、筆者は福島のとある町役場で働く友人を訪ねた。
地酒を飲み交わしつつ、彼は言った。
「うちの町には中学校までしかない。
だから、若者が必ず高校から外へ出て行ってしまって、町に人が残らない。
せめて農業高校でもあれば、そのまま町で農業をやってもらえるかもしれないのに……」
被災地・福島は人不足に悩んでいる。
箱モノ中心の再分配に偏り、地方で人を育て、地方に人を根付かせる仕組みを築いてこなかったことが、根本原因だ。
■ 今、問われる「代議士」のプロフェッショナル
震災を契機に「国家」が揺らいでいる。
「絆」という言葉が2011年の漢字に選ばれたものの、一方で行政や政府に対する不信感は高まるばかり。
地方の声を聴くことなく、負担を押し付け、むしろその負担を自ら負うような思考構造を築いてしまうのは、植民地政策と同じだ。
そして、「代議制民主主義」が揺らいでいる。
福島の声なき声をくみ取れない政治家に存在価値はない。
福島の方々の政治への不信感は極めて大きいと感じた。
電力会社の労組に気を使い、原発反対の活動家にもペコペコする政治屋さんでは、信頼されなくても仕方ない。
この不信感こそが、戦後史上最低の投票率を招いた。
代議士は「代わりに議論するサムライ」と書く。
代議士は議論のプロであるべきであって、声を出せない福島の方々の「声なき声」をくみ取り、行政に反映させてこそ、価値があるのであり、三権分立の神髄がそこにある。
安易に「国民投票」に逃げてはいけない。
■ 「東京原発」を再評価せよ!
2004年公開の映画「東京原発」では、役所広司が演じる東京都知事が東京に原発を誘致しようと提唱する。
物語内では、原発の危険性や行政の無責任な態度をユーモラスに描いているが、今こそ「東京原発」を実際に公言してみてはどうか。
東京に原発が来れば、東京人がエネルギー政策を「他人事」から「自分事」化するようになる。
最も電力を浪費しているのは東京都民だ。
おそらくは、投票行動も変わる。
また、原発の安全基準などにも厳しい目を注ぐだろう。
中立的な機関として国会に設置された東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)が、昨年7月に発表した報告書には、7つの提言が明記されているが、目を通した有権者は何人いるだろうか。
2月28日の安倍晋三総理の施政方針演説では、明確に「再稼働」が宣言された。
自分の目の前に原発を持ち込まれてもなお、人々は「再稼働」か「廃止」かという他人事のような二元論を続けるのだろうか。
そして、原発行政・電力会社を信用できない人は、東京を去るだろう。
そのことで地方に人が流れる。
教育制度を充実させ、大規模農業などの自立経済を築くことで、地方を活性化する。
国は、地方をもっと信頼すべきだ。
永田町や霞が関が、北海道から沖縄まで、地方の実情をすべて把握することは不可能だ。
できないことをできないと言い、できる人に任せるのもリーダーの役割であり、プロの姿だ。
このままでは、次の参院選でも、誰を選んでいいのか、わからない状況が続いてしまう。
そもそも、参議院議員は「代議士」とは呼ばないが、国会議員は皆、リーダーシップを持ったプロの「代議士」に変わるべきだ。
哀しいかな、リーダーシップ、プロフェッショナルという言葉がカタカナでしかないことが、これらの能力が日本由来のものでないことを物語っている。
2年前の事故を決して忘れてはいけない。
本当の「復興」とは、決して被災地・福島だけの問題ではないのだ。
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~拡散・転載希望~
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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。
しかし、これで終わらす訳にはいきません。
世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…
私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…
静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…
「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。
静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。
※浜岡原発に対する意見
浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!
浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。
川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。
浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。
県外からのメッセージもお願いします。
◆川勝平太知事宛てメッセージ◆
送付方法:fax 054-221-2164
TEL 054-221-2202
手紙 〒420-8601
静岡県 葵区 追手町 9番6号
静岡県庁 静岡県知事 川勝平太
知事への意見箱
http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html
より多くのご協力お願い致します。
[浜岡原発をとめる裁判の会]
http://www.geocities.jp/ear_tn/
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「首都圏反原発連合」
http://coalitionagainstnukes.jp/
≪さよなら原発1000万人アクション≫
オンライン署名
http://sayonara-nukes.org/
みんなで決めよう「原発」国民投票
http://kokumintohyo.com/archives/5904
≪全国脱原発デモ情報拡散≫
http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index
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