柏崎刈羽原発を抱える新潟県。
東京電力の地元を無視した姿勢に対し反発した新潟県泉田知事に政治的圧力とも言える原発推進大臣の発言!!
これが、自民党が掲げる「地元の理解を得る為に最大限の努力をする」と、言う事なのか!?
≪甘利明経済再生担当相≫
【新潟知事は「誤解」=全原発で安全確認を―甘利経済再生相】
時事通信
[7/9 12:09]
甘利明経済再生担当相は9日の閣議後記者会見で、泉田裕彦新潟県知事が東京電力による柏崎刈羽原発の安全審査申請に反発している問題について、「(原子力規制委員会に)安全かどうかを判断させないというのは、少し誤解ではないかと思う」と、知事の姿勢に疑問を呈した。
甘利再生相は「規制委は再稼働の判断をするところではない」とした上で、「安全であるかどうか、一刻も早く国内全ての原発が(同委の)チェックを受けた方がよい」と強調した。
≪茂木敏充経済産業相≫
【経産相、柏崎原発再稼働問題で新潟県の事前了解の是非は明言せず】
ロイター
[7/9 12:34]
茂木敏充経済産業相は9日、閣議後の会見で、東京電力.柏崎刈羽原発の再稼働問題で新潟県の泉田裕彦知事が、東電による原子力規制委員会への安全審査申請前に県の了解を求めていることの是非について、「イエス、ノーで答えられない問題がある」と述べ、明言しなかった。
経産相は、再稼働問題をめぐる地元自治体とのコミュニケーションについて、「事業者に対しては、引き続き地元の理解が得られるよう努力をするようにと指示を出している」と述べた。
この後、東電は県の事前了解を取るべきか、取らなくてよいのかとの質問に対し、茂木氏は「先ほど答えた」と述べた。
「地元の理解を得るように努力しろということか」との確認に対して同氏は「それも含めてだ」と答えた。
東電は今月2日、柏崎刈羽6、7号機の再稼働に向けて原子力規制委員会が8日に施行した新規制基準に基づく申請方針を取締役会で決議。広瀬直己社長は2日の会見で「地元に説明した上で、速やかに申請したい」と表明した。
5日に広瀬氏が新潟県を訪問したところ、泉田知事から「県の事前了解を取るように」と繰り返し求められた。
広瀬社長は、規制委への申請と県への説明の同時並行の手続きに理解を求める一方、事前了解については明言せず、両者の会談は物別れに終わった。
この結果、東電は8日の規制委への申請を見送った。
(浜田健太郎)
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そして、またもやコイツは…
【経団連会長、電力4社の申請を歓迎 東電の準備不足には苦言】
産経新聞
[7/9 08:45]
経団連の米倉弘昌会長は8日の会見で、電力4社が原発再稼働に向けて原子力規制委員会に安全審査を申請したことについて「新しい安全基準ができて申請したことは第一歩だ」と歓迎した。
米倉氏は今回の新基準を「世界最高峰の優れたものだ」と評価したうえで「1基の審査に半年かかるというが、並行的に安全性の審査のしくみを考えてもらいたい」と述べ、再稼働の審査期間短縮を要望した。
東京電力の柏崎刈羽原発の再稼働申請が地元自治体の反発で先送りになったことには「再稼働の前提となる規制委員会の安全性確認ができないままというのは理解に苦しむ」と、東電に苦言を呈した。
「まずは安全性確認作業。
地元自治体の心理状態を払拭することが必要だ」と指摘。
「自民党の参院選公約にも安全性が確認できれば国が前面に出て地元の理解を求めていくとある」と、国への期待感も示した。
また「燃料の購入が高くつくのであれば転嫁せざるをえない。
われわれも覚悟しておかねばならない」と話した。
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相変わらず、本当の安全より電力会社を守る為に再稼働を急ぐ自民党政権とコイツは、福島第一原発事故の事は、一時的な「事象」とでも思っているかの様だ。
東京電力の福島第一原発では、今も高濃度放射能汚染が続いているのに…
【福島第1原発のトリチウム濃度が急上昇】
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
2013/07/09 12:57 pm
