【動燃、核燃料再処理施設検査すり抜けに法改正まで策謀】
〈週刊朝日〉
[8/23 16:11]
安全を軽視し、真実を隠蔽する――。
福島第一原発の事故後も変わらない「原子カムラ」の体質は一体、どこからきたのか。
17年前に怪死した動燃元幹部が残した内部の“機密文書”から本誌は新たな重要書類をいくつも発掘した。
封印された数々の「闇の歴史」を公開する。
取材班は日本原子力研究開発機構(JAEA)の前身である動燃(動力炉・核燃料開発事業団)の「安全軽視」を示す資料を新たに発見した。
1990年10月に作成された〈再処理施設の定期検査等に係る法律相談〉という資料では、茨城・動燃東海事業所にある核燃料再処理施設の安全検査の“すり抜け”を弁護士と謀議した記録が多く残されていた。
毎年、義務付けられている定期検査について、施設をいくつかに分割して受検させようとしたり、合格証の交付前に施設を稼働させようとしたり……動燃側が弁護士にした質問は、検査の“ごまかし”指南を求めるものばかりだった。
〈再処理施設をいくつかのグループに分割して、それぞれのグループ毎に定期検査の受検申請をして、そのグループ毎に合格証を受けることは可能か〉
〈(答)法律上は不可能〉
〈定期検査合格前に一部の施設についての検査が終了している場合、その施設の定期検査合格証交付までの期間の運転が許容されるか〉
〈(答)合格証が交付されなければ運転はできない〉
稚拙すぎる問いを弁護士にピシャリと否定された、こんなやり取りもあった。
〈定期検査合格証の交付を受けなければ、利用(運転)はできないのか〉
〈(答)当然無理〉
業を煮やした動燃は、ついに法律そのものを改正する“強硬策”まで提示した。
〈他の施設に影響しないで運転できる、という前提で法律を改正するとした時の姿は〉 (動燃側)
〈法律の改正は(中略)非常に困難であり、定期検査の分割申請のための改正は極めて難しい〉(弁護士)
もちろん、この法改正はその後も実現していない。
2012年11月、JAEAが「もんじゅ」の機器約1万個の点検を怠っていたことが発覚。
鈴木篤之理事長が辞任した。
「安全軽視」がにじみ出る20年以上前の法律相談は、こうした未来を予言していたかのようだ。
選挙についても、新たに詳細な資料が発見された。
動燃が故・梶山静六氏、額賀福志郎氏など、有力議員の選挙に職員を動員し、業者からも票を集める「組織ぐるみ選挙」を繰り広げていたことはすでに報じた。
選挙には「票」に加え「カネ」がつきもの。
本誌はついに「カネ」につながるブツを発見した。
新たに発見された〈東海村議選猫塚立候補支援カンパ総括(管理職)〉という一覧表には、その証拠が残っていた。
資料は88年1月に実施された東海村議選時のもので、現職の猫塚豊治村議(当時)への金銭提供を示している。
猫塚氏はその後、議長も経験した重鎮。
動燃職員でありながら「二足のわらじ」で、長く村議を務めていた。
資料には、一口千円のカンパの集金状況が、詳細に記録されていた。
〈管理部長A 3000円 総務課長Y 5000円 計算機室長T 3000円 所長T 5000円……〉
役職名から、資料は茨城・動燃大洗工学センターの管理職を対象にしたものであることがわかる。
事業所全体の集金額をまとめた表によれば、79人の管理職中69人がカンパに応じ、計14万2500円が集まった。
東海事業所より人数の少ない大洗だけでこの結果である。
20年ほど前に東海事業所に勤めていた動燃OBが語る。
「カンパの要請はペーパーで回ってきて、口数や金額を書いて、現金を封筒に入れて渡したはず。
無言のプレッシャーがあり、断る選択肢はなかった。
封筒がパンパンになるほど集まっていた記憶があります」
※週刊朝日 2013年8月30日号
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原子力にまつわる「汚染金」は、動燃に限った事ではないだろう。
その補てんをいくらでも電気利用者から徴収出来るふざけた仕組み。
そこから原発マネーや裏工作資金が沸いて来る。
そして、その流れは、福島第一原発事故・原発安全神話崩壊後の今でも続いている。
≪原発マネー≫
【泊・大飯・高浜・伊方・玄海の5原発
地元10委員に原発マネー6800万円
4道県 再稼働向け審査中】
しんぶん赤旗
2013年8月2日(金)
原発再稼働の前提となる新規制基準への適合性の審査を受けている電力4社6原発のうち、5原発がある4道県の安全審査の委員10人が、電力会社や核燃料会社など原発関連の企業・団体から少なくとも約6800万円の原発マネーを受けていることが1日、本紙の調べでわかりました。(矢野昌弘)
寄付を受けたのは、愛媛県の伊方原発環境安全管理委員会、佐賀県環境放射能技術会議、福井県原子力安全専門委員会、北海道防災会議原子力防災対策部会の委員。
これらの委員会では、地元の原発の安全性や放射能調査などを評価・検討し、知事に意見をのべるなどしています。
本紙は、情報公開資料や本人が原子力規制委員会に提出した自己申告書などで、2006~11年にかけて、委員への業界からの寄付の実態を調査。
6800万円のうち、使途の制限や報告義務のない「奨学寄付」は計3260万円にのぼりました。
伊方原発がある愛媛県の奈良林直委員(北海道大大学院教授)は、日本原電と原子燃料工業から計200万円の寄付を受けていました。
宇根崎博信委員(京都大原子炉実験所教授)は関西電力が出資する関西原子力懇談会などから計180万円となっています。
玄海原発がある佐賀県の出光一哉委員(九州大教授)は原子燃料工業から200万円を受け取っています。
福井県では委員6人が計2130万円を受けています。
奨学寄付の他にも、福井県の山本章夫委員(名古屋大大学院教授)は原電情報システムや原子燃料工業、原子力エンジニアリングから少なくとも計750万円以上の報酬を受け取っていました。
