【福島第1原発、4号機の「使用済核燃料」プールからの燃料取り出し認可】
マイナビニュース
[10/30 16:14]
原子力規制委員会は、30日午前に開催した定例会合において、東京電力(以下、東電)が申請していた、福島第1原子力発電所4号機の使用済み核燃料プールから燃料を取り出す計画を認可した。
東電は、同原発における廃炉作業の一環として、4号機原子炉建屋最上階の燃料プールから使用済み燃料棒1,533本を取り出し、建屋外の共用プールに移すことを計画している。
規制委員会は、東電が提出した実施計画について審査を実施。
その結果、「使用済燃料は十分に冷却されており、燃料破損が生じた場合でも周辺公衆に対する被ばく線量は十分小さい」とし、「落下試験においても燃料被覆管の密閉性が確保されていた」と評価した。
また、「燃料被覆管が上部タイプレートやチャンネルボックスで拘束されており、降伏応力に達するまでの曲げを生じさせるためには解析で求めた荷重以上の荷重が必要であることを考慮すれば、上部タイプレートが大きく変形していなければ仮に燃料破損が生じていたとしても、その影響は限定的であり、共用プールで貯蔵したとしても共用プール内の放射能濃度が現在の4号機使用済燃料プール内の放射能濃度を超えることは想定しがたいと考えられる」とし、「このため、共用プールでの浄化機能を維持し、放射能濃度を低減することで、措置すべき事項で要求している『取り出した燃料の適切な貯蔵』は可能である」と判断した。
「使用済燃料等の健全性確認および取出しに関する事項」ならびに「その他燃料取出しに必要な事項」についても、「確実に臨界未満に維持され、落下防止、落下時の影響緩和措置及び適切な遮へいが行われ、取り出した燃料の適切な貯蔵に資するものと認められる」との考えを示した。
以上のことから、計画の内容は「措置を講ずべき事項『II.5.燃料取出し及び取出した燃料の適切な貯蔵・管理』の要求事項を満たしており、核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物による災害の防止上十分なものであると認められる」と判断したという。
燃料の取出し開始時期は、当初計画では11月中旬からとなっているが、東電は現在実施している使用前検査の結果次第で早まる可能性があるとしている。
(御木本千春)
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4号機の使用済み核燃料取り出しについて原子力規制委員会は、安全だと言っているが、懸念を示す専門家もいる。
【専門家が本気で心配する福島第一原発4号機の燃料棒溶融】
〈週刊朝日〉
[10/30 07:07]
福島第一原発の汚染水漏れがいまだに止まらず、「完全にブロック」発言の修正に追われる安倍晋三首相。
ほとんど報じられていないが、新たな危機に今、直面している。
11月から始まる4号機からの燃料棒の取り出しだ。
燃料プールに残された1533本もの燃料棒を、4号機から約50メートルの距離にある共用プールに移す。
プールからの移動は原発事故前にも行われていたが、事故で破損した不安定な原発での作業は世界初で、“未知の世界”だ。
事故前に燃料棒の移動に携わっていた元大手原発メーカー社員が語る。
「作業には熟練の技術が必要。
まず水中で機器を操作し燃料棒を数十体ずつキャスクという金属容器に詰める。
燃料棒をちょっとでも水から露出させたら、作業員は深刻な被曝を強いられる。
水中で落下させて燃料を覆う金属の管が破れても汚染は深刻。
フロアの全員退避は避けられない」
無事にキャスクに詰めたら、今度は大型クレーンで空中に吊り上げ、専用トレーラーに載せて共用プールまで移動。
そこで取り出しとは逆の工程を行い、燃料棒をプールに収める。
ここが、最大の難関だという。
クレーンで吊っている最中に大地震など不測の事態が起きた場合、約100トンもあるキャスクが地上に落下する恐れがあるのだ。
廃炉工程を検証している「プラント技術者の会」の川井康郎氏が指摘する。
「キャスクが落下して破損し、中の燃料が露出したら、大量の放射性物質が放出される。
作業員はもう近づけません。
