参考資料3139 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

遺言書は秘密の暗号法で書かれる
「以上がノストラダムスの遺言書および遺言書添え書きの全文である。一読しただけでは、なんの変哲もない、ただの遺産相続のための遺言書に見えるだろう。
 著者も初めはそうだった。しかし何度も読み返すうちに、この遺言書のなかには”ある一定の法則”があることを発見した。それはなにか? 数字の法則である。遺言書のなかで数字はある意味をもって並べられ、証人の数などに重大な”鍵”が隠されていることがわかった。
 この遺言書のなかにはたくさんの数字が出てくるが、それらはみな『諸世紀』の予言詩に対応するものである。
 とりわけなかでも、数多く登場し、何度もくりかえされるのが「13」である。わたしはまずこの13という数字に注目してみた。
 その結果、重大なことが判明した。それがなんであるかは後述することにして、その前に遺言書と遺言書添え書きの二つに出てくる数字のリストを作成してみたい。
                      (中略)
 以上が遺言書と遺言書添え書きに現われる数字と品々のリストである。このなかでもっとも重要と思われる数字は「13」である。まず証人と遺言執行人の数が13人。次に遺産の相続人が13人。そしてこの二つの文書の日付の差も13日間。偶然の一致にしてはできすぎている。
 またノストラダムスは、1555年から1567年のあいだの13年間に出版された雑誌『占星暦』に、毎年13篇ずつの予言詩を発表している。
 これでいかにノストラダムスにとって「13」という数字がある特別な意味をもっているかおわかりだろう。この数字の意味するところはひじょうに重要なのでまとめて後述する。
 次に大きな意味をもつと思われるのが「3」という数字である。遺言書にある金貨を含む貨幣は錫製の三つの箱に収められ、三つある鍵はそれぞれ、三人の遺言執行人に渡された。また家具や食器などを遺贈された者たちも、妻アンヌと息子セザールと娘マドレーヌの三人である。そして家屋の使用権も三つに分割されたのである。
 ではいったいこの「3」という数字はなにを意味しているのか。それは『諸世紀』のことである。ご存じのように『諸世紀』は三部から成っている。つまりノストラダムスのほんとうの遺産はこの『諸世紀』であることを伝えたかったのではないだろうか。この三部構成の『諸世紀』こそ、後世に残したかったのだ。そして成功したのである。いまわれわれがこうして彼の予言詩を少しずつ解明しながら滅亡の日に備えていられるのも、彼が秘密の暗号法を用いて遺言書を書いてくれたおかげである。われわれはノストラダムスの意志を無にしないためにも、『諸世紀』の謎解きをいそがなければならない。
 ところで金貨のリストを見ると、101枚のデュカ金貨と126枚のダブル・デュカ金貨があることがわかる。合計すると353デュカになる。1555年に出された『諸世紀』の初版にある予言詩の数も353篇である。
 そしてまた1,200ピストルも、『諸世紀』の第三部の予言詩の行数と一致している。第三部には300の詩篇があって、各篇は四行の詩句から成り立っているので、合計は1,200行ということになる。
 また先のデュカ金貨とダブル・デュカ金貨、それに数の多いエキュ貨とピストル貨をのぞいた貨幣の枚数の合計は169枚になる。これはノストラダムスが1555年から13年間にわたって毎年13篇ずつ発表してきた予言詩の総数と一致している。
 また貨幣の合計枚数3,015は、ノストラダムスが生前に残した予言詩1,005篇のちょうど三倍にあたる数なのである。
 こうしたことからも明らかなように、ノストラダムスの残した遺言書および遺言書添え書きは、彼の『諸世紀』と深く結びついていることが明らかである。」
「ノストラダムスの遺言書」ダニエル・ルゾー著・流 智明監修より

感想
>ところで金貨のリストを見ると、101枚のデュカ金貨と126枚のダブル・デュカ金貨があることがわかる。合計すると353デュカになる。1555年に出された『諸世紀』の初版にある予言詩の数も353篇である。
>これでいかにノストラダムスにとって「13」という数字がある特別な意味をもっているかおわかりだろう。この数字の意味するところはひじょうに重要なのでまとめて後述する。

何回か挙げたが、

「また、初めの出版のときに4巻の53番までは「一つの星の支配期間は354年4ヶ月」と関係あるのかもしれない。(353編だが354年を逆から読むと4巻53番だから。)
さらに、続いて2年後に7巻42番まで追加されたものが出版されたが、この642編に1555年を足すと2197年になり1600年を足すと3797年になるが、そのせいで42番なんて中途半端な数で止めたのだろうか。
因みに、この続きは8巻からになるので全部で942編。おまけで、1555+942=2497年でこれにカバラの聖数13×100年を加えると3797年になるがこれはこじ付けだろう(私のオリジナル)。
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11942834764.html

補足解説:1555年に出版された時は4巻53番までしかなかったという事。
また、「この642編」とは、1巻100編で第6巻までで600編と第7巻の42編で600+42=642編という事。
また、「この続きは8巻からになるので全部で942編」とは、7巻は42番で終わっているのである。念のため、4巻は54番から続けて完成させているが。つまり、全10巻で942編という事。
補足:「ユダヤ教において13は聖数とされる。」引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/13#%E5%AE%97%E6%95%99%E3%83%BB%E9%A2%A8%E7%BF%92%E3%83%BB%E6%96%87%E5%8C%96
何にしても、「3797年」は暗号である。
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12845605714.html

