「原発を廃炉にすると費用は国民持ちですよ~、それでも良いのですか~」

…と、でも言わんばかりの経産省。

日本から原発を無くす為に、その費用を電気料金として利用者が負担すると言うなら納得出来るのだが、ずさんな審査を経て活断層の真上に原子炉を建て廃炉となる原発に対し「電力会社の経営破綻を回避する為」ともなれば納得はいかない!!


【廃炉損失、利用者負担へ=原発会計を見直し―経産省】

時事通信
[6/3 17:31]

経済産業省が月内に着手する原発の会計制度見直しでは、電力会社が原発の廃炉を決めた場合に発生する損失を、一度に処理せずに複数年に分割して会計処理する方法などが検討される。

電力会社の経営破綻を回避して廃炉を着実に実行させるため、積み立て不足の廃炉費用などの損失については、電力料金として利用者から引き続き回収できるようにする方法が有力視されている。

原発は40年の稼働期間を想定し、その間に廃炉費用の積み立てや、資産価値の減価償却を実施。

それらの費用は電気料金の原価に盛り込み、料金の形で利用者から回収する仕組みとなっている。

ところが、7月から施行される原発の新たな規制基準により、活断層が直下にある原発などが40年を待たずに廃炉になれば、電力会社は廃炉費用の積み立て不足や、廃炉で失われる

原発の資産価値を損失として処理することを迫られる。

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ずさんな管理体制・安全神話時代の副産物の代償は、電力事業者では無く国民・電気利用者に負担が回って来る。

全く理不尽極まりない話しだ!!

【もんじゅ舌禍「事故は常に起こりうる」 引責辞任の原子力機構理事長】

産経新聞
[6/3 09:04]

高速増殖炉原型炉「もんじゅ」=福井県敦賀市

原子力規制委員会が、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の運転再開の準備をしないよう指示したのを受け、運営する日本原子力研究開発機構の理事長だった鈴木篤之氏が5月17日付で引責辞任した。

理由は1万点近い機器の点検漏れだが、学者出身の鈴木氏は「形式的なミス」などと原子力を扱う組織のトップにあるまじき発言で批判を浴びた。

原子力機構は加速器実験施設「J-PARC」(茨城県東海村)で研究者が被曝(ひばく)し、施設外に放射性物質が漏れた事故でも批判されている。

電力関係者からは「学者気分で不謹慎発言をする理事長はいらない」との声も上がる。

■安全軽視

原子力規制委が事実上の運転禁止命令を出したのは、鈴木氏辞任2日前の15日。

原子力機構に対する「レッドカード」だった。

重要機器の点検漏れは、旧原子力安全・保安院の昨夏の抜き打ち検査で発覚し、内部調査で膨大な数にふくれあがった。

規制委はトラブル続きの機構の体質を問題視したが、鈴木氏は、規制委の事情聴取に対し、「事故は常に起こりうる。形式的なミスが出るのはやむを得ない」と発言し、事態をさらに悪化させた。

