朗読会終わって

朗読会終わって

去年も思ったけど、本当に観客が温かい。終わったあとに「良かったよ」「去年よりもうまくなったね」と声をかけていただいて嬉しくなった。しかし褒められるたびに『ネムルバカ』の「駄サイクル」の話を思い出すのである。
「見る→誉める→作る→誉められる」のコミュニティに属する者同士のサイクルに気持ちよくなり満足してしまう。
私のいるコミュニティーも一種の馴れ合いの場なんだろうな。
発表の場を持つことは悪いことだとは思わない。だから要は本人の捉え方次第なんだろう。コミュニティーに属する内に感覚が麻痺してくるところが怖いんだろうけどね