今年は開幕が少し遅れた。
プロ野球のことではない。
わが家の菜園のことである。
GWの最終盤で、ようやく着手した。
昨年、狭いベランダで傍若無人に繁り狂った野菜たちのせいで、奥さんは洗濯物干しにかなり苦労したようだ。
だから今年は苗の数を遠慮して、まずは3~4つにとどめようと思っていた。
それでも、春先から植えてある草花たちや、これから植える朝顔を入れると、けっこうなスペースをとる。
あとは、奥さんの顔色をうかがいながら、こっそり増やすとしよう。
というわけで、いろいろ悩んだが、ミニトマトのみ3種類を植えた。
アイコ、トゥインクル、トマトベリーである。
ミニトマトばかりの理由は、①2歳の息子でも収穫できる、②育てやすく食べやすい、③長くたくさん楽しめる、など。
わずかばかりのプランターだが、土をさわっていると、やはり気持ちがおだやかになる。
植物たちも「そんなにがんばらなくていいんだよ」と、私にささやいてくれているように感じる。
この時代にまだ「家督」というものが存在したなら、私は早々に息子に譲り、隠居するだろう。
トマトよ、息子よ、早く生い立て。





