おっとせい氷に眠るさいはひを…… | 落ちる夢

おつとせい氷に眠るさいはひを 我も今知るおもしろきかな


という山川登美子さんの歌を読んだのはまだ10代の頃でとても印象的で好きだったのだけれど、その理由は、もう死の淵にいた作者の客観的な視線、その怜悧な(氷みたいな雪みたいな)目が見えるようだと思ったからなのだけれど、末期ガンと言われてからこの歌をよく思い出します。


確かに面白くもある。見ていなかった(見えていなかった)景色が見える事は。


でも面白くないけどね笑い泣き