福島第1原発事故発生後2年以上経過したが、同原発を管理する東京電力によると、トリチウム(三重水素)という放射性物質の水準が急上昇している。
問題の地点は、同原発の中でも大破した2号機の海側で、東電が定期的に地下水を検査して放射性物質のレベルを調べている場所の一つだ。
放射性物質は、原子炉内で部分的に溶融した燃料棒から外部に流出した可能性がある。
東電は5月、地下水中のトリチウムの濃度が急上昇し昨年12月の17倍に達していることが判明したと発表した。
それ以降、東電は監視用の穴を掘り測定態勢を強化した。
同社によれば、トリチウムの濃度は上昇し続けており、7月5日に測定した直近の濃度は5月の水準を約20%上回っていた。
パニックに陥る前に、一歩下がって考えてみよう。
トリチウムは水素の同位体で半減期は12年。
自然界で生成されるとともに、核分裂の過程でも生成される。
水に取り込まれて流れやすく、それは例えば人体の内部でも外部でも同様だ。
したがって、原発と関係のある放射性セシウムなど他の放射性元素ほどに有害ではないと考えられている。
米環境保護局(EPA)は、トリチウムを「最も危険の小さい放射性核種(放射性同位体)の一つ」と呼んでいる。
とはいえ、東電が7月5日に福島第1原発2号機付近の沿岸監視井戸から検出したトリチウムの濃度は日本の安全基準である1リットル当たり6万ベクレルの10倍で、しかも上昇している(ベクレルは放射性エネルギーが1秒間でどれほど放出されているかを示す単位)。
これは原発事故後、同社が観測した最高濃度だ。
「原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)」の2000年報告によると、人が安全基準の限度である6万ベクレルの水を1年間にわたって毎日2リットル飲み続けると、1回の胃のX線照射によって浴びる放射性物質量をわずかに上回るという。
東電の広報担当、永井義一氏は、トリチウム濃度が急上昇したのは、2011年3月の原発事故に伴い地下水がゆっくりと浸出したことが一因だと考えていると述べた。
事故直後、東電は汚染水が海に流れ込む主要ルートを遮断した。
このルートは主としてケーブルを収めているダクトや溝で、東電はは凝固剤を流し込みコンクリートで補強して流出を防いだ。
しかし、それ以降も、地下に漏れた放射性汚染水は海に向かって広がり続け、5月になってようやく2号機の監視井戸で検出された、と東電は考えているという。
一方、放射性セシウムは水に取り込まれるよりも泥に結合しやすい。
東電によれば、これらの監視井戸での放射性セシウムの検出濃度はそれほど上昇していないという。
現在、東電は、汚染水が海に流れ込まないように懸命の作業を行っていると述べている。
原子炉の海沿いに一連の穴を掘り、それを凝固剤で塞いで周囲の土を固め、一種の障壁を築くというものだ。
これまでのところ、東電の海水サンプルから検出されるトリチウムの濃度は、わずかに上昇しているが、依然として安全基準を大幅に下回っている。
7月3日時点で1リットル当たり2300ベクレルだという。
記者:Phred Dvorak
【港湾内のトリチウム濃度上昇=福島第1取水口付近―東電】
時事通信
[7/4 21:39]
東京電力は4日、福島第1原発1~4号機取水口北側の港湾内で1日に採取した海水から、これまでで最高の1リットル当たり2200ベクレルのトリチウム(三重水素)を検出したと発表した。
取水口北側では、6月21日採取分から1100ベクレル、24日採取分から1500ベクレルと、同地点で事故後最も高い値を続けて検出。
28日採取分ではいったん半減したものの、改めて上昇に転じた。
【基準値200倍のセシウム検出 福島第1の観測井戸 前回の90倍】
産経新聞
[7/9 11:18]
東京電力福島第1原発敷地内海側の観測用井戸から高濃度の放射性物質を含む地下水が検出された問題で、東電は9日、海から約25メートルの地点で8日採取した地下水から、セシウム137が1リットルあたり1万8千ベクレル、セシウム134が同9000ベクレルを検出したと発表した。
セシウム137が法定基準(1リットルあたり90ベクレル)の約200倍、セシウム134(同60ベクレル)が約150倍で、いずれも極めて高い値。