安全軽視ととられたのだ。

実は、鈴木氏の“舌禍”はこれが初めてではない。

もんじゅでもっとも警戒しなければならない冷却材のナトリウム漏れ事故について、地元・福井県で報道陣に向かって「起こって当然」と発言したことがあった。

■ナトリウム「漏れて当然」

「誤解を恐れずに申し上げるが、(高速増殖炉で)ナトリウム漏れは起きないという方がおかしい」

東京電力福島第1原発事故で、原子力行政が揺らいでいた昨年1月、福井県を訪問した鈴木氏は、報道陣を前にこんな言葉を発した。

詰めかけた報道陣は一瞬、あぜんとなった。

もんじゅは消費量を上回るプルトニウムをつくりだせる「夢の原子炉」として、政府が核燃料サイクルの中核施設として開発を進めてきた。

しかし、水を冷却材に使う通常の原発と異なり、ナトリウムを冷却材に使うため危険性は増す。

ナトリウムは水や空気に触れると激しく反応し、発火するからだ。

実際、もんじゅは平成7年に配管からナトリウムが漏れ、火災を起こした。

加えて鈴木氏はその日、面談した西川一誠知事から安全対策の徹底を要請されたばかりだった。

「今、当然とおっしゃったのか」。

騒然となった報道陣に対し、鈴木氏は「事故は起こると思わなければならない。安全機器が作動し、運転員が対応できるかが肝心だ」と釈明した。

だが、鈴木氏は一連の発言の前に「(ナトリウム漏れは)世界の高速増殖炉で100回以上起きている」とも発言。

ナトリウム漏れを軽い事故ととらえる姿勢が透けてみえた。

■学者の思考回路

鈴木氏は核燃料サイクルの専門家。

東京大教授(核燃料サイクル工学)などを経て、18~22年に旧内閣府原子力安全委員会委員長を務めた。

委員長時代には、ナトリウム火災で長期停止中のもんじゅに最終的な「安全」のお墨付きを与え、22年5月の運転再開につながった。

委員長に在職中、原子力機構の理事長公募に名乗りを上げ、同年8月に就任した。

ナトリウム漏れを軽視する発言について、福井県の原子力担当幹部は「学者がしゃべっていると思えば違和感はないが、組織のトップとして発言するべき言葉ではなかった」と顔をしかめる。

電力会社関係者は「おおむね原子力工学の学者や理系出身の元官僚が就くポストで、電力会社のトップに比べて危機管理の意識は低かったのではないか」と分析する。

一方、西川知事は原子力機構の組織そのものに不信感を募らせる。

もんじゅを管轄する文部科学省に対し「トップが代わるだけで、組織全体の体質は変わらない」と苦言を呈し、民間からの人材登用を求めている。

もんじゅをめぐる波乱の中、J-PARCでも放射能漏れ事故が発生した。

原子力機構の「安全文化」が音を立てて崩れている。原子力機構関係者は「もはや施設の問題ではなく、組織としての安全意識が問われている」と苦しい胸の内を明かす。

安倍晋三首相は核燃料サイクル政策の継続を明言したが、J-PARCの事故で、原子力機構の運営体制が見直される可能性が大きくなった。

新理事長は、元原子力安全委員会委員長の松浦祥次郎氏が決まったばかりだが、就任早々、厳しい課題を突きつけられる。

原子力機構は、役職員の意識や管理体制など問題点を徹底検証し、抜本的な組織改革を図らなければ、解体もあり得そうだ。(平岡康彦)

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そんな、新生日本原子力開発機構を熱く応援する人もいる…


【「原子力機構体制立て直しを」 敦賀市長、理事長後任人事受け 福井】

産経新聞
[6/1 07:55]

日本原子力研究開発機構の理事長に元原子力安全委員会委員長の松浦祥次郎氏が就任することが31日の閣議で了解されことを受け、敦賀市の河瀬一治市長は、記者団の取材に応じ、「体制の立て直しに向けてがんばってほしい」と述べた。

河瀬市長は「(人事は)文部科学省が決めた話」としながらも、「今後、どういう組織になるのかが肝心だ」と指摘。

原発の立地自治体として松浦氏に求めることについては、「国民、地元との信頼関係。(不祥事など)何があっても報告、公開するという姿勢を基本にしてほしい」と強調した。

一方、河瀬市長は「トップが変わるだけでは意味がない」と従来通りの見解を示し、「時間はかかるかもしれないが、原子力規制委員会に指摘されないよう、信頼を取り戻す組織になってほしい」と原子力機構に注文を付けた。

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『「国民、地元との信頼関係。(不祥事など)何があっても報告、公開するという姿勢を基本にしてほしい」』…?
これだけ不祥事を起こす事業者に対し「信頼」を願うのか!?

「国民・地元の安全」を真っ先に考えるべきでは…?

早く「信頼」を回復してプルトニウム製造を再開して利権を回復して欲しいと言うのが本音だろう。




【脱原発国会デモ「経済だけ良ければいいのか」】


オルテナ

成長戦略に原発再稼働の推進を盛り込む安倍政権に抗議し、脱原発を訴える「反原発国会大包囲」が2日夕方、首都圏反原発連合(反原連)の主催で行われた。

市民が国会正面や首相官邸前に集まり、「再稼働反対」や「原発輸出反対」などと声を上げたほか、国会を取り囲む形で市民が歩道に広がった。


原子炉の中から迷彩服姿の安倍首相が飛び出すプラカード=2日夕、国会前で

同行動には、昼に別会場で行われた「原発ゼロをめざす中央集会」(原発をなくす全国連絡会主催)、および「6.2 NO NUKES DAY」(さようなら原発1000万人アクション主催)の各集会がデモ行進後に合流。