燃料棒はまだ崩壊熟を帯びており、本来は常に冷やし続けなければならない。
長時間放置すると燃料が溶融する可能性があります。
こうなると燃料の回収は困難になり、作業全体が頓挫してしまう」
むき出しになった燃料は、「人間が近づけば即死」(原子力工学の専門家)というすさまじい放射線量だ。
こうなると、1~3号機のメルトダウンに匹敵する深刻な危機に直面する。
東電の今泉本部長代理によれば、キャスクは事前に落下試験を行って頑丈さを確認しているが、実際の作業では試験以上の高さまで吊り上げるという。
「落ちれば当然、何らかの破損があることは想定される。
ワイヤを二重にするなど、落下させない対策をしっかりやる」(今泉氏)
だが、東電はこんな危険な作業を、4号機だけでも2014年末まで、約1年間も延々と続けなければならないのだ。
それならやめればいいかというと、そうはいかない。
4号機の建屋は、今も地震や地盤沈下による倒壊の危険があるからだ。
プールが壊れて1533体もの燃料がむき出しになった場合、放出される放射性物質はチェルノブイリ事故の約10倍ともいわれる。
「東日本に人が住めなくなる」と言われる最悪の事態だ。
作業が頓挫して現場に近づけなくなれば、危機を解決する手段が失われてしまうのだ。
「危険な作業でも、やらねばならないのは確か。
われわれの命にかかわるので、作業の映像を全公開してほしい」(前出の川井氏)
先の原発メーカー元社員は、記者の前で手を合わせて拝むしぐさをしながら、こう語った。
「まさに“神頼み”。
私が携わった通常の取り出し作業は年に数回なので、地震の確率は『ないもの』として無視していた。
1年もの長丁場で、大地震が起きない保証はない。
原発の最大の恐怖は原子炉ではなく、大量の放射性物質が格納容器にも守られずに1カ所に集まった燃料プールなんです」
そして無事に1533体を運び終えても、問題が解決したわけではない。
1~3号機のプールにはさらに計約1500体の燃料がある。
燃料を運び出した先の「共用プール」は、6千体以上の燃料棒で満たされたままだ。
作家の広瀬隆氏がこう語る。
「共用プールも、いつ余震でヒビが入り水が漏れだすかわからない。
プールに移すのではなく、水を使わない『乾式キャスク』に入れて地上で保管するように東電に求めているのですが、聞く耳を持ちません」
※週刊朝日 2013年11月8日号
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使用済み核燃料は、常に冷やされ冷温状態を維持しされている。
万が一、冷却機能が停止したとしても使用済み核燃料は、冷温の為に溶融を起こすまでに7日の猶予があり、それまでに冷却再開が出来る…と、言うのが電力会社の説明だが、使用済み核燃料プールに大きな亀裂が入り、冷却水がガシャ漏れにった場合、穴の開いたバケツ状態でいくら注水しても下へ流れ落ち、アッと言う間に溶融が始まってしまう。
4号機が使用済み核燃料取り出しを急ぐ理由は、そこにある。
規制委員会が御墨付きを与えたからと言っても100%安全とは限らない。
しかし、福島第一原発の場合、やらなければならない。
4号機の使用済み核燃料取り出しが成功しても、もっと深刻なのが3号機だ。
3号機の使用済み核燃料プールがある最上階は、放射線量が高く作業員が近付く事が出来ない。
線量をどうやって下げるかから始まる。
そして、更に1~2号機の使用済み核燃料取り出しまで苦難な作業が続く。
使用済み核燃料は、日本の原発全てにある。
福島第一原発4号機と同じ懸念(プールの崩壊)は、全国共通なのだ。
特に南海トラフ巨大地震の震源域真上に立つ浜岡原発は深刻だ。
使用済み核燃料の溶融は、原子炉内のメルトダウンに繋がる。
そして、浜岡原発3~5号機まで連鎖的にメルトダウンする。
もう、人間は近付く事が出来ず、冷却も出来ない。
しかし、中部電力にとって燃料プールの損傷や崩壊は、想定外らしく、使用済み核燃料は冷温状態にある為、溶融までには7日掛かるなどと、呑気な事を言っている。
もっとも、それを想定してしまったら浜岡原発反対運動に拍車が掛かってしまうと言うのも想定内にしない理由の一つだろう。