前回5日採取分と比べると、それぞれ濃度が約85倍と約90倍に急上昇した。
汚染された地下水の海洋流出の有無を調べるため、東電が5月下旬に調査を始めて以降、セシウムとしては最も高い値となった。
検出地点は、2号機タービン建屋東側に掘られた観測用井戸。
平成23年4月に汚染水が海へ流出した2号機取水口近くの作業用地下トレンチから数メートルほどの場所にあたる。
東電は「トレンチから漏れ出ている可能性は否定できない。
データの蓄積を進め総合的に判断したい」としている。
この井戸の8日採取分の地下水からは、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質濃度も、1リットル当たり89万ベクレルの高い値で検出されている。
【高線量破片、さらに2個=福島・楢葉町の河口―東電】
時事通信
[7/8 12:34]
東京電力福島第1原発から南に約15キロ離れた福島県楢葉町の河口付近で高い放射線量の破片が見つかった問題で、東電は8日、周辺から新たに破片が2個見つかったと発表した。
うち1個は黒いシート状のもので毎時12ミリシーベルト、もう1個は木片とみられ同4.7ミリシーベルトだった。
【原発事故で鳥類や昆虫に異常も】
共同通信
[7/9 10:41]
8日、米シカゴで開かれた国際分子生物進化学会で、鳥類に異常が起きている可能性を報告する米サウスカロライナ大のティモシー・ムソー教授(共同)
米シカゴで福島原発事故の生物影響を考えるシンポ。
日米研究者ら鳥類や昆虫に異常の可能性を指摘。
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福島第一原発事故は、収束どころか放射能汚染が拡がる傾向にある。
福島第一原発事故の収束も事故原因の究明も賠償も進んでいない東京電力は、会社建て直しの為に柏崎刈羽原発を再稼働させようと焦った結果、新潟県泉田知事の反感を買う事となった。
福島第一原発事故による放射能汚染は、自然環境にも重大な影響を及ぼしている。
今、原発再稼働を急ぐ理由は、全て電力会社を守る為の理屈に繋がる。
まあ、今夏は相変わらず安全を無視し稼働を続ける大飯原発しか稼働していないので原発ゼロに近い状態なので今夏も乗り切れば電力逼迫は再稼働の理由にならない。
日本は、原発ゼロでも安倍さんのミクスのお陰様で経済は僅かながら伸びているらしいので、原発ゼロが与える経済への影響は、言う程でも無い。
電力会社を守るハズの自民党・安倍政権が安倍さんのミクスで火力燃料費を高騰させると言う逆効果はあるが…
電力会社がもっと真剣に安価な火力燃料を仕入れる努力をすれば、貿易赤字も削減出来る。
もっと、自民党政権が再生可能エネルギーに力を注げば電力逼迫も軽減される。
しかし、そんな努力より原発再稼働を急ぐ電力会社と自民党政権。
再び核のゴミ問題も未来へ先送り。
使用済み核燃料は、電力会社の財産だから、そのまま…
両者は、新原発安全神話を作り出そうと「努力」しているのだ。
*訃報*
【吉田元所長が死去=福島第1原発事故で陣頭指揮】
時事通信
[7/9 17:16]
東京電力福島第1原発の事故発生時の所長で、約8カ月にわたって収束作業の陣頭指揮を執った吉田昌郎(よしだ・まさお)氏が9日午前11時32分、食道がんのため東京都内の病院で死去した。
58歳だった。
大阪府出身。
東京工業大大学院で原子核工学を専攻し、1979年4月、東電に入社した。原子力部門を歩み、福島第1、第2原発に勤務。
2010年6月、第1原発所長に就任した。
11年3月11日の事故発生後は、同原発の免震重要棟で陣頭指揮に当たった。
首相官邸の意向を気にした東電幹部から、原子炉冷却のため行っていた海水注入の中止を命じられた際には、独断で続行を指示。
行動は一部で高く評価された。
一方、事故直後の対応では、政府の事故調査・検証委員会などが判断ミスを指摘。
原発の津波対策などを担当する原子力設備管理部長時代に、十分な事故防止策を行わなかったことも判明した。
吉田元所長は、自民党の再稼働政策をどう思っていたのだろうか…
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