主催者は参加者数を6万人と発表している。

山梨県北杜市に住む木工業の男性(60才)は、迷彩服を着た安倍首相が原子炉から飛び出すプラカードを持参。

「自民党政権になってから、まるで事故がなかったかのように原発推進に転じている。国民も事故を忘れてしまっているかのよう。メディアはアベノミクスばかり報じているが、経済だけ良ければいいのか」と話した。(オルタナ編集委員=斉藤円華)


【「6・2行動」
「原発ゼロ」の声に応えよ】


「原発の再稼働はやめよ」

「原発は直ちになくそう」―

安倍晋三政権は、こうした国民の切実な声を聞き応えるべきです。
「6・2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」を統一ロゴに、東京で繰り広げられた共同行動。

「原発をなくす全国連絡会」が明治公園で、「さようなら原発一千万署名」市民の会が芝公園でそれぞれ集会を開きデモ行進のあと、「首都圏反原発連合」が主催した国会大包囲に合流するかつてない「共同アクション」です。

梅雨の晴れ間の快晴のもと、東京や福島をはじめ全国から参加しました。

なにより被災者のために「東京電力福島原発事故は収束していない。政府は収束宣言を撤回せよ」―。

「原発ゼロ」の願いは、とりわけ原発事故の被災地と被災者にとって切実です。

 事故を起こした福島第1原発は、破損した原子炉から放射性物質で汚染された汚染水が流れ続け、大量に流入する地下水が加わって、汚染水処理が大問題になっています。

事故の原因は解明されず、収束や廃炉のめども立たず、いまだに15万人を超す県民が避難したままです。

政府の避難指示区域の見直しで、長期にわたって帰れない「帰還困難区域」の住民は、7市町村で2万5000人を超すとみられています。

 政府と東電は、第1原発の1~4号機の廃止は決めました。

しかし、第1原発の5、6号機と、第2原発の四つの原子炉は廃止していません。

県内10基の原発をすべて廃止にせよとの県民の要求は当然であり、政府と東電は直ちにこの声に応えるべきです。

 福島だけでなく、安倍政権が原発事故の収束もできていないのに、「世界一安全な原発」と称して全国各地の原発の再稼働を画策し、日本の原発は「世界一安全」だと世界に売り込みを図ることほど、被災者の気持ちを逆なでするものはありません。

明治公園の集会では、玄海(佐賀・九州電力)、伊方(愛媛・四国電力)、柏崎刈羽(新潟・東京電力)などの地元から、決意表明がありました。

鹿児島県の川内原発(九電)ではこの日、独自の行動も取り組まれました。

 安倍政権は原発の再稼働や輸出に異常なほど前のめりで、近く決める「アベノミクス」の3本柱のひとつ「成長戦略」にも、「原発の活用」を盛り込もうとしています。

福島原発事故であれほどの被害をもたらしたのに、あくまで原発依存を続けようというのは、国民と世界を裏切るものです。

 日本で今ある50基の原発のうち稼働中の原発は関西電力大飯原発の2基だけです。

原発が動かなくても電力供給に問題がないことはすでに証明済みです。

大飯原発の運転を中止するとともに新たな原発再稼働を許さず、「原発ゼロ」を実現していくことこそ、政府の国民と世界に対する責任です。

国民の審判で再稼働阻止

 安倍政権と「原子力ムラ」は、7月に原子力規制委員会が原発に対する「規制基準」を正式に決めるのを受け、北海道電力泊、柏崎刈羽、関西電力高浜(福井)、伊方、玄海、川内などの原発について再稼働の手続きを進めることを計画しています。

国民のたたかいの正念場です。

6月の東京都議選と7月の参院選を重要な機会に、再稼働阻止と「原発ゼロ」実現のたたかいを広げようではありませんか。


しんぶん赤旗







【南海トラフだけじゃない…相模トラフ地震で浜岡原発が危ない】

女性自身
[5/14 00:00]

昨年末、政府の地震調査研究推進本部が公表した資料によると、「今後30年以内に震度6弱の揺れにあう確率」のトップは静岡で89.7%、続いて三重の87.4%となっている。