当時はこじつけだと思っていたが、案外、私が解読者の一人なのかもしれないね。笑

>著者も初めはそうだった。しかし何度も読み返すうちに、この遺言書のなかには”ある一定の法則”があることを発見した。それはなにか? 数字の法則である。遺言書のなかで数字はある意味をもって並べられ、証人の数などに重大な”鍵”が隠されていることがわかった。

あまり関係ないが、

「第2巻第8問「平方数を2つの平方数の和に表せ」の欄外余白に、フェルマーは
Cubum autem in duos cubos, aut quadratoquadratum in duos quadratoquadratos, et generaliter nullam in infinitum ultra quadratum potestatem in duos eiusdem nominis fas est dividere cuius rei demonstrationem mirabilem sane detexi. Hanc marginis exiguitas non caperet.
 立方数を2つの立方数の和に分けることはできない。4乗数を2つの4乗数の和に分けることはできない。一般に、冪が2より大きいとき、その冪乗数を2つの冪乗数の和に分けることはできない。この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。
とラテン語で書き残した。彼の残した他の書き込みは、全て真か偽かの決着がつけられた(証明された・反例が挙げられた)が、最後まで残ったこの予想だけは誰も証明することも反例を挙げることもできなかった。そのため「フェルマーの最終定理」と呼ばれるようになった。内容自体は三平方の定理程度の知識があれば理解できるものであったため、プロ、アマチュアを問わず多くの者がその証明に挑んだ。見事に証明した者には賞金を与えるという話も出てきて、フェルマーの最終定理の存在が一般にも徐々に知られるようになっていった。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%AE%9A%E7%90%86#%E6%A6%82%E8%A6%81

ある意味、遺言書である。ただし、この遺言が間違っている事は数学的には明らかである。因みに、シンクロニシティーとしては、私はある人と組んでフェルマーの最終定理n=3とn=4の新証明を開発したが、それより簡単には見抜けない「フェルマーの最終定理」の初等的証明の偽物も作り出した。フェルマーがどういったものを完成させて勘違いしたのかは知らないが、その人と共に作ったものはなかなか見事な作品である。
また、フェルマーはn=4の証明に無限降下法という面倒臭い方法を使っているが、その前段階で簡単に証明出来る事を見せよう。

a^4+b^4=c^4となる自然数a,b,cが存在すると仮定すると、
(a^2)^2+(b^2)^2=(c^2)^2 
よって、ピタゴラス数の生成式https://manabitimes.jp/math/661より、
a^2=m^2-n^2,b^2=2mn,c^2=m^2+n^2
となる自然数a,b,c,m,nが存在する。
a^2=m^2-n^2,c^2=m^2+n^2より、
a^2+n^2=m^2,m^2+n^2=c^2
ところが、この2つの式は自然数なのでピタゴラス数で2数を共有している。
ピタゴラス数は2数が決まれば残りの1つは一意的に決まるので、このような自然数a,cは存在しない。
よって、矛盾。
よって、背理法によりa^4+b^4=c^4となる自然数a,b,cは存在しない。
よって、示された。

何故、今まで誰も気付かなかったのだろうか。フェルマーがフランス人という所もポイントである。

詩百篇第1巻34番
左に飛ぶ猛禽が
紛争に先立ちフランス人たちに姿を見せる。
ある者は吉祥と受け取り、別の者は曖昧で不吉なものと見る。
弱い一党は吉兆と見なすだろう。
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/40.html

猛禽が左へ翔ぶ
戦闘にフランスが加わる前に
ある者は彼を善人とみなし 他の者は悪人とも当てにならぬ者ともいう
弱小の徒党は彼を吉兆とみなすだろう
(山根和郎訳『ノストラダムス全予言』)
引用元:https://www.ne.jp/asahi/mm/asakura/nostra/proph_text/Centurie_01.htm

「10 わたしは終りの事を初めから告げ、まだなされない事を昔から告げて言う、『わたしの計りごとは必ず成り、わが目的をことごとくなし遂げる』と。
11 わたしは東から猛禽を招き、遠い国からわが計りごとを行う人を招く。わたしはこの事を語ったゆえ、必ずこさせる。わたしはこの事をはかったゆえ、必ず行う。」
「イザヤ書」第46章10節~11節(口語訳)

「46:10わたしは初めから既に、先のことを告げ
まだ成らないことを、既に昔から約束しておいた。わたしの計画は必ず成り
わたしは望むことをすべて実行する。
46:11東から猛禽を呼び出し
遠い国からわたしの計画に従う者を呼ぶ。わたしは語ったことを必ず実現させ
形づくったことを必ず完成させる。」
「イザヤ書」第46章10節~11節(新共同訳)

詩百篇第10巻75番
非常に待望されたものは決して戻らないだろう、
ヨーロッパヘは。アジアに現れるだろう、
偉大なヘルメスから発した同盟の中のひとつが。
そして東方のあらゆる王の上で成長するだろう。
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/203.html

10巻75番の詩
とても期待(予期)されるものは決して戻って来ないだろう
ヨーロッパの中には。アジアの中に現れるだろう
偉大なヘルメスから生まれた同盟の一つ(同盟からの一人)
そして東洋の全ての王たちを越えて成長するだろう
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-10559004196.html

補足
「聖書では左手、左はどういう意味で使われているのだろうか。

賢者の心は右へ、愚者の心は左へ。(コヘレトの言葉 一〇の2)

 この言葉より”左”は愚者を象徴していることがわかる。「左手に苦悩が増すだろう」とは「愚者に災いが下される」という意味だったのである。”愚者”とは聖なる言葉を理解できない半豚人である。」
「セザール・ノストラダムスの超時空最終預言(下)」浅利幸彦著より

おまけ