参考資料3140 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

驚くべき数字の一致
「さらにくわしく調べていくとそれぞれ金貨の枚数が『諸世紀』のどの予言詩に対応するか解明できたので、次にそのリストをあげておく。なおノストラダムスの『諸世紀』にはリヨン版とアヴィニヨン版の二通りがあるので、割り出しはさらにやっかいなものになってしまったことをつけ加えておきたい。
                   (中略)
『諸世紀』にリヨン版とアヴィニヨン版の二通りあるのは、ノストラダムスの存命中、あるいは死後二年以内に、リヨンではまたアヴィニヨンで何巻ずつかに分けて出版されたそれぞれの版のことである。詩篇の総数がおたがいに違うのは、故意の所業ではなく、重複したり、いくつかのグループにまとめられた予言詩のテーマ詩を数のうちに入れたことや、著者の死後に勝手につけ加えたりしている所産である。その疑いのあるのはリヨン版で二つの詩篇とアヴィニヨン版で五つの詩篇である。またノストラダムス自身が金貨の枚数をもって暗示した『諸世紀』の1,005詩篇のほかに、彼は雑誌に『占星暦(アルマナック)』などに発表した詩のうち純粋に予言詩と思われるのは75詩篇であることがわれわれの研究で判明した。
 この結果、われわれの得たノストラダムスの予言詩の数は、1,080篇であるという結論に到達した。
 驚くことにこの数字は、黄道を分けている数に一致しているのである。太陽年ではなく、「黄道年」においてである。この1,080という数を二倍すると、2,160になる。これは黄道の1周期である。1,080詩篇はそれぞれが四行の詩であるから、全部で4,320行になる計算だ。つまり、黄道の2周期分である。そしてノストラダムスの四行詩の各一行には、だいたい六つのことばが記されている。これを単純に詩の全行数に掛け合わせると、4,320×4=25,920となって、なんとこれは黄道の12周期分に相当し、25,920セクターを意味していることになる。
 こうしてノストラダムスのすべての予言詩は、太陽の運行と深く結びついていることがわかった。彼が古代から人類に伝わる天文学および神秘年代学に精通していたことをここでもまた証明することができる。
「3」という数字、「13」という数字、そして予言詩の総数を示す1,080という数字と太陽の黄道の結びつき、ノストラダムスの予言の謎は少しずつその全貌をわれわれの前に現わしつつある。」
「ノストラダムスの遺言書」ダニエル・ルゾー著・流 智明監修より

感想
>この結果、われわれの得たノストラダムスの予言詩の数は、1,080篇であるという結論に到達した。

こじつけ臭いと思うが、興味がないのでスルーする。

>1,080詩篇はそれぞれが四行の詩であるから、全部で4,320行になる計算だ。

どうでも良い話だが、1988年の5月のゴールデンウィークに岐阜の位山に5日ぐらいこもって精神修養(修行)をした事があるが、その時に「432はミロクじゃぞう」と言う仙人の夢を見た事がある。
そこで、シンクロニシティーとして、次の「https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/432.html」というページを見てみる。
すると、1巻35番の詩についての考察である。つまり、1巻35番の詩はシンクロニシティー的には救世主について述べられていると考えられる。(私の共感者以外にはこじつけ甚だしいが。)

詩百篇第1巻35番
若き獅子は老いた方を凌駕するだろう、
一騎討ちによる戦いの野で。
黄金の籠の中の両目を(彼は)引き裂くであろう。
二つの艦隊(で勝ち残るの)は一つ、そして死ぬ、酷き死。
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/431.html

「艦隊」と訳されている所の原語は「classe」なので、「クラス」に変更すると、

詩百篇第1巻35番
若き獅子は老いた方を凌駕するだろう、
一騎討ちによる戦いの野で。
黄金の籠の中の両目を(彼は)引き裂くであろう。
二つのクラス(で勝ち残るの)は一つ、そして死ぬ、酷き死。

また、私の20年以上前の訳も挙げてみよう。

Le Lion jeune le vieux surmontera,
En champ bellique par singulier duelle,
Dans cage d'or loeil il lui crevera,
Deux plays une puis mourir mort cruelle. (原文はロバーツ本)
若いライオンがベテランを乗り越えるだろう
けんか早い分野で奇妙な決闘によって
黄金の鑑識眼の檻の中で彼は彼を裂くだろう
二人の勝負事、一人はそれから消える。苛酷な死ぬほどの苦しみ

