参考資料3142 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

1999年に人類は滅亡しない!
「以上のことから1999年が人類の滅亡の年、つまり人類最後の年だと解釈するのはまちがいで、この年は「666.66・・・」という数字が示すように、滅亡に向かって不吉なことが永遠につづく始まりの年なのであることが証明できた。この年から滅亡が始まり、そしてそれは永遠につづき、人類ばかりでなく、地球そのものが完全に消え去ってしまう日まで終わらないだろうという意味なのである。どうして「1」を足さなければならないのかは第三章で詳しくふれたい。ここではこの「666」という黙示録の不吉数字をノストラダムスはじゅうぶんに承知していて、それを巧みに用いて滅亡の始まる年を予言していることに注目してほしい。
 1999年はそういう年なのである。黙示録のなかの「666」という数字、遺言書のなかの特別な意味のある「3」という数字が、はっきりとそのことを示している。遺言書がたんなる遺産分配のためだけの書類と思われていたいままでは、このことはわからなかった。しかしいったん遺言書の謎が解けだすと、新たな事実が浮かびあがってくる。そのなかにはほんとうの滅亡の年とか、滅亡の原因とそのようすとか、あるいは滅亡のなまなましい光景も含まれているのだ。
 ノストラダムスは人類の滅亡のすべてをはっきりと予知していたのだ。そしてそれを後世の人びとに警告をこめて伝えるために、1,080篇の予言詩を書いたのである。しかし、これらの予言詩は一見したところなんの脈絡もないように見え、それぞれの詩も難解な内容に偽装されているが、それはノストラダムスの意図するところであった。予言が人心を惑わせ、人びとを驚かせるのが目的でない以上、予言は神のことばそのままに語られなければならなかったのだ。
 ノストラダムスは神の発することばのままに、一字一字まちがえないで予言詩を書いた。だから詩の内容が難解になっている。だがこの難解なところ、つまりわれわれにとっては不可解なところに、実は神のある隠された意志が存在している。それがなんであるか? その謎を解読し、そこに秘められた神の意志を理解することこそ、われわれ人類に残された唯一の救済への道なのである。
 はっきりいおう。神はわれわれを試しているのだ。いつ傲慢とおごりから目が覚め、いつ快楽と富の蓄積の追求をやめ、いつ蒸発した人間性を取り戻すのか、神はそれを待っているのだ。極端ないいかたをすれば、そこに隠された神の意志を読みとれない者、また神の意にしたがおうとしない者は、滅亡の最後の日に地球もろとも宇宙の塵となって消え去ってもかまわないと神はお考えなのである。
 そのことにまず気づかなければ、ノストラダムスの予言の謎を解き明かすことはできない。彼の予言詩のなかに隠された神の”ある意志”を知ろうとしない者の前では、予言はなんの価値もないものなのだ。そのことを聖書から引用して、ノストラダムスは『諸世紀』の序文「息子セザールへ宛てたの手紙」のなかで次のようにいっている。

救世主曰く「聖なる物を犬に与うな。また真珠を豚の前に投ぐな。おそらくは足にて踏みつけ、向きを返りて汝らを嚙みやぶらん」
 われわれはいまこそ、犬ではなく、豚でもないことを自覚するべきである。そして神の暗示するところのものに気づき、耳を傾けるべきなのだ。そのときかならず、ノストラダムスの遺してくれた二つの書類、遺言書と遺言書添え書きが暗い闇のなかから一条の光となって現われ、神の啓示を照らしだしてくれるだろう。
 いま現在、世界は終末的な様相を呈している。地震、火山の爆発、核戦争、大気汚染、そして人口問題と食糧危機。人類はあがき、もがき、進むべき道がわからずに苦しんでいる。このままでは確実に世界は滅びてしまう。このままでは確実に地球はなくなってしまう。このままでは・・・。
 しかし慈悲深い神は、最後にひとつだけ人類に助かるチャンスを与えてくれた。それが”セザール”なのである。」
「ノストラダムスの遺言書」ダニエル・ルゾー著・流 智明監修より

感想
>この年は「666.66・・・」という数字が示すように、滅亡に向かって不吉なことが永遠につづく始まりの年なのであることが証明できた。この年から滅亡が始まり、そしてそれは永遠につづき、人類ばかりでなく、地球そのものが完全に消え去ってしまう日まで終わらないだろうという意味なのである。

「神」がどうとか言うくせに、「最期の審判」という概念はないんだね。

「8 主は言われる、全地の人の三分の二は断たれて死に、三分の一は生き残る。
9 わたしはこの三分の一を火の中に入れ、銀をふき分けるように、これをふき分け、金を精錬するように、これを精錬する。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは『彼らはわが民である』と言い、彼らは『主はわが神である』と言う」。」
「ゼカリヤ書」第13章8節~9節(口語訳)

「8この地のどこでもこうなる、と主は言われる。
三分の二は死に絶え、三分の一が残る。
9この三分の一をわたしは火に入れ
銀を精錬するように精錬し
金を試すように試す。
彼がわが名を呼べば、わたしは彼に答え
「彼こそわたしの民」と言い
彼は、「主こそわたしの神」と答えるであろう。」
「ゼカリヤ書」第13章8節~9節(新共同訳)

>ここではこの「666」という黙示録の不吉数字をノストラダムスはじゅうぶんに承知していて、それを巧みに用いて滅亡の始まる年を予言していることに注目してほしい。

初心者向けに初めから解説しよう。まず、「666」の出所から。

「18 ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。」
「ヨハネの黙示録」第13章18節(口語訳)

「13:18ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。」
「ヨハネの黙示録」第13章18節(新共同訳)

