★★★★★ 4.5 (個人的な好みとして)
ミステリー小説
乱歩賞は、推理作家の登竜門といわれる、公募の文学賞です。
3年前に、この本を初めて読んだとき、
久々に、よく出来た話を読んだなと、うれしかったです。
物語は、
桧山という男が、妻を殺されます。
殺してやりたいほど憎い犯人は、少年3人。
少年法のため、裁かれることのない犯人たち。
4年後、犯人の少年の一人が殺されます。
疑われる桧山。
やがて、事件に隠された真実が明らかに…。
よく、練られている話でした。
ミステリー好きには、極上の物語でした。
とてもおもしろいです。おすすめします。
05.8
講談社