また東電の子会社テプコシステムズなど5社から少なくとも計2184万円分の研究委託を受けています。
愛媛県の奈良林委員は、東電や原子燃料工業と計498万円の共同研究を行っています。
地域の原発の安全性をきびしくチェックする立場の委員が原発マネーの恩恵を受けていることは、議会でも問題とされてきました。
北海道議会で日本共産党の真下紀子議員(12年6月)、佐賀県議会では武藤明美議員(同年9月)が取り上げました。
「原発利益に染まっている人は選任しないこと」と求めた真下質問を受け、他党議員も道議会で取り上げ、北海道では委員の選定基準を見直すことになりました。
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カネに物を言わす汚い手口は、今も昔も全く変わっていないようだ。
個別の原発マネー意外に原発の有無を左右する立地自治体への巨額な原発マネーの流れが原発リスクを忘れさせ地元を原発マネーの虜にしている。
原発マネーのワナから抜け出せなくなった地元…
リスクがあろうと原発無しでは生きていけない様に洗脳されてしまっている。
【原発立地地域への支援求め国に要請書 全原協 福井】
産経新聞
[8/8 07:55]
全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協、会長・河瀬一治敦賀市長)は7日、国に対し、原子力の信頼回復や原発立地地域への支援などを求める要請書を提出した。
要請書では、被災地の復興▽安全規制・防災対策▽国における原子力政策の明確化▽立地地域対策-を重点項目として挙げた。
原発の長期停止に伴い、地域経済に与える影響が大きい。
全原協は財政出動を含めた経済振興や雇用確保へ具体的な施策を講じるよう求めた。
この日、23市町村の首長らは、菅義偉官房長官や原子力規制庁の森本英香次長ら7人と面談、要請活動を行った。
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原発再稼働には、地元の理解・同意が重要…
地元の理解・同意を得るには苦労しないだろう。
今まで原発マネーをバラ撒いて来た成果が今、発揮される。
「安全」と言うシナリオさえ提示すれば地元は再稼働を了承する。
福島第一原発事故で福島の地元が受けた被害・損害・苦悩など見て見ないフリをするだろう。
しかし、一度、原発事故が起きたら何もかも一瞬で全てを失う事だけは、頭に入れておいてもらいたい。
そして、その被害を被るのは、原発マネーや恩恵を受けている地元以外の周辺地域も同じだと言う事を…
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~拡散・転載希望~
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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。
しかし、これで終わらす訳にはいきません。
世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…
私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…
静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…
「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。
静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。
※浜岡原発に対する意見
浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!
浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。
川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。
浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。
県外からのメッセージもお願いします。
◆川勝平太知事宛てメッセージ◆
送付方法:fax 054-221-2164
TEL 054-221-2202
手紙 〒420-8601
静岡県 葵区 追手町 9番6号
静岡県庁 静岡県知事 川勝平太
知事への意見箱
http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html
より多くのご協力お願い致します。
[浜岡原発をとめる裁判の会]
http://www.geocities.jp/ear_tn/
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「首都圏反原発連合」
http://coalitionagainstnukes.jp/
≪さよなら原発1000万人アクション≫
オンライン署名
http://sayonara-nukes.org/
みんなで決めよう「原発」国民投票
http://kokumintohyo.com/archives/5904
≪全国脱原発デモ情報拡散≫
http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index
【緑の党】
http://greens.gr.jp/2013kokkai_info/7740/
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