19日、免震重要棟付近でモニタリングが警報を鳴らし作業員の頭部から基準を越える放射線の値が出たが、大気中の放射線汚染は、福島第一原発敷地内だけに留まらず敷地外へも拡がっていた。
【セシウム濃度一時上昇 「放出源は原発」福島県が推定】
日本経済新聞
2013/8/28 1:48
福島県は27日、東電福島第1原発の北北西約3キロの双葉町で、19日に大気中の放射性セシウム濃度が上昇し、放出源は第1原発と推定されると発表した。
双葉町に設置しているモニタリングポストで空間放射線量が一時的に上昇したことから、同県が調査していた。
19日午前に、第1原発の免震重要棟前で一時的に放射性セシウムの濃度が上昇。
東電はこの原因や、付近で頭部を放射性物質に汚染された作業員2人との関連を調べており「双葉町との関連も含め調査を続けたい」としている。
福島県によると、双葉町の郡山公民館の線量は、19日午後1時半に毎時1.101マイクロシーベルトだったが、同1時50分に1.195マイクロシーベルトまで上昇。
その後は徐々に下がった。
同県が空気中のちりを採取して測定した結果、放射性セシウムの濃度が4~6月よりも2桁高い値で検出されたという。〔共同〕
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免震重要棟が放射能を出すワケも無く1~3号機のいずれかから大気中に放射性物質が拡散した可能性が高い。
原子炉建屋上部からの湯気と何らかの関連性も疑われる。
この湯気について東電側は、放射線量も低く雨水が原子炉に当たり蒸発したものと発表しているが、湯気発生当日は雨は降っていない。
今までも東電側の発表は、後から改定される事がしばしばで全く当てにはならない。
原発事故から2年半。
ここへ来て高濃度の放射性物質を含む汚染水漏れが深刻化するなど、まだまだ何が起きても不思議では無い状態だ。
福島第一原発でこんな危機的状況が続く中でも、原発は安全かつ安価な電力とは、耳を疑いたくなる。
【原子力政策の議論本格化=経産省分科会】
時事通信
[8/27 22:19]
経済産業省は27日、総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)の基本政策分科会を開いた。
政府の「エネルギー基本計画」の年内策定に向け、原子力政策の議論を本格化させた。
経産省は、原発の停止で発電コストや二酸化炭素(CO2)の排出量が膨らんでいる現状を説明。
これに対し、委員からは「電力料金が上がると産業が競争力を失う」など原子力の必要性を指摘する意見が出た。
一方、「原子力を過大評価しすぎだ」と発言する委員もいた。
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「原発の停止で発電コストや二酸化炭素(CO2)の排出量が膨らんでいる」…と、言うが二酸化炭素より放射性物質の方が地球に悪影響を及ぼすだろう!!
そこの所には、触れないらしい。
福島第一原発事故で原発コストが安価では無い事は、ほとんどの国民が知ってしまった。
分かっていないのは日本政府だけだ。
もっとも、二酸化炭素排出うんぬんや火力燃料コストが経済を悪化させるなどは、建前の理由で電力会社の赤字解消と裏の核抑止力の為に原発政策を止める事が出来ないのだが…
震災以降、毎年騒がれて来た計画停電も節電要請もいつしか言わなくなった。
原発が無くても電力は足りる。
火力燃料を世界最高値で仕入れてるから燃料コストで赤字が出るのは当たり前。
電気料金値上げも電力会社の勝手な言い分に過ぎない。
日本が本気で再生エネルギー政策に舵を切れば原発など必要無いのだが、そこは上の理由で「再生可能エネルギーは、ほどほどに」と言うのが日本政府、自民党・安倍政権のやり方だ。
自民党の誰かは忘れたが、「世界は原発(原子力)政策に向かってやまない?」などと言っていた。
お前の世界観は、国会議事堂内だけではないのか!?
【米原発、またも閉鎖=安価な天然ガスの影響で】
時事通信
[8/27 23:48]
【ニューヨーク時事】
米電力大手エンタジーは27日、米北東部バーモント州のヤンキー原子力発電所の稼働を2014年末に停止し、廃炉にすると発表した。
シェールガスと呼ばれる天然ガスの生産増で、安価になったガスを使った火力発電に比べ原発のコスト競争力が低下していることなどが理由。
米国では今年に入り、ドミニオン・リソーシズがウィスコンシン州キウォーニー原発の稼働を停止したほか、デューク・エナジーがフロリダ州クリスタルリバー原発の廃炉を決めるなど、原発の閉鎖が相次いでいる。
ヤンキー原発は1972年に運転を開始。
2011年に米原子力規制委員会(NRC)は同原発の稼働ライセンスを更新し、32年まで稼働が可能となっていた。
ただ、競争力低下に加え、補修費用もかさみ、採算が厳しくなっていた。
【米バーモント州の原発閉鎖へ 福島第一原発と同型】
CNN Japan
2013.08.28 Wed posted at 11:06 JST
(CNN)
米電力大手エンタジーは27日、バーモント州のバーモント・ヤンキー原子力発電所を来年末に閉鎖する方針を明らかにした。
安価な天然ガスに比べて操業コストが高く、採算が取れないためとしている。
バーモント・ヤンキー原発は40年前、マサチューセッツとの州境に近いコネティカット川沿いに建設され、630人の従業員が勤務している。
川の水を冷却水として使うシステムで、運転期間は2032年までとなっていた。
数十年に及ぶ廃炉作業には5億6600万ドル(約550億円)のコストがかかるが、既に5億8200万ドルを積み立ててある。