因みに、麻原彰晃は1999年11月に東京拘置所内で自殺を図って失敗したらしい(「ザ・ワイド」という番組で有田芳生さんが言っていた)が、その理由なのではないだろうか。また、「二つのクラス」の一方は「オウム真理教」という事である。その後の理不尽な死刑も含む。

3巻95番の詩の別訳
人々はモリックの法(オウム真理教)が消滅するのを見るだろう
その後、遥かに魅惑的な別の1人が
ボリステヌスは最初に[誘惑に]屈するようになるだろう
最も魅力的な天賦の才能と国民によって
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12786638580.html

補足
「詩百篇第3巻95番の la loy Moricque については、信奉者たちの間では「(トマス・)モアの法」と読み、モア(More)の主著『ユートピア』で提示された共産主義的思想と解釈されることがある。
 ノストラダムスの蔵書の中に『ユートピア』が含まれていたことは間違いない。これは、彼の署名入りの版本が現存することで確認されている。」
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/222.html

因みに、「法」と訳されている所の原語は「loy」で現代語では「loi」(法)である。そして、「loi」には「定め,掟」や「[宗]戒律,教え」の意味もある。
つまり、「モリックの法」は「モリックの戒律」と訳され「オウム真理教」と解釈した訳である。因みに、小説「ユートピア」の中は私有財産制度が撤廃された世界である。だから、共産主義的理想だが当然現代の共産主義ではなく、むしろそれを行なっていた「オウム真理教」こそがふさわしいだろう。

「「ユートピア国」には貨幣制度がない。また貴金属は価値がないものとして認識されている。つまり、財産の私有が認められていないし、国民のほとんどは、それを必要と考えていない。」
引用元:https://web.tku.ac.jp/~juwat/blog/book_blog/2005/09/post_42.html

「一例として、1989年頃は1日1食でご飯どんぶり一杯・根菜水煮どんぶり一杯(各自が塩で味付け)・納豆一パック・のり半枚・ひじき大さじ一杯・豆乳お玉二杯程度だった。
「たまにはおいしいものを食べたくないですか」という熊本日日新聞の記者の質問に対して、ある若い男の信者は「禅の坊さんがハンバーグだ、エビフライだと食べますか」と一笑に付したという。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E9%A3%9F#%E6%A6%82%E8%A6%81

因みに、詩のナンバーは3巻95番でオウム真理教に強制捜査が入って崩壊が始まったのは1995年3月22日である。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70124800Z10C21A3EAC000/

因みに、密かにもう一つのクラスは「学習院大学理学部数学科」だと考えている。

補足
百詩篇第4巻31番
真夜中に月は高い山の上、
新しい賢者は唯一の脳でそれを見た。
その弟子たちによって不死たることを叱咤される。
双眼は南に。両手は胸に、体は火へ。

麻原彰晃は、詩番号は詩の出版(1555年)から431年後にあたる1986年を指し、この年に宗教活動を開始した自分のことと解釈した。彼は4行目について、自分の宗教活動の一つであるシャクティパッドの描写とした。
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/465.html

4巻31番の詩
暗闇に嘆きの月、そのうえ高い山
たった一人の俊才の新しい賢者はそれを理解した
彼の信奉者たちによって神に任命される
最盛期の鑑識眼(複数),(複数の)胸中に結婚の承諾,輝きの本体(強さ)
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12782468867.html

念のため、ミロクとは弥勒菩薩の事で、56憶7千万年後に現れる救世主とされている。

「弥勒は現在仏であるゴータマ・ブッダ(釈迦牟尼仏)の次にブッダとなることが約束された菩薩(修行者)で、ゴータマの入滅後56億7千万年後の未来にこの世界に現われ悟りを開き、多くの人々を救済するとされる。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%A5%E5%8B%92%E8%8F%A9%E8%96%A9#%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E4%BB%8F

シンクロニシティーとして、世界の人口が56億7千万人に達したのは1995年である。https://sekai-hub.com/statistics/un-population-prospects-2022

果して全ては偶然なのだろうか。数学的な考察を訊いてみたいものである。

「ラプラスの悪魔(ラプラスのあくま、英: Laplace's demon)とは、主に近世・近代の物理学分野で、因果律に基づいて未来の決定性を論じる時に仮想された超越的存在の概念。「ある時点において作用している全ての力学的・物理的な状態を完全に把握・解析する能力を持つがゆえに、未来を含む宇宙の全運動までも確定的に知りえる」という超人間的知性のこと。フランスの数学者、ピエール=シモン・ラプラスによって提唱された。ラプラスの魔物あるいはラプラスの魔とも呼ばれる。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94

おまけ