さらに千葉で75.7%、神奈川で71%、奈良で70.2%。

なぜこれらの地域で地震がおこりやすいかというと、静岡から三重、さらに四国沖まで南海トラフ、関東には相模トラフという大断層があるからだ。

次の大地震は、この2つのどちらかで起きる可能性が高い。

活断層研究が専門の東洋大学社会学部教授の渡辺満久氏がこう指摘する。

「関東大震災から’95年の阪神・淡路大震災までが72年、安政江戸地震(1855年)から関東大震災までが68年です。つまり、約70年周期で大きな地震がありました。阪神・淡路大震災以降、各地で群発的な地震があり、ついに東日本大震災が発生した。今後も、M6級程度の地震はいつでもどこでも起きるし、M8級の大地震だって、いつ起こるかわかりません」

南海トラフ地震が起きた場合、津波と揺れで最大32万3千人の死者が出ると予測されている。

当然、静岡県御前崎市にある浜岡原発にも大津波が襲うはずだ。

重要なのは、南海トラフだけでなく、相模トラフに起因する地震でも、浜岡原発への大津波が想定されることだ。

モデルとなるのが1703年に起きた元禄地震だ。

「元禄地震は、M8超級と推測され、関東大震災を上回る規模でした。 震源が相模トラフにつながる房総半島南端だったため、関東大震災では発生しなかった大津波が小田原など相模湾沿岸に押し寄せた」(武蔵野学院大学の島村英紀特任教授)

元禄地震で、房総半島の突端が3.4メートルも隆起し、多くの場所で液状化現象が起きた。

伊豆半島では20メートル近い津波が沿岸部を襲っている。

現在、浜岡原発では高さ22メートルの巨大な防潮堤が建造されているが、液状化現象の恐れを考えれば、福島第1原発の二の舞となる可能性は非常に高いといえるだろう。

(週刊FLASH 5月14・21日号)

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中部電力は、防潮堤の高さと強度たけを重要視しているが、地盤のモロさと砂の上に建つ事を考慮すれば、人口物が耐え切れる保証は無い。


【双方が追加主張、反論 浜岡廃炉訴訟で口頭弁論】

MSN産経ニュース
2013.5.23 12:09

 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)は大地震などが起きれば重大事故の恐れがあるとして、静岡県の弁護士らが中部電力に3~5号機の廃炉などを求めた訴訟の第9回口頭弁論が23日、静岡地裁(村野裕二裁判長)で開かれた。

 浜岡原発の安全性をめぐり、両者が追加の主張を行う。

中部電力からは、原告側が昨年申請した5号機の再稼働差し止め仮処分についての反論があるとみられる。

 東京電力福島第1原発事故を受け、住民や弁護士らが平成23年7月に提訴。

昨年12月には原告らが、中部電に判決まで5号機を運転させないよう求める仮処分も申し立てた。

中部電はいずれも全面的に争っている。3、4号機は同様の仮処分が東京高裁で係争中。


【浜岡原発の存廃訴訟 活断層論議が争点】

中日新聞
2013年5月24日



 直下に活断層があるとして日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)が廃炉となる公算が大きくなる中、中部電力浜岡原発(御前崎市)の存廃をめぐる訴訟でも活断層論議が焦点になりつつある。

二十三日に静岡地裁であった口頭弁論では「少なくとも約八万年前以降の活動はないと確認している」と活断層を否定してきた中電側に対し、原告側が根拠や八万年前以前の活動歴を問いただした。

 国の原子力規制委は七月施行の新規制基準案で、約十二万~十三万年前以降の活動が否定できない場合に「将来活動する可能性のある断層」と定義。

その上で、この間の活動性が不明確な場合は約四十万年前にさかのぼって地形や地質構造を総合評価するとしている。

 これに対し中電側は、浜岡の敷地内にある五本の断層について「数百万年程度前、海底地滑りでできた可能性が高い」との見解だが、八万年前以前の活動を明確には否定していない。

原告側はこの日、中電側に(1)実施した全調査の内容と結果(2)八万年前以前の活動-の説明を求めた。

 中電側は閉廷後の会見で、あらためて活断層ではないと主張。

ただ、相良層と呼ばれる岩盤の上にある地層を根拠に八万年前以降は「動いていない証拠がある」と説明したのに対し、それ以前は「敷地内や近傍に地層がない」などと裏付けの薄さをうかがわせた。

