参考資料3132 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

13という魔の数字に秘められた謎
「実はこのアポロ13号には、打ち上げられるまえから、ひとつの懸念があった。それは13が不吉な数字だということだった。かならずなにか悪いことが起こると確信している者もいた。教会は正式なコメントを避けていたが、13号に対する不安は隠そうとはしなかった。そんな状況のなかで、アポロ13号をのせたサタンVロケットは打ち上げられたのである。
 そして、みんなの不安が現実のものとなった。事故が起きたのだ。事故の原因はいまでもはっきりとはわかっていない。いわば謎の原因による事故だったのである。
 この騒動のあいだじゅうわたしはもちろん神に祈っていたが、先にあげたノストラダムスの予言詩(Ⅲ92)のとりこになっていた。予言は的中したのだ。その驚きがわたしには先だった。「世界は終末に近づいて サタンはなかなかあともどりをせず 帝国は黒い国民に変わり ナルボンヌは彼の目をえぐりとるだろう」。これが詩の内容である。
 字句の解釈をすると、

終末→地球が魚座の時代の終わりを迎えていること
サタン→打ち上げに使われたロケットの名称
あともどり→地球に帰還すること
黒い国民→(帝国→アメリカの)国民が悲嘆にくれるようす
ナルボンヌ→NARBON、フランスの都市の名だが、ノストラダムスの予言詩のなかではしばしば別な象徴的なことばとして用いられている。ここでは良き(ボン)月(ルナ)、つまり月の神のことをさしていると思われる。
目をえぐりとる→打ち上げ用に使われたサタンV型ロケットが、月面に衝突して、直径約三〇メートルの人工クレーターができたことをあらわしている。

 おそろしいまでにアポロ13号の事故とすべてが符合するのである。さらにつけ加えるならば、このアポロ13号の指令船の愛称はオデッセイで、これには”長い放浪”の意味があるのだ。
 三日後、アポロ13号は無事に帰還を果たした。三人の宇宙飛行士の命も救われた。しかし、全世界の人びとの心には、あらためて13という文字のもつただならぬ意味がしっかりと刻みつけられたのである。13は謎の数字、13は注目すべき数字なのだ。アポロ13号は四月一三日の一三時一三分に、三九番発射台から打ち上げられたのである。まるで13という数字のオンパレードである。これではまるで事故が起きて当然のように数字がそろいすぎている。このときの計画のモットーは「知識は月より来たる」で、まさにわれわれ人類は傲慢な心で宇宙に向かってツバを吐いたその罪を、月の神によって知らされたのだった。
 魔の一三日の金曜日ということばがある。これはイエス・キリストが処刑された日のことである。ポルトガルの小さな村ファチマに聖母が出現し、三つの予言を行なったのも一九一七年五月一三日だった(監修者註=ローマ法王ヨハネ・パウロ二世がトルコ人テロリストに狙撃されて重傷を負ったのも一九八一年の五月一三日だった)。このほかにも一三日に起きた不思議な事件はいくつもある。
 いかに13という数字が特殊な意味をもつ数字であるかこれでおわかりいただけるだろう。だがほんとうはこれは”不吉な数字”ではない。13という数字は、神がある意志をもってさし示す数字なのである。一三に悪魔の仕業のような事故が起こり、謎のようなできごとが多発するのも、それはすべて神の意志によるものなのだ。神はわれわれ人類のたかぶったおごりをいましめ、警告を発しているのである。
 13という数字には神の”ある意志”が秘められていて、神はわれわれがその数字の謎を解き明かすことを願っているのだ。その謎が解き明かされたときはじめて、人類は滅亡の日から逃れることができるだろう。
 いまこの秘密を知っている人間は、ほんの少ししかいない。」
「ノストラダムスの遺言書」ダニエル・ルゾー著・流 智明監修より

感想
>13は謎の数字、13は注目すべき数字なのだ。アポロ13号は四月一三日の一三時一三分に、三九番発射台から打ち上げられたのである。まるで13という数字のオンパレードである。

