1泊2日 鳥取一人旅
鳥取縣護国神社を参拝したあとは、境内から見下ろした鳥取砂丘に向かいました。
鳥取砂丘には駐車場が2ヵ所あります。
一つは鳥取砂丘に近い有料駐車場(24時間500円)
もう一つが砂丘から少し離れた小高い丘の上にある砂丘センター見晴らしの丘の前にある無料の駐車場。
こちらは無料ですが、砂丘まではリフトに乗って行くことになります(歩いてでもいけますが)
リフト代は往復400円
無料の駐車場に停めてリフトに乗ったほうが100円安い。
リフトに乗る楽しみもあるので、無料の駐車場に停めることにしました。
が、リフトの営業開始時間が9時30分からとちょっと遅いんだよね。
それまでの時間は、休館中の「鳥取砂丘 砂の美術館」で時間潰し。
砂を素材にした彫刻作品を展示する美術館なのですが、シーズンオフの1月4日から4月18日までは展示作品入れ替えのため休館中です。
(この日は1月14日)
休館中ですが、過去の彫刻作品のパネル展示は見ることができます(無料)
砂と水だけで迫力のある作品になるんですね。
これは実物も見たくなりました。
鳥取砂丘は、美術館が休館中の冬以外に訪れるべきだったのかな?
パネル展示の見学を終えたら砂丘センター見晴らしの丘へ。
1階の土産物売り場はスルーして(すいません)3階の展望台へ。
展望台から鳥取砂丘を一望。
初めての鳥取砂丘
1月ということで、雪の鳥取砂丘をイメージしていたのですが、全然違った。
青い空に青い日本海
白い雪は全くなくて、砂の茶色が広がっています。
9時30分になったのでリフト乗り場へ。
客は私だけ~の貸切状態。
日本海に吸い込まれていきそう。
松林の中を進んで
最後は道路の上を通過。
リフトの乗車時間は5分ほど。
眺めも良く、無料駐車場→リフトで正解でした。
リフトを降りたら目の前は鳥取砂丘
ですが・・・
砂丘見学の前に鳥取砂丘ビジターセンターでちょいとお勉強しましょうか。
砂丘の中で植物が生え、動物も暮らしているんですね。
ビジターセンターで少し学んだら砂丘へではなく、ブランチです。
道路を挟んだ向かいにある海鮮丼の店「鯛喜」へ。
Googleマップのクチコミに「1日50食限定の人気店」とあったので、開店時間の10時に予約していたのでした。
開店直後なので客は私だけ。
メニューは海鮮丼のみ
海鮮丼1400円、ちょっと豪華丼2000円、豪華丼2300円の3種類。
クチコミには「普通の海鮮丼でも十分」とありましたが、旅に出て数百円の差だったら一番いいのをいただきましょう~と豪華丼にしました。
刺身てんこ盛り~
刺身は1切れずつではなく、2切れずつ
エビは3尾、カニは5本
ボリュームたっぷり
どれもうまかったです。
ごちそうさまでした。
お腹を満たしたらいよいよ鳥取砂丘へ。
展望台で見た時よりも広く大きいです。
思っていたより歩きやすいかな。
「馬の背」を目指しましょうか。
小高くなった丘があります。
あれが「馬の背」です。
皆さん登ってますね。
馬の背の斜面の手前に水たまりがありますよ。
まず、そっちに行ってみましょう。
砂丘に大きな水たまり
砂丘に水があるんだ~
これは意外でした。
砂は透水性がよく、雨が降ってもすぐに地下に浸透してしまい水たまりにはならないそうです。
が、ここだけ地中が透水性の悪い火山灰層のため雨水が地下に浸透せず、水たまりになり「オアシス」と呼ばれているのだとか。
オアシスから馬の背を目指しますが、けっこうな急斜面。
登り始めてから3分くらいかな。
何とか登りきると
そこには絶景が・・・
冬の日本海
どんより曇り空をイメージしていたのですが、この青空と青い海は予想外でしたね。
沖に島が見えます。
鯨のようにも見えたけど、海士島(あもうじま)です。
こちらでは、打ち寄せる日本海の白波と砂丘の風紋がシンクロしています。
海岸まで下りていってる人もいます。
が、戻ってくるのが大変そうなのでヤメときました。
こちらは馬の背から見下ろしたオアシス
下から見た時と見え方が全然違いますね。
窪んでいるように見えます。
再びオアシスまで下りていきましたが、下からだと平に見えるのが不思議です。
オアシスから少し離れたところには、川が流れて草も生えていました。
川もあるの~
水源は湧水で「尻無川」というそうです。
この辺りで戻ることに。
ラクダもいますよ。
最後にラクダに乗ってみようとスタッフに声をかけたら
「1600円でこの辺をうろちょろするだけですよ」
とヤル気のない返事。
なんだそれは・・・
おっさんは乗せたくないのか。
なのでヤメときました。
訪れる前は初めての鳥取砂丘が冬って・・・どうなの?とも思ったりもしていたのですが
晴天に恵まれ砂に青い空と青い日本海が映え、思っていた以上に広大で感動しました。
そして気温は7度
砂の上を歩き動くのにちょうどよかったでしょうか。
汗をかかなかったからね。
暑がりなので、夏に汗ダラダラになるより、冬に来てよかったかもと思いながら帰りのリフトに乗って無料駐車場まで戻りました。
つづく