現段階で追加の掘削調査は予定がないという。

 浜岡原発をめぐっては、ほかに住民らが中電などに運転差し止めを求めた訴訟が東京高裁と静岡地裁浜松支部でも争われている。

控訴審の東京高裁では九月にも証人尋問が始まり、早ければ来春には実質審理が終わる見通し。


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以前にも書いたが、
浜岡原発の場合、敷地内に走る断層の有無以前に、南海トラフ巨大地震で敷地全体が2m近く一気に羽上がる事の方が問題だ。

隆起を認めている中部電力浜岡原発の見解では、「浜岡原発の敷地は、1~2mゆっくり隆起するから安全だ」(中部電力浜岡原子力発電所HPより)と、されているが、ゆっくり隆起するのなら、九州から静岡に掛けての南海トラフ沿いの震動による被害は、全く無い事になる。

それとも、浜岡原発敷地以外は、激震による甚大な被害に見舞われても、浜岡原発敷地内だけは特別で、無被害と言う事なのだろうか?


『相良層と呼ばれる岩盤の上にある地層を根拠に八万年前以降は「動いていない証拠がある」中部電力』


相良層とは…

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相良層(さがらそう)とは、静岡県遠州灘東部と駿河湾南西部に位置する御前崎の北部の相良(現 牧之原市)一帯の基礎岩盤で、平均的な軟岩と認められている。Wikipedia~

***

中部電力は、この相良層を硬い岩盤と言っているが、砂と泥で出来たこの相良層を硬いと言うのは世界でも中部電力だけだ。

浜岡原発の各原子炉は、この軟岩に直接据付けられている。

そして、相良層の上は、海から運ばれた砂や泥などの堆積物(沖積層)で、その上に冷却など重要な配管や機器が張り巡らされていれ。

しかも、地震時には敷地内で隆起・沈降が起こり配管の支柱や継ぎ目にゴムを入れただけの耐震補強は、焼け石に水となる。
実際に2009年の駿河湾地震で隆起・沈降が起こり高低差が出た。

敷地内の5本の断層が動く動かない以前の問題だ。

更に断層が動けば冷却用の配管などは、簡単に破断する。

現在、建設中の巨大な防潮堤にも問題がある。

上の記事でも書かれている液状化だ。

防潮堤の基礎は、間隔をおいて岩盤(軟岩)へ据付けられているが、それを繋ぐコンクリート塊は、砂の丘陵に置かれている。
防潮堤の巨大さが仇と出る。

そして、この防潮堤が建設されている丘陵自体、巨大地震による隆起で出来た物なのだ。

この丘陵は、浜岡原発敷地内から西側は、海底に伸び海底断層へと続く。

東側は、御前崎灯台がある海岸段丘へと続く。

御前崎の海岸段丘は、数回の南海トラフ超巨大地震によって形成された。

***

【藤原治(産総研 活断層・地震研究センター主任研究員)
過去の地震によって一気に2.8メートル隆起した跡をつきとめる。】

藤原氏はこれまでに見つかっていない隆起をもたらす活断層が近くにあることを示すものだと指摘する。

この場所は浜岡原発からわずか2キロ余り。

2キロ東側に2.8メートル隆起跡 産総研調査

http://www.chunichi.co.jp/a...

http://megalodon.jp/2012-10...

段丘の各地点を調べると、5000年前に最大2.7メートル、2400年前には最大2.8メートル、1000年前には最大1.6メートルの海底が
大地震によって一度に持ち上がり、現在の段丘を形成していることがわかった。

度重なる隆起について、同研究所の藤原治主任研究員(地質学)は「国の中央防災会議が想定するタイプの東海地震とは別の活断層があり、1000年周期で局地的に大きくずれている」と解説。

地震予知連絡会会長などを歴任した大竹政和・東北大名誉教授(地震学)は「断層の角度と規模によっては、浜岡原発に揺れとずれの両面で影響を及ぼしうる」と指摘する。

***

中部電力は、これらの活断層の隆起痕を毎日見ている。


多分、中部電力も分かっているだろうが、多額の費用を投じた中部電力唯一の原発、浜岡原発を止めるに止められなくなっている。

福島第一原発事故以降も電力需給に余剰がある中部電力。


ただ単に会社の為に浜岡原発を継続しようとうとしているに過ぎない。


南海トラフと言う超巨大活断層の真上に建つ浜岡原発。

国は、活断層の真上に原発の重要施設は認めないとしているが、浜岡原発敷地全体が巨大活断層の真上にある浜岡原発は、良しとされるのか!?


