【Is this a small problem?】北陸電力志賀原発。 | 幸せは私の中に そしてあなたの中に。

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克服出来ない病は世の中に沢山ある。自分も数々の克服出来ない心の病と身体の病に罹患している。他人の痛み知る努力をし、思い遣りの心で知り応援したい。努力によって人は誰しも大きな失敗でも取り戻せる。努力によって人は誰しも生きる尊厳を取り戻す事ができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

※BGMでも聴きながらお読み下さい。

 

 

Eric Clapton ‐ Tears in Heaven

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北陸電力志賀原発の敷地断層「活断層でない」規制委審査で了承

 
 
 

 

 

 

石川県にある志賀原子力発電所の敷地内を通る断層について

 

 

「活断層ではない」とする北陸電力の主張が、原子力規制委

 

 

員会の審査会合でおおむね了承されました。
 

 

7年前、規制委員会の専門家会合が示した「将来動く可能性

 

 

を否定できない」などとする見解を転換することになり、北

 

 

陸電力が再稼働を目指す2号機の審査が進展することになりま

 

 

す。

 

 

 

 

 

 

志賀原発には1号機と2号機があり、7年前、原子力規制委

 

 

員会の専門家会合が敷地内の断層の一部について、「将来動

 

 

く可能性を否定できない」などとする見解をまとめました。

 

 

断層の真上にある1号機は廃炉に、2号機も大幅な改修が必要

 

 

になる可能性がありました。

 

これに対し北陸電力は、地層に含まれる鉱物の状態から断層

 

 

が動いた年代を把握する「鉱物脈法」と呼ばれる新たな手法

 

 

を用いた評価を提示。

 

600万年前より昔に生じたと推定される鉱物に断層による

 

 

変形が見られないことなどから、敷地内の断層の活動性を否

 

 

定できると主張してきました。

 

 

 

 

 

 

原子力規制委員会の石渡明委員は、3日の審査会合で「新た

 

 

に出された膨大なデータに基づいて評価し直したところ、将

 

 

来活動する可能性のある断層ではないと判断できる、非常に

 

 

説得力のある証拠が得られた」と述べました。

 

そのうえで、審査会合では「おおむね妥当な検討がなされて

 

 

いるものと評価する」として、「活断層ではない」という北

 

 

陸電力の主張が了承されました。

 

7年前の見解を転換することになり、2号機は審査が進展す

 

 

ることになりますが、地震の揺れや津波といった自然災害の

 

 

想定や、その対策など、多くの項目が残されています。

 

 

 

志賀原発の断層めぐる議論の経緯

 

 

 

 

志賀原発2号機は、17年前の2006年に営業運転を開始

 

 

しました。

 

2011年に定期検査に入った直後、東日本大震災が発生し

 

 

以降は停止しています。



福島での事故を教訓に新たに策定された規制基準に基づき、

 

 

北陸電力が原子力規制委員会に適合性の審査を申請したのは

 

 

2014年でした。



その後、志賀原発の敷地内を通る断層が、将来動く可能性の

 

 

ある「活断層」かどうか、原子力規制委員会の専門家による

 

 

会合や2号機の再稼働を目指す審査で議論されてきました。

 

 

 

 

 

 

「活断層」かについては、規制委員会の専門家会合で議論さ

 

 

れ、2016年に評価書が取りまとめられました。

 

このときは、▽1号機の真下を通る断層「S-1」と、▽1

 

 

号機と2号機の原子炉につながる冷却用配管の真下を通る断

 

 

層について、評価しました。

 

▽「S-1」断層については、1号機の建設前に原子炉建屋

 

 

のすぐ脇を掘って地層を調べるトレンチ調査のスケッチに記

 

 

された地下の岩盤の亀裂と段差をもとに「将来動く可能性は

 

 

否定できない」と指摘しました。

 

また、▽冷却用配管の真下を通る断層についても、トレンチ

 

 

調査による地層の状況などをもとに「将来、地盤を変形させ

 

 

る可能性がある」という見解を示しました。

 

新しい原発の規制基準では、将来動く可能性のある断層の上

 

 

に重要な設備の設置を認めておらず、結論が覆らないかぎり

 

 

1号機は再稼働できず廃炉に、1号機と2号機の原子炉につ

 

 

ながる冷却用配管は移設や補強などの対応が必要になる可能

 

 

性が出ました。

 

一方で、こうした評価は建設当時の断層のスケッチなど限ら

 

 

れたデータに基づいていて、より正確な評価をするにはさら

 

 

に詳しい分析やデータが必要だとも指摘していました。

 

これに対し北陸電力は、2号機の再稼働に向けて2014年

 

 

に申請した審査の中で、これらの断層を含む敷地内の断層は

 

 

いずれも「将来動く可能性はない」と主張し、その根拠とし

 

 

て「鉱物脈法」と呼ばれる新たな手法による評価を提示しま

 

 

した。

 

原発の新しい規制基準では、12万年前から13万年前の

 

 

「後期更新世」の時代よりもあとに動いたとみられる断層を

 

 

「活断層」と定義していて、地層の状態から活動性の有無や

 

 

ずれ動いた年代を調べる手法が用いられます。

 

