関西の「〇〇国際」というゴルフ場は・・・   | 人差し指のブログ

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『 日本人への遺言 PARTⅡ 「和の国」 のかたち 』

渡部昇一 (わたなべ・しょういち) / 日下公人 (くさか・きみんど)

株式会社 李白社 2017年1月発行・より

 

 

 

 

 

日下 私は関西出身ですから よく知っておりますが、関西では欧米に

    おける 「ユダヤ問題」 と同じようなことが韓国の人に関してありま

    した。

 

 

     関西のゴルフ場には 「国際」 という名前のついたところが多くあ

    ります。

 

    「大阪国際」 とか 「神戸国際」 とか・・・・。

 

 

    これは会員審査のとき 「韓国の人でも入れてあげますよ」 という

    一種の”目配せ”なんです。

 

 

    「国際」 という言葉の入ったゴルフ場なら韓国の人も入れるという

    シグナルになっているわけです。

 

 

渡部 それは初めて聞きました。

 

 

日下 これを逆にいうと、「国際」 という名のついていないゴルフ場は

    韓国人会員を受け入れるのを嫌うということです。

 

 

    関西には韓国人を差別する流れがありましたから、韓国の人を締め

    出すゴルフ場も多いんです。

 

 

    そうしないと、辞めるメンバーが出てきて会員権の値段が下がって

    しまう・・・・。

 

 

 

    それを知っていますから、ヨーロッパで 「反ユダヤ」 の動きがある

    と、私はすぐ、ああ、そうか、関西における韓国人排斥と似ているな

    と思ったのです。

 

 

 

                       10月3日 奈良市内にて撮影