★★★★☆ 4.5 (個人的な好みとして)
ミステリー小説です。
以前、少しご紹介しました。
こちらhttp://ameblo.jp/hitu-blog/entry-10147759190.html
この作品は、「伊坂幸太郎」を読んでみたい人に紹介したい本です。
複数の物語が、少しづつ語られていきます。
読み進めていくうちに、すれ違ったり、同じ場所が出てきたり、
不思議な感覚を感じると思います。
楽しんでいただきたいので、これ以上書くのはやめます。
でも、読んでソンはありません。
表紙(ハードカバーの単行本版)も、
タイトルも、全てつながっている、
本としても完成度が高いものになっています。
「ラッシュライフ」は、伊坂氏の他の作品にたくさんのリンクがあります。
他の作品を読まれた方、これから読まれる方、
そんなことも心に留めて読んでくださいね。
ただ、伊坂作品の特徴なのですが、
神様を解体する話。歩き出したバラバラ死体。殺人計画。空き巣。拳銃。
…そんなものが登場します。
犯罪者がかっこよく描かれていたりします。
常識的な大人としては、いちお、
ここでマイナスポイントをつけておきたいと思います。
作り話として、楽しんでください。
02.7発行
新潮社