非典型契約の例
非典型契約の例
個人の契約関係は、契約自由の原則により、契約当事者の自由な意思によって決定されます。
故に、民法で定められた典型契約以外にも様々な「非典型契約」が存在します。
1、守秘義務契約
→企業間において、相互に相手方企業の秘密情報の取扱いについて定める契約。
ex) 秘密(機密)保持契約(=NDA(Non-Disclosure Agreement)) 、個人情報の取扱い関する契約
2、事業提携契約
→事業提携の内容は多様であるが、事業提携契約の内容については大きく分けて、以下の2つがある。
(1)契約法的提携
技術・生産・販売など各業務に関してなされる提携契約
ex)生産業務提携、物流業務提携、OEM生産
(2)組織法的提携
新会社の設立など、組織法上の手続きを経てなされる提携契約
ex)合併
3、フランチャイズ契約
→ 一方が、自己の商号・商標などを使用する権利、自己の開発した商品
(サービスを含む)を提供する権利、営業上のノウハウなどを提供し、
これにより自己と同一のイメージ(ブランド)で営業を行わせ、他方が、
これに対して対価(ロイヤルティー)を支払う約束によって成り立つ事業契約。
権利や商標、ノウハウなどを提供する側をフランチャイザーと呼び、
受ける側をフランチャイジー(加盟者・加盟店)と呼ぶ。
上記以外にも、リース契約、アフィリエイト契約、委託契約(内容が委任と請負の複合の場合、
労働者派遣契約などが非典型契約です。
次回は、「契約の主体」についてお届けします。