南海トラフ巨大が浜岡原発にもたらす影響は、想定出来ないくらいに大きい。




【南海トラフ巨大地震・報告、原発対策 言及なし】

しんぶん赤旗
2013年5月29日(水)



内閣府担当 「議論しなかった」



 南海トラフ巨大地震に関して内閣府の作業部会が28日まとめた最終報告では、原発事故への対策については一切言及されませんでした。

 東日本大震災では、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で地震の揺れと津波によって電源を失ったため複数の原子炉が同時に冷却できなくなり、大量の放射性物質を放出するという世界でも例のない原発事故を引き起こしました。

この事故によって周辺住民をはじめ、多くの人たちがふるさとを離れざるを得なくなりました。

いまも多数の人たちが避難生活を続けています。

 南海トラフの巨大地震が発生すると、内閣府の想定でも中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)周辺の震度は7で、最大19メートルの高さの津波に襲われると想定されています。

四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)をはじめ、ほかの原発でも地震の揺れや津波に襲われるとみられています。

 しかし、最終報告には「東日本大震災では、福島第一原子力発電所事故や震災後に発生した台風第15号により(中略)被害が発生した」というくだりがあるものの、「南海トラフ巨大地震についても、複合災害として暴風、高潮、大雨、土砂災害、火山噴火等の発生を考慮し、対策を検討することが必要」としているだけで、対策の必要な項目にすらあげられていません。

 内閣府の防災担当は、「原発事故は規制庁の担当であり、議論は一切しなかった」と説明しています。


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何故か国も政府も浜岡原発事故を想定しようとしない。

富士山噴火は想定しても浜岡原発事故は想定しない。


想定してしまうと関東全てが放射能に飲まれてしまうからだ。

首都機能は、麻痺し何百万人が避難を余儀なくされる。

国や政府として想定してはいけない事なのだ。

見て見ぬフリをしていると言った方が良いか…

先の南海トラフ巨大地震被害想定でも浜岡原発事故は含まれていない。

この時は、想定しきれないと言った理由だった。

浜岡原発が事故を起こせば想定しきれない程の大惨事となる。


告示された静岡県知事選で浜岡原発が焦点となっているが…



【3氏が届け出=浜岡原発再稼働が争点―静岡知事選】

時事通信
[5/30 09:35]

任期満了に伴う静岡県知事選は30日告示され、無所属新人で元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)=自民支持=、共産公認の新人で党県副委員長の島津幸広氏(56)、再選を目指す無所属現職の川勝平太氏(64)の3氏が立候補を届け出た。

投開票は6月16日。

運転停止中の中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働が争点の一つ。

広瀬、川勝両氏とも現時点での再稼働には否定的だが、その是非を問う住民投票の実施については、慎重な広瀬氏に対し、川勝氏が前向きな立場を示す。

一方、島津氏は同原発の即時廃炉を求める。











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福島第一原発事故の直接被害を受けた人々…

どれだけの人々が「原発さえなければ」と思った事だろう。


一方で、国内の原発が停止する中、「原発さえなければ(再稼働すれば)」と思っている人達もいる。


人間、痛みを感じ無ければ分からないのか…


【「原発さえなければ」 遺族が提訴】

NHK
5月30日 20時41分

おととし、福島県相馬市の自宅の小屋に「原発さえなければ」と書き残して自殺した酪農家の遺族が東京電力に慰謝料を求める訴えを起こしました。

東京地方裁判所に提訴したのは、東京電力福島第一原子力発電所の事故後のおととし6月、自宅の小屋に


「原発さえなければ」


と書き残して自殺した福島県相馬市の酪農家、菅野重清さんの妻で、フィリピン人のカンノ・バネッサ・アボルドさんと2人の息子です。

訴えによりますと、「自殺の原因は原発事故で酪農が続けられなくなったうえ、家族が避難して離れ離れになり、精神的・肉体的に追いつめられたためだ」として東京電力に慰謝料など1億2000万円余りを求めています。

会見でバネッサさんは、「原発事故がなければお父さんは生きていたはずなのに、家も仕事も夢もすべてなくなってしまいました。子どもたちのためにも闘いたい」と話しました。

