参考資料3128 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

スペース・シャトル計画のおそろしい謎
「アメリカ合衆国は、莫大な費用を理由にアポロ計画を打ち切ったにもかかわらず、いまもなおスペース・シャトルの実験飛行をつづけている。その理由はなんだろうか?
 わたしの得た情報によると、この計画に要する費用は西側諸国が分担金のかたちで提供しているとのことである。それぞれの国の事情に見あった額の資金がアメリアに集められ、それをいったん国際融資のルートにのせて発展途上国に貸し出し、そこで稼いだ利子によってNASAのスペース・シャトル計画が運営されているというのである。公式には科学技術の協力というかたちで各国が自前で技術協力をしているが、実体はけっしてそんななまやさしいものではなく、各国とも出費した額に見合うだけの自国のある”権利”を確保しているのである。
 もしこれが事実だとすれば、NASAのスペース・シャトルによる宇宙計画は、ソ連や中国をのぞくすべての自由主義国の共同参加による共同事業であるといえよう。現在、スペース・シャトルは九回目までの実験飛行が予定されており、一〇回目以降は民間人を乗せた実験飛行が行われる計画だという情報がある。なぜ民間人なのか? どうして計画をいそぐのか? 
 その謎を解くカギは、各国に割りあてられた分担金のうちわけを比較してみるとすぐわかる。わたしの手もとにある資料では、各国の分担金はその国の人口に比例するかたちで算出されている。つまり、人口の多い国ほど分担金は高く、少ない国ほど安くなっている。たとえば人口約七,九〇〇万のバングラディシュは、人口約五,四〇〇万のフランスの一・五倍もの分担金を払い、あの小さな経済大国といわれる日本は人口が約一億二,〇〇〇万のため、人口約六億六,〇〇〇万のインドの約六分の一ですんでいるという経済能力を無視した数字がはじきだされている。これはいったいどういう意味なのだろうか?
 アメリカをはじめとする各国の首脳部が、近い将来に人類が滅亡することを知っているとすればこの謎も解けるはずだ。スペース・シャトルへの分担金はその日のためのものであり、滅亡の日に宇宙船に搭乗できる人数が各国の人口によって割り出されているとすればどうだろう。経済能力ではなく人口によってその日に救われる各国の人数が決定されているということに、少なからずこの計画の中心国であるアメリカの良心を感じとることはできるかもしれないが、一般国民にまったく知らされていないところでこのような協定を結んだ事実は許すことができないだろう。われわれはまったく無視されているのだ。救われる権利からのみならず、事実を知る権利からもだ!」
「ノストラダムスの遺言書」ダニエル・ルゾー著・流 智明監修より

感想
>わたしの得た情報によると、この計画に要する費用は西側諸国が分担金のかたちで提供しているとのことである。それぞれの国の事情に見あった額の資金がアメリアに集められ、それをいったん国際融資のルートにのせて発展途上国に貸し出し、そこで稼いだ利子によってNASAのスペース・シャトル計画が運営されているというのである。公式には科学技術の協力というかたちで各国が自前で技術協力をしているが、実体はけっしてそんななまやさしいものではなく、各国とも出費した額に見合うだけの自国のある”権利”を確保しているのである。

昔も今も陰謀論者は後を絶たないね。(この本は1983年の本。)
トランプ大統領のアメリカファーストを聞かせてやりたいね。もっとも、トランプ支持者こそ陰謀論者みたいだが。

「米公共宗教研究所が2021年にまとめた調査結果によると、ネット上で2017年後半に始まったQアノンを強く信奉する人たちは、共和党や右派メディアの支持者に際だって多く、全米に3000万人以上いることが分かっている。
「政界やメディア、金融界のエリートが、児童の性的な人身売買を行う悪魔崇拝者に操られている」など、Qアノンの基本的な陰謀論に同意する信奉者がアメリカ全体の14%に達した。彼らは同時に、トランプを悪魔崇拝者と闘う英雄として位置付ける。」
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/514021?page=3

>アメリカをはじめとする各国の首脳部が、近い将来に人類が滅亡することを知っているとすればこの謎も解けるはずだ。

その根拠が「予言」とか笑っちゃうよね。実際、1999年にもこの本が言う2016年にも何も起こらなかっただろう。どう責任を取ってくれるんだ? 本で儲けた金額分を寄付しろ。(もう他界しているかな?)

>一般国民にまったく知らされていないところでこのような協定を結んだ事実は許すことができないだろう。われわれはまったく無視されているのだ。救われる権利からのみならず、事実を知る権利からもだ!

