4年間ありがとうございました。 | 一橋大学硬式野球部選手ブログ

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選手で試合の反省などを
綴っていきます。


こんにちは。前年度の主将を務めさせていただきました和田憲昌です。

今回がついに最後のブログとなりました。ギリギリ2023年中に書けそうで良かったです。思い返せばブログにあまりいい思い出はないですね。更新を毎回のように忘れて罰金を取られそうになったり、テーマを決め忘れていろんな人に催促されたり、決めたら決めたでつまらんテーマといわれてキレそうになったり、色々あったなあと思い出すばかりです。拙い文章ではありますが、是非最後まで読んでいただけますと幸いです。

 4年間の大学野球を振り返るとうまくいかないことばかりだったあというのが率直な感想です。入部直後は周りのレベルの高さに圧倒されました。先輩方とは対照的に自分は木製バットが全く振れず、初めてのフリーバッティングでは打球が内野を超えなかったことを鮮明に覚えています。R4卒で当時学生コーチだった高崎さんに「今のバッティングじゃ試合で使えないよ」と直接言われてしまう始末でした。
 
 パワーが足りないってことは筋トレだ!っていう短絡的な考えで2年からはトレーニングに励みました。当時は野球より筋トレの方が楽しいくらいの勢いで取り組んだ結果、気づいたら打球も飛ぶようになってきて、2年の秋でリーグ戦デビューすることができました。今思えば、ここが純粋に一番野球を楽しめていた時期だったような気がします。
 
 そして、レギュラー狙うと意気込んだ3年、全く試合に出られなくなりました。全くというとちょっと盛ってるかも知れませんが、体感はそんな感じです。春は15打席ノーヒット、秋に至っては2打席しか立つことができませんでした。3部の投手に歯がたたず、チームが勝っていくのをどこか他人事のようにベンチから見守るばかりでした。そして、そんな感じのまま3年のシーズンは終了しました。
 
 ラストシーズンは主将をさせていただきました。自分は野球が一番上手いやつが主将すべきだと思っているので、正直自分が主将をすべきではないと思っていましたし、今でもその考えはあんま変わってないです。結果としては4部降格。主将としてできたことはおそらく無いですし、一選手としても中々チームに貢献することはできませんでした。ただ、春の順天、上智戦の勝ちは一生忘れることはないと思います。4年になってチームが勝つことの難しさ、だからこ勝った時の達成感の大きさ、喜びを強く感じることができたのは最後まで野球を続けてきて良かったなと思います。

 ここまで大学野球人生を振り返ってきましたが、ここからは今まで関わってきた方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

両親へ
これまで野球を続けさせてくれてありがとう。小学校4年生のソフトボールから12年間、色んなことをしてもらったし、一番自分のことを応援してくれたのが何よりも嬉しかったです。いつも誰よりも早く試合に来て、最前列で見に来てくれて本当に感謝しています。最後のシーズンで勝つ瞬間を見せることができなかったのが、僕の野球人生の中での大きな心残りです。結果で恩返しすることはできなかっけど、社会人になったら必ず返すので気長に待っててください。

これまでお世話になった指導者の方々
中高でお世話になった島本監督、沼先生、後藤先生。野球だけでなく、人として沢山のことを教えていただきました。特に島本監督は秋の入れ替え戦まで見に来ていただいて、本当にありがとうございました。年明けには挨拶にうかがうので、その時はよろしくお願いいたします。大学でお世話になった福島さんも、お会いする機会は少なかったですが、試合前に声をかけていただいてメンタル的に良い状態で試合に望むことができました。ありがとうございました。

OBの方々
沢山のご支援ありがとうございました。OBの方々のご支援のおかげで、本当に自分にはもったいないような環境で野球をさせていただきました。ありがとうございました。自分たちは結果を残すことはできませんでしたが、これからも後輩達に変わらぬご支援をいただけますと幸いです。自分もこれからはOBとして支援していきますので、これからもよろしくお願いいたします。

先輩方へ
先輩方の野球への姿勢や情熱が自分はとても好きでした。そんな先輩方に引っ張ってもらえたからこそ今の自分があると思います。特に監督だった高崎さんや持丸さんは下手くそな自分に期待して、たくさんチャンスをくれてありがとうございました。そんな期待に応えるような結果が出せなくてすみません。ここまで繋いできてもらったものを途切れさせてしまったことに、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、社会人になっても是非仲良くしてくれると嬉しいです!

後輩へ
文集で一人一人には詳しく書きますが、ここでも一言、言っておきたいと思います。まず、こんな形でバトンを渡してしまって本当にごめん。春は四部での戦いになると思うけど、無双して三部に上がってください。大分配属を回避して、試合絶対見に行くので頑張って下さい。あと怪我には気をつけて。後輩みんなが笑って大学野球の最後をむかえられることを心から祈っています。

同期
四年間ありがとう。代としても個人としても、結果は思うように出なかったけど、誰一人かけることなく引退を迎えられて良かった。自分はこの代の雰囲気が好きだったし、すごく楽しい四年間を送れたのは同期がいたからこそだと思っています。本当にありがとう。

他にもリーグ戦とか入れ替え戦見に来てくれたり、同窓会でインスタ見たよって言ってくれたり、そういうのもすごく嬉しかったし、励みになりまました!ありがとうございました!

本当に周りの人に恵まれて、幸せな野球人生でした!四年間ありがとうございました!!


それでは、この辺で失礼します。またいつかどこかでお会いしましょう。

一橋大学 硬式野球部主将 和田憲昌