ライオン宰相 濱口雄幸像と五台山展望テラス 2泊3日 松山~高知~徳島一人旅⑩ | 1泊2日一人旅

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そんな1泊2日一人旅の記録です。

2泊3日 松山~高知~徳島一人旅 2日目

 

 

5年ぶりに訪れた桂浜から海抜139mの五台山一帯に広がる五台山公園に向かいました。

 

 

桂浜は2回目でしたが、五台山公園は初めてです。

 

 

2日目一番のお目当ては、だるま夕日ですが、この五台山公園は次に楽しみだったところ。

 

 

駐車場から五台山展望台テラスに向かいます。

 

 

 

途中にあったのが濱口雄幸像です。

 

 

高知市出身

さらに言うと、この五台山で林業を営む家に生まれた

 

第27代内閣総理大臣(1929年7月2日~1931年4月14日)です。

 

 

銅像の台座には「ライオン宰相」と刻まれています。

 

 

その風貌から「ライオン宰相」と呼ばれた濱口雄幸首相。

 

 

 

銅像だとライオンには見えないような・・・

 

口元がライオンっぽい?

 

 

文春オンラインからお借りした写真には、ライオンといった風貌も。

 

 

 

一貫して国際協調を掲げてきた濱口首相は、幣原喜重郎を外相に起用し、軍拡から軍縮へと明治以来の国策を転換。

 

日本史の受験勉強を思い出しますね。

 

幣原協調外交でしたっけ。

 

蔵相に井上準之助を起用し、緊縮財政へと舵を切り、金(輸出)解禁を断行。

 

濱口内閣の政策は激しい攻撃に晒され、その反発はやがて銃撃事件に。

 

昭和5年(1930年)

東京駅で右翼団体員が濱口首相を銃撃。

 

濱口首相は病院に搬送され、緊急手術を受け一命を取りとめましたが、翌年8月26日に亡くなられました。

 

 

東京駅の新幹線乗り場の近くには、濱口首相が銃撃された現場◇が保存されています。

 

 

※2023年3月21日

 

 

まだご覧になったことがない方は、同じく東京駅で刺殺された平民宰相・原敬首相の遭難現場と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは五台山展望テラスへ。

 

 

この展望テラスは、耐震基準を満たしていなかった築50年余りの旧展望台に代わり2022年9月にオープンしたそうです。

 

 

 

 

展望台から浦戸湾と高知市街地を一望できます。

 

まず南から

 

▼桂浜方面

 

桂浜は見えないけれど、太平洋が見えます。

 

 

続いて南から西に向かって高知市街地をぐるりと。

 

 

 

 

高知市内を流れる川は鏡川

 

 

 

一番手前のアーチ型の橋は国道56号に架かる鏡川大橋です。

 

 

その手前の島は、板垣退助が通った料亭があったという丸山台(現在は無人島)

 

 

 

高知城も見えるようですが・・・

 

 

高知城どこ~?

 

展望台にいたお嬢ちゃんが「高知城見えた~」って。

 

おじさんには見えない。

 

 

教えてもらいましたよ。

三つ並んで建っている紅白の鉄塔の右だって。

 

 

 

まだわかんない。

 

 

あった~

 

 

 

確実に目が衰えてるね。

 

眼鏡変えないとダメだね~

 

あとカメラ(レンズ)もいいのを買わないと・・・と思った五台山展望テラスでした。

 

 

こちらは動画です。

 

 

駐車場に戻る途中に「南国土佐をあとにして」の碑がありました。

 

 

日中戦争に出征された高知出身の将兵(鯨部隊)が、故郷をしのんで「よさこい節」をベースにして歌っていたという曲で、昭和34年(1959年)にペギー葉山さんの歌でシングル発売されると大ヒットしたそうです。

 

 

私にとって、ペギー葉山さんと言えばウルトラの母かな。

 

 

はりまや橋にも、この曲の歌碑があったのを思い出しましたよ。

 

※2019年12月1日

 

 

 

今回は、はりまや橋までは行かず次の目的地に向かいました。

 

つづく