こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケアの専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。
ちょっと古い話題になります。
録画していた朝ドラ「スカーレット」総集編の前編を昨日みました。
もうね、あそこ、あの場面。
号泣しました。
お父ちゃんが亡くなる前に喜美子の頭をぽんぽんとするシーン。
実は私、ドラマのように父に頭をぽんぽんしてほしかったんです。
でも寝たきりの父に頼めませんでした。
頼んでもきっと断れると思っていました。
だけど、どうしても頭をぽんぽんしてほしくて、二人きりの時に、私は亡くなる直前の意識のない父の手をそっとつかみ、私の頭にのせました。
「意識のあるうちに頼めばよかった。でも生きているうちにしてもらえてよかった。」そう思っていました。
このことは誰にも言っていません。
私だけの秘密でした。
そんな私のしてほしかったことがドラマのワンシーンに。
本当にびっくりして、だれか私のことをみていたのかと思ったくらい。(そんなわけないのですがw)
で、号泣。
父を思い出し、あの時の自分を思い出し、喜美子がずるいと思い。
これを書きながらも泣けてきます。
あのシーンが見れて良かった。
そしてあの時の自分を思い出せて良かった。
一瞬ずるいと思っちゃったけど、自分の思いが現実になったようで、今はホッとしています。
だけど、あまりのインパクトで、今後お父ちゃんのいないドラマをみる気が失せちゃいました。(残念)