訴えについて東京電力は、「多くの皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけしていることについて、改めて心からおわび申し上げます。訴訟に関するコメントは差し控えますが、事情をうかがったうえで、真摯(しんし)に対応してまいりたい」としています。

内閣府によりますと、震災と原発事故に関連して自殺した人の数は、ことし4月までに全国で93人に上っていて、このうち福島県と宮城県がいずれも29人と最も多くなっています。


訴えを起こした妻の思いは


訴えを起こしたカンノ・バネッサ・アボルドさん(35)は、原発事故当時、夫の菅野重清さん(当時54)と福島県相馬市で酪農を営んでいました。

しかし、原発事故のあと、生産した牛乳は出荷できなくなり、バネッサさんと2人の息子は母国のフィリピンに避難して家族が離れ離れに暮らさざるをえなくなりました。

重清さんがみずから命を絶ったのは原発事故から3か月後、事故の直前に新築したばかりの堆肥小屋でした。

壁には「原発さえなければ」ということばが残されていました。

バネッサさんは今、自宅からおよそ20キロ離れた伊達市で2人の息子と避難生活を送っています。

夫が好きだった料理を作ると、欠かさず仏壇に供え、夫の遺影に話しかける毎日です。

重清さんが小学校に入学する長男のために買っていたランドセルと制服を身に着けて通学する姿を見せることができなかったことが残念でならないといいます。

バネッサさんは、原発事故によって暮らしと家族を奪われた苦しみを償ってほしいと東京電力に賠償を求めてきましたが、応じることはありませんでした。

バネッサさんは、「夫がいない生活はとてもつらく、将来への不安でいっぱいです。原発さえなければ、みんなが仲よく普通の暮らしを送っていたはずで、夫が亡くなって私の体も半分なくなってしまったようです」と話していました。

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電力会社や原発推進派は、「福島第一原発事故で死んだ人はいない」…と、言う。

しかし、実際には、福島第一原発事故が原因で命を無くした人達が沢山いる。


電力会社や原発推進派達は、この人達の死は無関係だと思っている。



【原発事故被災者集団訴訟、千葉で初弁論 「平和な暮らし奪われた」】

MSN産経ニュース
2013.5.31 12:55


千葉地裁に入る東京電力福島第1原発事故の被災者集団訴訟の原告団=31日午前10時10分ごろ、千葉市中央区

 
東京電力福島第1原発事故で、福島県から千葉県に避難している被災者らが国と東電を相手取り、慰謝料など計約10億3千万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が31日、千葉地裁(多見谷寿郎裁判長)で開かれた。

訴状で原告側は「国と東電は原発の危険性を認識していながら対策を怠った」と主張。

国と東電側は請求棄却を求めた。

 この日は原告を代表し、福島県浪江町から千葉県習志野市に避難している夫妻が意見陳述。

「平和な暮らしを根こそぎ奪われた」と被害を訴え、「私たちのふるさとを返してください。

できないのなら、元の生活に戻れる賠償をしてほしい」と語った。

 原告は8世帯20人。

東日本大震災から2年が経過した今年3月11日に提訴した。

同様の集団訴訟は福島・東京両地裁と福島地裁いわき支部にも起こされたが、今回の弁論が全国で初めて。


【福島・浪江町「原発事故の慰謝料増額」1万人集団申し立て―月10万円を35万円に】

【モーニングバード! 】

J-CASTニュース
[13/5/30]