これらは本当のようである。

「陰謀論者は、13という数字を様々に関連づけようとしている。たとえば発射日の'70年4月11日の数字を全部足すと13になり、13時13分に39番発射台(13の3倍)から発射され、事故が発生したのは4月13日である等々。他にも爆発が起きたのは19時13分であるとか、もし地上で事故が発生していれば損害額は1,300万ドルに達しただろうなどと牽強付会する者もいる。映画「アポロ13」が製作されたとき、ラヴェルはNASAがこの事故以降、宇宙船に13の番号をふらなくなったことを指摘したが、一方でアメリカが近い将来計画している有人月飛行計画は「オリオン13」と呼ばれている。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD13%E5%8F%B7#%E7%89%B9%E8%A8%98%E4%BA%8B%E9%A0%85

念のため、13が不吉な数と思っている訳ではない。むしろ、トランプではキングの数なので「王の数字」と思っている。
ところで、ノストラダムスの予言が3797年までという説がある事はちょっと前に紹介したが、再び触れよう。

「33. さて、一週間を通じて時々予言(を勝手に語りだすこと)に驚かされ、夜中の研究に甘美な香りを与えてくれる長い算定に没頭しつつ、私は、この百篇ごとの天文学〔=占星術〕的な四行詩からなる、予言の書を構成したのである。私はそれを少々曖昧な形でつなぎ合わせることを望んだが、それは現在から3797年までの永続的な予言なのである。
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/2649.html

ところで、ノストラダムスの予言集が出版されたのが、1555年でこの2242年に加えると、1555+2242=3797年となる。だから、暗号だと考える訳である。
因みに、これは私のオリジナルではない。

「ラメジャラーはその差が1555年になるのは作為的なものだと見ている。そうした視点に立つならば、ノストラダムスの真の予言の範囲は西暦2242年までで、「西暦3797年」としたのは長く見せようとしたダミーの年代ということになるだろう。」
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/446.html

「また、初めの出版のときに4巻の53番までは「一つの星の支配期間は354年4ヶ月」と関係あるのかもしれない。(353編だが354年を逆から読むと4巻53番だから。)
さらに、続いて2年後に7巻42番まで追加されたものが出版されたが、この642編に1555年を足すと2197年になり1600年を足すと3797年になるが、そのせいで42番なんて中途半端な数で止めたのだろうか。
因みに、この続きは8巻からになるので全部で942編。おまけで、1555+942=2497年でこれにカバラの聖数13×100年を加えると3797年になるがこれはこじ付けだろう(私のオリジナル)。」
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11942834764.html

補足解説:1555年に出版された時は4巻53番までしかなかったという事。
また、「この642編」とは、1巻100編で第6巻までで600編と第7巻の42編で600+42=642編という事。
また、「この続きは8巻からになるので全部で942編」とは、7巻は42番で終わっているのである。念のため、4巻は54番から続けて完成させているが。つまり、全10巻で942編という事。
補足:「ユダヤ教において13は聖数とされる。」引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/13#%E5%AE%97%E6%95%99%E3%83%BB%E9%A2%A8%E7%BF%92%E3%83%BB%E6%96%87%E5%8C%96
何にしても、「3797年」は暗号である。

>サタン→打ち上げに使われたロケットの名称

これは、サターンV型ロケットである。念のため、「サタン」(Satan(悪魔))の事ではない。ノストラダムスの詩の「Saturne」(サチュルヌ)の事である。因みに、「Satan」は英語もフランス語も共通であるが、「Saturne」はフランス語で、英語では「Saturn」(サターン)である。もうお気付きだと思うが、「土星」の事でもある。

>ナルボンヌ→NARBON、フランスの都市の名だが、ノストラダムスの予言詩のなかではしばしば別な象徴的なことばとして用いられている。ここでは良き(ボン)月(ルナ)、つまり月の神のことをさしていると思われる。