この文章の前にさんざん「獣」について書かれていて、要は「反キリスト」の事である。因みに、最古の写本は「616」となっていて、こっちが本物という説もある。

「今回、かつてエジプトはオクシリンクスの遺跡から発見されたギリシャ語による最古の(三世紀頃)ヨハネの黙示録の紙片を、新たな写真技術で解析した結果、実際には獣の数字は"616"と書かれていたことが判明したという。」
引用元:https://karapaia.com/archives/51252146.html#google_vignette

私はシンクロニシティーとしてダブルミーニングだと解釈している。現実的には、「ヨハネの黙示録」は西暦95年ぐらいの時に当時の神学者が旧約聖書を寄せ集めて作った偽書で「666」も自作の問題だと考えている。その理由は、

「14 さて一年の間にソロモンのところに、はいってきた金の目方は六百六十六タラントであった。」
「列王記上」第10章14節(口語訳)

「13 さて一年の間にソロモンの所にはいって来た金の目方は六百六十六タラントであった。」
「歴代誌下」第9章13節(口語訳)

とあり、ソロモンといえば「知恵の王」だから「ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである」なんて書いたのだろうと推測している。また、ソロモンといえば神に嫌われているという事もあるだろう。

「ソロモンは数えきれないほどの妻と側室をもち、その中には、イスラエルの律法によってかかわりをもってはいけないと禁じられていた国々の女性たちもいました。律法がそれらの国との交流を禁じた理由は、イスラエルがその国々の偶像礼拝の影響を受けることを避けるためでした。
律法を破ってそれらの国の女性たちを妻や側室にしたソロモンは、案の定、彼女たちに引きずられ、偶像礼拝をするようになりました。神はそのことを怒り、2度もソロモンに現れて、「他の神々に従ってはならない」ととがめましたが、ソロモンはそのことばに聞き従いませんでした。そこで神は、イスラエルの王国を引き裂いて、12部族のうち10部族をソロモンの家来に与える、と宣告します。」
引用元:https://biblelearning.net/%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%B3%EF%BC%9A%E7%9F%A5%E6%81%B5%E3%81%A7%E5%9B%BD%E3%82%92%E6%B2%BB%E3%82%81%E3%81%9F%E7%8E%8B-%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E3%81%AE/

もう一つの「616」の方は、

「616を素因数分解すると、
$シフル・ド・ノストラダムス
となり、2,7,11をアルファベットに変換すると、B,G,K。つまり、KGB出身のプーチン大統領と解釈します。」
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11587300215.html

念のため、シンクロニシティーレベルの話である。ウクライナ人にとっては「黙示録の獣」と映っているかもしれないが。因みに、私がこれを書いたのは2013年8月6日なので、現在のウクライナ戦争の始まりの「クリミア侵攻」より前なので、ある意味予言的中か。

>はっきりいおう。神はわれわれを試しているのだ。いつ傲慢とおごりから目が覚め、いつ快楽と富の蓄積の追求をやめ、いつ蒸発した人間性を取り戻すのか、神はそれを待っているのだ。

人間の目から見れば、学歴詐称などをする野村沙知代さんの方が傲慢だと思うかもしれないが、それを吊るし上げるマスコミや一般人のいじめの方が傲慢極まりないだろう。要は、試されているのである。

「22:1 イエスはまた、譬で彼らに語って言われた、
22:2「天国は、ひとりの王がその王子のために、婚宴を催すようなものである。
22:3 王はその僕たちをつかわして、この婚宴に招かれていた人たちを呼ばせたが、その人たちはこようとはしなかった。
22:4 そこでまた、ほかの僕たちをつかわして言った、『招かれた人たちに言いなさい。食事の用意ができました。牛も肥えた獣もほふられて、すべての用意ができました。さあ、婚宴においでください』。
22:5 しかし、彼らは知らぬ顔をして、ひとりは自分の畑に、ひとりは自分の商売に出て行き、
22:6 またほかの人々は、この僕たちをつかまえて侮辱を加えた上、殺してしまった。 22:7 そこで王は立腹し、軍隊を送ってそれらの人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。
22:8 それから僕たちに言った、『婚宴の用意はできているが、招かれていたのは、ふさわしくない人々であった。
22:9 だから、町の大通りに出て行って、出会った人はだれでも婚宴に連れてきなさい』。
22:10 そこで、僕たちは道に出て行って、出会う人は、悪人でも善人でもみな集めてきたので、婚宴の席は客でいっぱいになった。
22:11 王は客を迎えようとしてはいってきたが、そこに礼服をつけていないひとりの人を見て、
22:12 彼に言った、『友よ、どうしてあなたは礼服をつけないで、ここにはいってきたのですか』。しかし、彼は黙っていた。
22:13 そこで、王はそばの者たちに言った、『この者の手足をしばって、外の暗やみにほうり出せ。そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。
22:14 招かれる者は多いが、選ばれる者は少ない」。」
「マタイによる福音書」第22章1節~14節(口語訳)

「彼らは未来の奥義からその魂を救い出すことはできない
これは、あなた方のためのしるしである
義が世界の基準として、太陽とともに現れるだろう
驚くべき奥義をとどめておくすべてのものは存在しない
知識は世界に満ちて、おろかさは永遠に存在しない」
死海文書『奥義の書』より

「王仁三郎はかつて、「未完成なる世界には、憎悪、憤怒、怨恨、嫉妬、闘争などあらゆる邪悪が充満」するといった。また、ナオの言葉によれば、現在の社会は「われよしの世」(エゴイズム)ということになる。」
「出口王仁三郎の霊界からの警告」武田崇元著より

おまけ