一方で、志賀原発の場合、地層の変化が分かる資料が少ない

 

 

ことなどから、地層に含まれる鉱物が地下の熱などの影響で

 

 

変質した時期を調べる事で断層の年代を把握する手法を採用

 

 

しました。

 

審査の対象となった敷地内断層は10本あり、1本でも活断

 

 

層だとされた場合、再稼働は認められないとされていました。


北陸電力は、ボーリング調査で採取した試料などを分析した

 

 

結果、600万年前より昔に生じたと推定される鉱物に断層

 

 

によるずれや変形が見られないことなどから、いずれの断層

 

 

も活動性を否定できると主張しました。

 

これを受けて規制委員会は、現地調査をしました。

 

 

断層周辺の地層の変化や、断層に含まれる鉱物の分析結果な

 

 

どを観察し、北陸電力の主張が妥当かどうか検討していまし

 

 

た。

 

 

 

志賀原発の敷地内の断層と「鉱物脈法」

 
 

志賀原子力発電所の敷地内には、原子炉建屋の真下を含めて

 

 

複数の断層があります。

 

原子力規制委員会は、このうち10本を対象に「活断層」か

 

 

どうかの見極めを続け、1本でも「活断層」なら再稼働はで

 

 

きないという認識を示していました。

 

これに対し北陸電力は、「活断層」ではない根拠として、

 

 

「鉱物脈法」を使って得られたデータを示しました。

 

 

 

 

 

「鉱物脈法」は、断層を横断して分布する鉱物を調べる手法

 

 

で、これらにずれや変形が見られないとして、断層の活動性

 

 

を否定しました。

 

 

 

北陸電力「大きな一歩」

 

 

 

「活断層ではない」とする主張がおおむね了承されたことに

 

 

ついて、北陸電力は「この審査結果は地元の皆さまの安心に

 

 

つながるものであり、再稼働に向けた審査のステップとして

 

 

大きな一歩と受け止めている。

 

 

今後も敷地周辺の断層や地震動、津波などの審査が継続され

 

 

るが、今後の審査においても適切に対応し、地元の皆さまの

 

 

了解を大前提に 1日も早い再稼働を目指していく」とコメ

 

 

ントしています。

 

 

 

 

石川県 馳知事「丁寧、厳正かつ迅速な審査を行ってほしい」

 

 

 

石川県の馳知事は「一段落がついたと受け止めている。

 

 

再稼働に向け今後もまざまな審査が続くが、原子力規制委員

 

 

会には丁寧、厳正かつ迅速な審査を行ってほしい」と述べま

 

 

した。

 

一方、記者から「一刻も早い再稼働を求めるのか」と質問さ

 

 

れたのに対し、馳知事は「一刻も早くということではない。

 

 

丁寧であることと迅速であることは同じくらい重視している」

 

 

と述べました。

 

 

 

 

原告団「審査方法は妥当だったのだろうか」

 
 

一方、志賀原発の再稼働の差し止めを求めて訴えを起こして

 

 

いる原告団は「審査は十分尽くされたといえるのだろうか。

 

 

審査方法は妥当だったのだろうか」としたうえで、「志賀原

 

 

発が活断層に囲まれた原発であることが次々と明らかになる

 

 

中、敷地内断層に限っては『活動性なし』と断言できるのか

 

 

周辺断層からの影響はないのか、よりいっそう慎重な審査と

 

 

判断が求められるはずだ」などとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 令和6年能登半島地震

 
 
 

北陸電力は、石川県志賀町にある志賀原子力発電所で17日

 

 

試験運転中だった非常用ディーゼル発電機1台が自動停止す

 

 

るトラブルがあったと発表しました。

 

 

志賀原発では、地震の影響で外部からの電気を受ける系統が

 

 

一部使えなくなっていますが、北陸電力はほかにも複数の非

 

 

常用発電機があることなどから、安全上重要な設備の電源は

 

 

確保されているとしています。

 

 

北陸電力によりますと、17日午後5時すぎ、試験運転を行

 

 

っていた志賀原発1号機の非常用ディーゼル発電機1台が運

 

 

転開始から15分後に自動停止しました。

 

試験運転は16日に志賀町で震度5弱の揺れを観測する地震

 

 

が発生したことを受けて、異常がないか確認するため、1台

 

 

あたり80分間かけて行っていたということで、1号機、2号

 

 

機あわせて、ほかに4台ある非常用発電機には異常は

 

 

みられなかったということです。

 

また、今月3日から4日にかけて行った同様の試験では、いず

 

 

れの発電機にも異常はみられなかったということで、北陸電

 

 

力はトラブルの原因を調べるとしています。

 

志賀原発では能登半島地震の影響で変圧器が壊れ、外部から

 

 

電気を受ける系統が一部使えなくなっていますが、北陸電力

 

 

は、すべての系統が使えなくなった場合も、残っている4台

 

 

の非常用発電機に加え、電源車も備えていることから、燃料

 

 

を貯蔵する使用済み燃料プールの冷却など安全上重要な設備

 

 

を動かすのに必要な電源は確保されているとしています。

 

 

 

 

 

 

ネタ元:NHK

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

May be the best year of my family.