全て憶測で話が進んでいる所が恐いよね。まぁ、世の中の大抵の人もそうか。

これだけでは面白くないので、いくつかの詩を挙げよう。まずは5巻32番の詩。

5巻32番の詩
Ou tout bon est, tout bien Soleil & lune,
Est abondant sa ruyne s'approche:
Du ciel s'aduance varier ta fortune,
En mesme estat que la septiesme roche.
全くもって良い太陽と月、すなわち全くもって良い東方
豊かな東方よ、その崩壊が近づく
天からの進展がお前の運命に変化をつける
7番目の山と同じ立場に
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12836538877.html

以前にも書いたが、ここでの「太陽」は「日本人」で「月」は「真理の御霊」(契約の使者)と解釈している。次に、4巻30番の詩。

百詩篇第4巻30番
十一回をこえて(人々は)望まないだろう、月と太陽が
両方とも増大し、その価値が下落するのを。
非常に(価値が)低くなるので、人々は黄金をほとんど縫えないだろう。
飢餓と悪疫の後に、秘密が暴かれる。
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/464.html

ここでも「月と太陽」を「真理の御霊(契約の使者)と日本人」と考えると、海外の人々が望まないのは当然だし、5巻32番の「下落」と4巻30番の「崩壊」が一致している。念のため、「黄金」は「選民」の比喩と解釈する。もっとも、海外の人々じゃなくて日本人が望まないだろう。終わりの時など。最後に3巻34番の詩。

百詩篇第3巻34番
太陽が欠けるであろう時、
白昼に怪異が目撃されるだろう。
それは全く異なる意味に解釈されるだろう。
騰貴は警戒されず、誰もそれに備えないだろう。
引用元:https://www42.atwiki.jp/nostradamus/pages/1017.html

「太陽が欠ける」とはどういう事だろうか。他の人の訳では「日食」としているが、「アンリ二世への手紙」にもあるように「日食」だったら「éclipse de Soleil」(アンリ二世への手紙では、「eclypse solaire」)とするはずである。そして、太陽が欠ける事などあり得ないので、やはり比喩で「日本人」と解釈する。つまり、二極分化である。(「イエスの再臨」を信じる者と信じない者。)
2行目の「怪物」(怪異)については、

「逆に「神の栄光」や「神の怒り」を挙げた。つまるところ、当時の言説では「怪物」は単に邪悪なものではなく、神意の顕現をも示しうるものだったのである。」
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/458.html

とあるので、「真理の御霊」(契約の使者)の出現かもしれない。因みに、当時のノストラダムスのあだ名は「モンストラダムス」である。

「ノストラダムスを「モンストラダムス(モンストル=怪物、との合成語)」と呼ぶ」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B9%E7%8F%BE%E8%B1%A1#%E6%95%B5%E5%AF%BE%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3

そんな風に呼ばれていた男が、そう書いたのなら自分のような人物が出現すると言いたかったのだろう。念のため、「怪異」と訳されている所は他の人の訳では「怪物」である。
「それは全く異なる意味に解釈されるだろう」とは、詐欺師または救世主という事だろう。

「精神病理学の解釈では、ナオは発狂者ということになる。天才と狂人は紙一重というが、ある意味で、すべての霊能者(オカルティスト)や見神者は狂人と紙一重である。霊的にみれば狂人というのは、神経回路が混線したり、ショートした人間のことである。そして、神経とは、すなわち「神の経(みち)」である。
 数万年、数十万年のあいだ幽閉されてきた神々は、みずからを顕現化させる容器を求めていた。そのあまりに巨大な噴出力は、ときには、まず容器になるべき人間の周辺や、その地域全体の神経回路を混乱させたり、ショートさせてしまうのだ。だから、この地域の異常性、ナオをとりまく悲惨の数々は、きたるべき神の、壮大なる世界の登場のきざしのようなものであったともいえる。
 ついでにいっておくと、後年までナオに投げかけられる「気狂い婆」という罵倒にたいし、王仁三郎に投げかけられた悪罵は「山師」であった。
                         (中略)
 だから、もともと高次の霊界との交感性は、いま述べたように、ある選別された特定の人間によってしか確保されえないし、かりにそういう器でも、コンバート機構を自分のなかにつくれないと、霊界が神経に逆流して、発狂したりするのである。」
「出口王仁三郎の霊界からの警告」武田崇元著より

六行詩39番
比類のない怪物を提供する者が、
太陽に等しいと自ら認識するだろう、
子午線沿いに北上し、
象や狼を追いかけつつ。
このような打撃はどんな皇帝も加えたことがない。
その君主に、より悪いことが何も起こらぬことを。
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1300.html

おまけ