福島第1原発のお膝元、浪江町はきのう29日(2013年5月)、原発事故による慰謝料の見直しを求めて原子力損害賠償紛争解決センターに和解の仲介を申し立てた。

町民約2万1000人の過半数1万1602人が参加しており、集団申し立てでは過去最大、自治体が代理人となるのは初めてである。


馬場町長「怒り、悔しさ、将来への不安がこの数字に現れているんです」


慰謝料は事故による精神的苦痛に対して東京電力が住民1人月額10万円を出しているが、町はこれを35万円に増やすよう求めた。

10万円は自賠責保険をもとに算出されているが、町は避難やコミュニティーの崩壊など被害実態が考慮されていないとしている。

記者会見した馬場有町長は「町民の半数以上が集まったのは怒りですよ。怒り、悔しさ、将来に対する不安。もろもろの感情が出た同意書がこの数字になった」と話す。

町民はまだ全員が町外で避難生活をしていて、帰還のメドも立たない。

申し入れには「事故前の放射線量まで下げること」というのも入っていた。

この申し入れは弁護士の依頼や文書作成など面倒なものだが、町は代理人としてこれをまとめる。

人数が多いのはこのためもある。

東京に避難している小野田廣治さん(84)・トキ子さん(78)夫妻は「これからどんな生活になるか想像もつかない。町長に感謝します」 という。

別の参加者は「これを契機に別の自治体が立ち上がってくれればもっと良くなる」という。

自治体が代理人になってケチる東電・国に一矢

司会の羽鳥慎一「自治体が代理人になるという初の試みです」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)

「裁判するなんて思わなかった人たちがたくさんいる。代わりに自治体がというのはいいことだと思いますね。事故は天災じゃなくて人災。それで奪われたものがあれば、あがなわないといけない。でも、東電も国もケチろうとする。今回35万円というが、本当は50万円かも100万円かもしれませんよね。それを積上げたものこそ原発事故の被害額ですよ。国民も責任をとるべきです」

これまで申し立てをした人は、福島県全体の避難者15万人のうちわずか1万2000人(去年12月まで)にすぎない。

高齢者は制度があることも知らない人が多いという。

松尾貴史(タレント)「自治体が代理人になるというのは正しい判断ですよ」

高木美保(タレント)「国も東電もすくい上げる努力が足りないことを示していますよね。他のところで復興予算使われてるなんてニュース見ても、どこに思いをぶつけたいいかわからない。ひとつの光明です」

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今、福島の人達が突き付けられている悲惨な現状。
それを見ようとしないのか、目を向けようとしないのか…?


【高浜3、4号機再稼働で町長 「問題なければ準備を」 福井】

産経新聞
[5/31 07:55]


高浜町の野瀬豊町長は30日、定例記者会見で、関西電力が高浜原発3、4号機(同町)の再稼働に向け、原子力規制委員会の新規制基準が7月に施行された後に申請する方針を固めていることについて、「政府の見解と同じで、規制委が安全と判断した原発については再稼働していく。規制委には迅速な判断を求めたい。町としても(安全上の)問題がなければ遅滞なく再稼働の準備に入ってもらいたい」と述べた。

その上で、「リスクの低減は限りない。政治には規制委に対して原理主義的にならないよう指導してもらいたい」と述べ、日本原子力発電の敦賀原発(敦賀市)2号機直下を走る破砕帯問題をめぐり、規制委が事業者側に厳しい判断を示した姿勢を批判した。

このほか、原子力災害時における住民避難計画の策定事業費412万円を6月補正予算案に盛り込むと発表した。

避難計画は住民への情報伝達手段や要援護者への対応など具体策を検討するもので、6月議会の議決を得たうえで、住民代表者らによる検討委員会を経て、今年度末に策定される見通し。


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福島第一原発事故が起きるまで、福島の人達も国民も国と電力会社に「原発安全神話」と言う形で騙されていた。

しかし、福島第一原発事故で原発事故の悲惨さや騙され続けていた事が分かり、国と電力会社のずさんな管理体制も分かった。


それでも原発を欲する「地元」は将来、原発事故が起こった時、何を思うのだろうか?


「やっぱり、あの時、原発に反対しとけば良かった…」などと思っても後の祭りだ!!



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~拡散・転載希望~

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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。

しかし、これで終わらす訳にはいきません。

世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…

私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…

静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…


「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。



静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。


※浜岡原発に対する意見


浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!

浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。


川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。

浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。

県外からのメッセージもお願いします。


◆川勝平太知事宛てメッセージ◆


送付方法:fax 054-221-2164

TEL 054-221-2202

手紙 〒420-8601

静岡県 葵区 追手町 9番6号

静岡県庁 静岡県知事 川勝平太


知事への意見箱

http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html


より多くのご協力お願い致します。


[浜岡原発をとめる裁判の会]

http://www.geocities.jp/ear_tn/


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「首都圏反原発連合」

http://coalitionagainstnukes.jp/



≪さよなら原発1000万人アクション≫

オンライン署名

http://sayonara-nukes.org/


みんなで決めよう「原発」国民投票


http://kokumintohyo.com/archives/5904


≪全国脱原発デモ情報拡散≫


http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index





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