浜岡原発完全廃炉しか100%安全は、有り得ないのだ。
以前にも、このブログで書いたが、浜岡原発最悪のシナリオは、南海トラフ巨大地震の激震で建屋と使用済み核燃料プールが崩壊。
使用済み核燃料は、冷却水と共に落下。
そこへ巨大津波が襲い使用済み核燃料は、四方八方へ流される。
そうなってしまえば、浜岡原発を含む周辺が人間が近付くと即死する超高線量地帯となり、他の原子炉も使用済み核燃料プールも非常用電源すら動かす事が出来ず、次々と溶融・メルトダウンを引き起こす。
浜岡原発は、完全に手が付けられない史上最悪、最大の原発事故となり、静岡県から関東は、高濃度放射性物質(放射能)に汚染される。
静岡県は、10万年に渡り人間は勿論、全ての生物が住めなくなる。
100%… 全く有り得ない話しでは無い!!
実際、規制委員会の進安全基準には、これらをまとめて耐震指針は、あるが使用済み核燃料プールが崩壊・損傷した場合の対応についての記述は無い。
そうなれば終わりだからだ。
福島第一原発事故で政府(当時の民主党政権)がもっとも懸念した使用済み核燃料の溶融。
福島第一原発は、間一髪間逃れた。
しかし、浜岡原発の場合、間逃れられない可能性があるのだ。
…使用済み核燃料プールの懸念は、浜岡原発だけにとどまらず全国に点在する福島第一原発と同じ米GE製マークⅠの原子炉・建屋も同じく燃料プール崩壊・損傷の懸念がある。
日本には、史上最悪最大の原発事故を引き起こす可能性を潜ませながら福島第一原発事故を教訓に再び原発推進へと歩み初めている…
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~拡散・転載希望~
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◆浜岡原発再稼働の是非を問う住民投票の実施は、16万5千人の県民の意思を無視し原発推進の党本部方針を優先した静岡県議会最大会派の自民改革会議(37人)などにより否決されてしまいました。
しかし、これで終わらす訳にはいきません。
世界一危険な浜岡原発を廃炉にする為に…
私達の安心・安全な暮らしを維持する為に…
静岡県及び近隣・関東に大量の放射能を撒き散らさない為にも…
「原発県民投票・静岡」では、川勝知事に県知事権限による住民投票条例案を議会へ提出する様に要請しています。
静岡県(川勝)知事あての意見を全国からも募集します。
※浜岡原発に対する意見
浜岡原発の危険性から再稼働は、あり得ない!
浜岡原発全ての原子炉を即時廃炉へ。
川勝平太知事宛てにメッセージを届けましょう。
浜岡原発事故が起これば被害を受けるのは、静岡県だけでは、ありません。
県外からのメッセージもお願いします。
◆川勝平太知事宛てメッセージ◆
送付方法:fax 054-221-2164
TEL 054-221-2202
手紙 〒420-8601
静岡県 葵区 追手町 9番6号
静岡県庁 静岡県知事 川勝平太
知事への意見箱
http://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html
より多くのご協力お願い致します。
[浜岡原発をとめる裁判の会]
http://www.geocities.jp/ear_tn/
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「首都圏反原発連合」
http://coalitionagainstnukes.jp/
≪さよなら原発1000万人アクション≫
オンライン署名
http://sayonara-nukes.org/
みんなで決めよう「原発」国民投票
http://kokumintohyo.com/archives/5904
≪全国脱原発デモ情報拡散≫
http://demojhks.seesaa.net/pages/user/m/index
【緑の党】
http://greens.gr.jp/2013kokkai_info/7740/
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