同原発は、福島第一原子力発電所と同じ米ゼネラル・エレクトリック(GE)製の格納容器「マーク1」を使った沸騰水型炉(BWR)。
マーク1型の格納容器は全米で23基の原子炉に使われている。
福島第一原発の事故を受け、反原発団体などからマーク1型原子炉をすべて稼動停止とするよう求める嘆願書が出されたが、米原子力規制委員会(NRC)はこれを却下した。
米国は70年代以降新たな原発を建設していないが、NRCは今年2月、ジョージア州のボーグル原発に原子炉2基を新設することを許可した。
一方で米原発状況を取り巻く状況は厳しさを増し、カリフォルニアやウィスコンシン、フロリダ各州で原発閉鎖が相次いでいる。
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世界の先進国に逆行し途上国を騙し原発を売り込む日本政府。
福島第一原発事故を起こしてもなお日本が原発政策を止めない理由には、原発の海外輸出も背景にある。
売り込む側が原発は危険だからと止めていては、せっかく騙した顧客に不信感を与え悪徳商売が破談する。
安全でも安価でも無くても日本は原発を早期に再稼働させ途上国を騙し続ける必要があるからだ。
もともとは、アメリカの原発悪徳商法に引っ掛かった日本だが、本家が手を引いた頃にこことぞばかり悪徳商法を展開しているのだから日本もたいした国だ。
しかも、チェルノブイリに次ぐレベル7の原発事故を起こしてておきながら…
日本政府(自民党政権)は、途上国を騙す前に自国民を原発安全神話と原発マネーで騙し続けて来た。
そんな心ない政府とは裏腹に自分達の安全は自分達で守ると悪徳商法に騙されなかった場所が日本に沢山ある。
【30年以上も前に原発の危険を感じ、原発計画を中止させた場所が34もあった】
BLOGOS
東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、広く国民に原発の危険性が知れ渡ることとなったが、今から30年以上も前に、「いつか必ず原発事故が起きる。
地元に危険な原発は建てさせない」と住民が反対運動を行い、原発計画を断念させた場所が全国に34ヵ所ある。
中でも紀伊水道をはさんで、双方の住民たちが協力し合い、原発計画を断念させたのが、徳島県阿南市椿町の蒲生田原発と、和歌山県日高町の日高原発だ。
南海トラフ三連動超巨大地震が心配される中、全国各地の原発再稼働が争点となっているが、なぜ彼らはチェルノブイリ原発事故や福島原発事故が起きる前に、危険性に気づき、反対運動を行ったのか。
当時、反対運動に関わった住民など11人にインタビューを行い、彼らの証言を中心にドキュメンタリー映画、『シロウオ?原発立地を断念させた町』として約100分にまとめ、2013年11月末頃に上映を予定している。
・映画製作への想い
福島原発事故が起きるはるか以前、原発立地を断念させた町が全国にいくつもあることを、『奔流』第7号で知り、衝撃を受けました。
原子力が輝かしい未来のエネルギーとして喧伝されていた時代に、しかも海外で大事故が起きる前にもかかわらず、金銭的なインセンティブを断ってまで、なぜ原発を拒否したのだろうかと。
原発を拒否した町の人たちは、数十年も前になぜ原発事故を想定内のリスクと考えることができたのか。
賛成派との激しい攻防はどんな風であったのか。
今、原発を断念させた町はどうなっているのか、取材をしたいと思いました。
原発立地を断念させた場所は全国に34カ所あるといいます。
2013年1月、『奔流』編集人の矢間秀次郎氏とともに、原発立地を断念させた三重県紀北町・大紀町の芦浜原発、和歌山県日高町の日高原発、徳島県阿南市の蒲生田原発の3カ所を訪問。
反対の立役者となった北村博司氏(芦浜)、濱一己氏(日高)、椋本貞憲氏(蒲生田)らを取材しました。
彼らに共通していたのは、自らの生活を守り、子孫に土地や海を引き継いでいくため、自然を守ることの重要性を強く認識していたことです。
原発は他の発電方法とは違う破滅的なリスクを抱えていることを学者などから学び、断固として反対運動を行い、原発を阻止したのでした。
私は東日本大震災発生後、福島を中心に何度も被災地に足を運び、被災地や被災者を取材してきました。
中でも2012年3月に福島原発20キロ圏内に入り、高放射線量で「死の町」と化した無人の町を見た時の恐ろしさは今でも忘れられません。
我が家に帰れなくなった人の話を聞いた時、これは福島の人だけの問題ではなく、遠くない未来に誰もが起こりうる、他人事ではない話だとの思いを強くしました。
東日本大震災から2年。
3・11の記憶は急速に風化しています。
今後の日本社会のあり方を考える上で、過去に原発立地を断念し、豊かな自然と共生して暮らす人々の姿を映像に残したいと思い、シナリオのもととなった『奔流』編集人・矢間氏とともに、本映画の製作を進めていきたいと思います。
・スタッフ紹介
・映画より一部動画抜粋「戦争と原発?お上の言うこと信じたらあかん」
http://www.youtube.com/watch?v=PEA83PueKDI
・映画『シロウオ』 ?原発立地を断念させた町(仮) 製作発表
http://www.kasako.com/kasakoeiga10827.pdf
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原発が無くては困るのは極一部、国民の大多数が原発無しでも困らない。
更に原発は無くした方が良いと考える人は国民の半数以上。
それでも原発政策を諦め無い日本政府は、世界の笑い者だ!!
平和で風光明媚な日本をこれ以上、放射能で汚染させる訳には行かない。
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