朝ドラのワンシーンで父に対する気持ちがよみがえる。 | ダブルケア・介護と子育てにがんばるあなたが気楽になれる場所

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15年の介護と子育てのダブルケアを経験した野嶋成美がダブルケアを楽にするヒント、孤独になりがちな毎日から解放されるヒントを、肩の力が抜ける遊び心を交え提案します。

 

こんにちは。

北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケアの専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。

 

 

 

 

ちょっと古い話題になります。

録画していた朝ドラ「スカーレット」総集編の前編を昨日みました。

もうね、あそこ、あの場面。

号泣しました。

お父ちゃんが亡くなる前に喜美子の頭をぽんぽんとするシーン。

 

 

実は私、ドラマのように父に頭をぽんぽんしてほしかったんです。

でも寝たきりの父に頼めませんでした。

頼んでもきっと断れると思っていました。

 

 

だけど、どうしても頭をぽんぽんしてほしくて、二人きりの時に、私は亡くなる直前の意識のない父の手をそっとつかみ、私の頭にのせました。

「意識のあるうちに頼めばよかった。でも生きているうちにしてもらえてよかった。」そう思っていました。

 

 

このことは誰にも言っていません。

私だけの秘密でした。

 

桜島とカエル

 

そんな私のしてほしかったことがドラマのワンシーンに。

本当にびっくりして、だれか私のことをみていたのかと思ったくらい。(そんなわけないのですがw)

で、号泣。

父を思い出し、あの時の自分を思い出し、喜美子がずるいと思い。

これを書きながらも泣けてきます。

 

 

あのシーンが見れて良かった。

そしてあの時の自分を思い出せて良かった。

一瞬ずるいと思っちゃったけど、自分の思いが現実になったようで、今はホッとしています。

だけど、あまりのインパクトで、今後お父ちゃんのいないドラマをみる気が失せちゃいました。(残念)