商店街の三悪人 | 人差し指のブログ

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パソコンが苦手な年金生活者です
本を読んで面白かったところを紹介します

 
 
「教育の正体   国家戦略としての教育改革とは?
日下公人(くさか きみんど 昭和5年~)
KKベストセラーズ 2008年11月発行・より
 
 
 
そもそも商売の道はすべてサービス業で、
製造業といえども結局はサービス業である。
 
 
それはお客様第一の道だが、
人間は誰でも威張りたいものだから、
威張ってしかも儲けたくなる。
 
 
 
威張って儲ける方法の一つは、
国家資格を取って独占性を得ることである。
 
 
昔のことだが、本屋、酒屋、薬局は商店街の集まりでは三悪人といわれた。
 
 
酒屋と薬局は出店規制があって競争が少ないので、
お客に頭を下げない。
 
 
本屋もインテリ気取りで威張っている。
 
 
 
いまは規制緩和で、コンビニに商売をとられておとなしくなったが、
ともかく、次から次へと人は資格をつくって、威張りたがる。
 
 
 
昨年11月22日 青葉台公園(埼玉・朝霞)にて撮影