末期がんで余命三ヶ月と言われて「そうだ! 荷物の整理をしよう! しなければ!」と思い立ったのは、遺される人が大変だろーなーと想像したのと、後は宣告後に色々読んだ本の中で(真面目なものからうさん臭いものまで読みました)、同じ様に末期がん宣告されて夢中で荷物整理をしているうちにガンが小さくなった人の話があったからでした。
主な動機は前者です。立つ鳥跡を濁さず、ていうか、自分も経験があるからね。死んだ方の荷物整理をするのが大変だった事が。
なので、荷物整理をしなければ、と強く思い。燃えるゴミの日には必ずごみ袋大一袋は捨てる! という目標も立てました。
それからはや七ヶ月(まだまだ全然生きてるけど)、大体目標は守ってきました。
在宅時は一袋、ないしは二袋は捨ててきました。
(ただ、入院したり旅行したり他所に居たりで、捨てられない時は結構あったけれど)
頑張ってる、私✨
なのに。
……それなのに、それでもまだまだ荷物があるっていうのは、一体どういう訳なのでしょう……。
己の名誉の為に言うならば、うちは元々汚部屋って訳では有りません。特に綺麗では無いけれど、普通の部屋でした。
それなのにこんなに捨てて、なんでまだまだ荷物があるんだ……。
人間の生きている時間て重いのねー。と思った事でした。
うちの荷物が多いのかもしれないけれど。なにしろ一人暮らしなのに、訳あって3LDKに住んでいるもので(ここら辺の事情は昔のブログに書いてあるかな)。
服や着物も大分捨てたけれどまだまだあります。まだ整理しないと。ただ好きな物は捨て難いね。うーん(・ัω・ั)
高校性の時から着ている服とかあるのです。物持ちが良くて。あと体型がさほど変わらなくて。それも良し悪しかもしれない。
ただ末期がんになって荷物整理を始めてからもう服を買うのは止めました。もう一生分の着るものあるって私、と自分に突っ込んだので
おかげで大分衣装は整理出来ました。そしてその方が服や着物のコーデが楽しい……とも気付けました。
……まだ100着以上はあるけれど……(えー……)
前回の帽子をきものに合わせたのはこちら。