迷路のような不思議な町並み、宿根木 1泊2日 佐渡島一人旅 その14 | 1泊2日一人旅

1泊2日一人旅

休みは取れても2日。
だから旅はいつも1泊2日。
1泊2日でも日本全国行ってみたい。
そんな1泊2日一人旅の記録です。

1泊2日 佐渡島一人旅 2日目

 

 

雨の中、たらい舟を体験したあとは佐渡島最南端に位置する宿根木(しゅくねぎ)集落に向かいました。

 

宿根木は江戸時代後期から明治にかけて北前船の寄港地として発展した港町で、船大工によって作られた当時の面影を色濃く残す町並みが保存されているというので立ち寄ってみました。

 

 

まず、宿根木町並み案内所へ

 

 

ボランティアと思われるガイドのおじいさんのお出迎え

 

 

観光協力金としてマップの下の木箱に100円を入れるようにお願いされます。

 

 

ちょうど100円玉がなくて500円玉を入れたらおじいさんはビックリしていました。

 

正規の入場料なら「おつりありますか?」と言えますが、協力金では言えないよね。

 

でも、500円玉もなくて、千円札しかなかったら「すいませんおつりいいですか?」と言っていたでしょうか。

 

 

中に入ってマップをいただきちょっとした説明を受けます。

 

大人の休日倶楽部のポスターが貼ってありました。

 

 

ここで吉永小百合さんのように記念撮影をされる方が多いのだとか。

 

 

それでは散策スタート

 

 

人がすれ違うのがやっとのような小路が続きます。

 

 

家屋が肩を寄せあうように密集する集落

 

迷路のようでもあり方向音痴の私は迷子になりそう。

 

 

同じような造りの家屋が並ぶ不思議な空間です。

 

 

集落の中には小川も流れていました。

 

 

昔はこの小川で洗濯をしたり野菜を洗ったりしたそうです。

 

 

 

こちらは大正10年(1921年)に建てられた旧郵便局舎

 

 

郵便局は洋風っぽい造り

 

 

 

こちらが廻船2隻を所有し、財をなした廻船主の豪邸「清九郎」

 

 

中も見学できるのかと思っていたのですが、閉館しましたの文字

 

 

 

▼江戸時代後期の地理学者、柴田収蔵の生家

 

 

そして塩の看板

 

 

 

ここが吉永小百合さんのポスターにあった「三角家」です。

 

 

 

「知らない町を歩いたら、いつもより遠くへ旅できた気がしました」

吉永小百合

 

 

平成18年まで塩の販売と新聞の配達などをして生計を立てていたおばあさんが一人で住んでいたそうです。

 

中も見学できるようですが、休館日でした。

 

 

 

雨が強くなってきたので、このあと宿根木公会堂の前を通り白山神社をお詣りして駐車場に戻りました。

 

 

 

宿根木は昔にタイムスリップしたような空間の中にも生活感も感じられる独特の雰囲気の集落でした。

 

つづく