信教の自由 | 夢追い人一里のブログ

夢追い人一里のブログ

統一教会とはなんぞや
人生とはなんぞや
より良い社会は如何に
このブログは日本ブログ村に登録しています。
カテゴリ(家庭連合 批判・告発)

念書に関わる最高裁判決が出た。

朝日新聞Digitalによると次のように書かれている。

「裁判を起こさない」という念書は、公序良俗に反し無効――。母親(故人)が、旧統一教会に1億円超の献金をした女性が教団側を訴えた訴訟で、最高裁は11日、そう判断し、救済に道を開いた。

最高裁判決に原告「納得の結果」 旧統一教会側は「何を訴えても…」:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

 

これに対して教団側は次のようにコメントしている。

「これまで事実と証拠に基づき出されてきた判決が、差し戻しという結果になったことは残念でなりません。主張の正しさを差し戻し審でも主張してまいる所存です」

「やっと真っ当な判決」高額献金の勧誘「異例のもの」最高裁 旧統一教会“念書”無効 (tv-asahi.co.jp)

 

 

教団は信教の自由ということをいつも声高に主張している。信教の自由とは宗教を信じる自由とともに信じない自由も含む。信じるも信じないも自由なのだが、教団は信じる自由しか念頭にないようなのである。

献金したことに対して将来にわたって返金を求めたりしないと約束させることは、信じる自由は認めるが信じなくなる自由は認めないということだ。しかも念書という形で信じない自由を拘束している。

 

教団が外に向かって信教の自由を主張するのであれば、信者に対しても信教の自由を認めるべきだ。つまり信じなくなることを容認すべきということだ。

教団は事実と証拠に基づいて出されてきた判決が差し戻しになったのは残念といっているが、その事実と証拠という念書を書かせたことが信教の自由を侵害する行為であることを自覚するべきだ。

信教の自由とは信じるも自由信じないも自由なのだ。