シンクロニシティーとして、「真理の御霊」(契約の使者)の事と考えられなくもないが、「真理の御霊」と「月」の関係はもう何度も解説したので省略しよう。

>このときの計画のモットーは「知識は月より来たる」で、まさにわれわれ人類は傲慢な心で宇宙に向かってツバを吐いたその罪を、月の神によって知らされたのだった。

3巻97番の詩
新しい教えが新しい地を占領する
シリア,ユダヤ,パレスチナの方で
野蛮な大帝国が崩壊する
太陽神(月の女神)が彼の(その)時代を決定する前に
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12785515200.html

1巻25番の詩
失われ、見つけられ、とても長い世紀の間秘められる
牧者は半ば神のごとき人と栄誉をたたえられるだろう
月がその崇高な周期を仕上げる前に
別の祈りによって名誉を傷つけられるだろう
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12788901165.html

念のため、シンクロニシティー的な話である。

>魔の一三日の金曜日ということばがある。これはイエス・キリストが処刑された日のことである。

相変わらず、裏も取らずにいい加減なものである。

「13という数は聖書でも特別な意味を持っている。イエスを裏切った弟子であるユダは、最後の晩餐で13番目の席についていたとされており、ユダが13番目の弟子であったとする説もある。またキリスト教圏の俗信において、イエスが処刑されたのは金曜日であるとされており、13日の金曜日を題材にしたアメリカ映画が大ヒットしたことで、世界中に知れ渡ることとなった。
                     (中略)
キリストの磔刑の日が13日の金曜日、ユダが13番目の弟子などは俗説で、聖書に処刑の日を特定できる記述はない。ユダが「12人の弟子の一人」であるとはっきり書かれており、13番目の弟子という説は成り立たない。ユダが抜けて替わりが入ったという記述もない。13という数に不吉なイメージを押し付けるため、近代になって不明とされてきた、イエス・キリストが処刑された日を13日としたという説もある。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/13_(%E5%BF%8C%E3%81%BF%E6%95%B0)#%E3%80%8C%E5%AE%97%E6%95%99%E7%9A%84%E8%A6%81%E5%9B%A0%E3%80%8D%E8%AA%AC

>13という数字は、神がある意志をもってさし示す数字なのである。一三に悪魔の仕業のような事故が起こり、謎のようなできごとが多発するのも、それはすべて神の意志によるものなのだ。神はわれわれ人類のたかぶったおごりをいましめ、警告を発しているのである。
 13という数字には神の”ある意志”が秘められていて、神はわれわれがその数字の謎を解き明かすことを願っているのだ。その謎が解き明かされたときはじめて、人類は滅亡の日から逃れることができるだろう。

だから逃れたってしょうがない。「最期の審判」なのだから。

「10 しかし、主の日は盗人のように襲って来る。その日には、天は大音響をたてて消え去り、天体は焼けてくずれ、地とその上に造り出されたものも、みな焼きつくされるであろう。
11 このように、これらはみなくずれ落ちていくものであるから、神の日の到来を熱心に待ち望んでいるあなたがたは、
12 極力、きよく信心深い行いをしていなければならない。その日には、天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう。
13 しかし、わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる。」
「ペテロの第二の手紙」第3章10節~13節(口語訳)

「03:10主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。
03:11このように、すべてのものは滅び去るのですから、あなたがたは聖なる信心深い生活を送らなければなりません。
03:12神の日の来るのを待ち望み、また、それが来るのを早めるようにすべきです。その日、天は焼け崩れ、自然界の諸要素は燃え尽き、熔け去ることでしょう。
03:13しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです。」
「ペテロの第二の手紙」第3章10節~13節(新共同訳)

まぁ、全員いい人の世界なら待ち望むのも分かるね。現在は「いじめ」に合わないようにするのが普通の世の中だからね。いわゆる生きにくい世の中である。

おまけ