参考資料3127 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

バチカンの地下核シェルターはなにを意味するのか?
「悲しいことに、人類は近い将来に地球が滅亡することを知ってしまった。これはとても不幸なことである。が、それよりももっと不幸なことは、その滅亡の事実を一般市民に知らされていないということだ。ある特権階級、あるいはある特殊な団体などに属する人びとだけがその事実を独占して、われわれ一般市民にはひた隠しに隠しているのである。なんのために? 彼らだけが救われるために?
 つい最近、バチカンが地下に核シェルターをつくっていたことが暴露され、そのニュースは全世界をあっというまに駆けめぐって人びとを驚かせた。バチカンといえばローマ法王庁のあるところであり、カトリックの総本山でもある。ローマ法王も住んでいる。彼らこそ愛と平和の信奉者ではないのか。それなのにどうしてバチカンの地下に核シェルターをつくる必要があるのだろうか。
 おそらくバチカンもまたなんらかの方法で、人類が近い将来に滅亡することを知ってしまっているのだ。そして愛と平和を唱えるだけではとても滅亡を回避することができないと知り、はやばやと地下に核シェルターを設けたのだ。もちろんそれはカトリック信者の全員を収容できるほどの規模ではない。ごく一部の限られた人びとだけを収容できる規模である。つまり法王をはじめとする、上級神父たちのことだ。
 このニュースを聞いた人たちもこの事実はショックなことではあったが、いちばんひどい打撃を受けたのはカトリック信者たちだった。すなおにいってしまえば、彼らは裏切られたも同然なのである。人類の恒久の平和のために最後の瞬間まで自分たちとともに命を惜しまずに神に奉仕すると信じていた中心人物たちが、さっさと核シェルターをつくって命の安全をはかるばかりか、彼らの得た滅亡の事実を信者たちにはいっさい知らせなかったというのは裏切行為といっても過言ではない。
 この二重のショックのなかで、いま信者たちは、いつくるかわからない滅亡の不安におびえながら日々を送っている。はたして自分たちが救われる道はあるのだろうかと。
 ではどうしてバチカンはこの人類滅亡の事実を知ったのだろう? 答えはかんたんである。彼らは旧約聖書の謎を解くことに成功したのだ!」
「ノストラダムスの遺言書」ダニエル・ルゾー著・流 智明監修より

感想
>つい最近、バチカンが地下に核シェルターをつくっていたことが暴露され、そのニュースは全世界をあっというまに駆けめぐって人びとを驚かせた。

普通に検索しても出て来ないね。もっともたまたまこんな記事は見つけたが。https://www.shikoku-np.co.jp/national/international/20100919000169
まぁ、オカルト本の情報は信じられないね。

>バチカンといえばローマ法王庁のあるところであり、カトリックの総本山でもある。

全然行く気もなかったのに、1992年11月に会社の先輩に誘われてギリシャとイタリア旅行に行った時にたまたま訪問した。今でも部屋にイエスの十字架像が(絵画のように)飾ってある。(念のため、当時も今もクリスチャンではない。)

>おそらくバチカンもまたなんらかの方法で、人類が近い将来に滅亡することを知ってしまっているのだ。そして愛と平和を唱えるだけではとても滅亡を回避することができないと知り、はやばやと地下に核シェルターを設けたのだ。

形骸化したクリスチャンなら仕方がないのかもしれないが、本来は来るのを望むものである。

「10 しかし、主の日は盗人のように襲って来る。その日には、天は大音響をたてて消え去り、天体は焼けてくずれ、地とその上に造り出されたものも、みな焼きつくされるであろう。
11 このように、これらはみなくずれ落ちていくものであるから、神の日の到来を熱心に待ち望んでいるあなたがたは、
12 極力、きよく信心深い行いをしていなければならない。その日には、天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう。
13 しかし、わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる。」
「ペテロの第二の手紙」第3章10節~13節(口語訳)

03:10主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。
03:11このように、すべてのものは滅び去るのですから、あなたがたは聖なる信心深い生活を送らなければなりません。
03:12神の日の来るのを待ち望み、また、それが来るのを早めるようにすべきです。その日、天は焼け崩れ、自然界の諸要素は燃え尽き、熔け去ることでしょう。
03:13しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです。」
「ペテロの第二の手紙」第3章10節~13節(新共同訳)

「望む」どころか「早める」必要もあるらしい。一応、英語版を調べてみると、

「3:12 looking for and earnestly desiring the coming of the day of God, which will cause the burning heavens to be dissolved, and the elements will melt with fervent heat?」
引用元:http://seisyodeeigo.web.fc2.com/je61all.html

「3:12 燃える天を溶かし、元素を熱で溶かす神の日の到来を待ち望み、切に願っているのか。」
DeepL翻訳

「3:12 燃える天が溶け、要素が熱烈な熱で溶ける神の日の到来を待ち望んでいるだろうか。」
グーグル翻訳

「早める」なんて言葉は全くないね。しかも疑問文になっている。しかし、原文をよく見てみると、関係代名詞の文章を「whitch」の疑問文と間違えて「?」を付けてしまったのではないだろうか。
まぁ、とにかく本当の原文は古代ギリシャ語である。

>このニュースを聞いた人たちもこの事実はショックなことではあったが、いちばんひどい打撃を受けたのはカトリック信者たちだった。すなおにいってしまえば、彼らは裏切られたも同然なのである。人類の恒久の平和のために最後の瞬間まで自分たちとともに命を惜しまずに神に奉仕すると信じていた中心人物たちが、さっさと核シェルターをつくって命の安全をはかるばかりか、彼らの得た滅亡の事実を信者たちにはいっさい知らせなかったというのは裏切行為といっても過言ではない。

関係ないけど、「真理の御霊」が自分の中の聖霊(キリスト)なんていう教えの方がよっぽど裏切りだよね。

「7 しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。
8 それがきたら、罪と義とさばきとについて、世の人の目を開くであろう。
9 罪についてと言ったのは、彼らがわたしを信じないからである。
10 義についてと言ったのは、わたしが父のみもとに行き、あなたがたは、もはやわたしを見なくなるからである。
11 さばきについてと言ったのは、この世の君がさばかれるからである。
12 わたしには、あなたがたに言うべきことがまだ多くあるが、あなたがたは今はそれに堪えられない。
13 けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。
14 御霊はわたしに栄光を得させるであろう。わたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるからである。
15 父がお持ちになっているものはみな、わたしのものである。御霊はわたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるのだと、わたしが言ったのは、そのためである。
16 しばらくすれば、あなたがたはもうわたしを見なくなる。しかし、またしばらくすれば、わたしに会えるであろう」。」
「ヨハネによる福音書」第16章7節~16節(口語訳)

はっきり言って、旧約聖書に予言されている「契約の使者」の事だろう。

「1 見よ、わたしはわが使者をつかわす。彼はわたしの前に道を備える。またあなたがたが求める所の主は、たちまちその宮に来る。見よ、あなたがたの喜ぶ契約の使者が来ると、万軍の主が言われる。
2 その来る日には、だれが耐え得よう。そのあらわれる時には、だれが立ち得よう。彼は金をふきわける者の火のようであり、布さらしの灰汁のようである。
3 彼は銀をふきわけて清める者のように座して、レビの子孫を清め、金銀のように彼らを清める。そして彼らは義をもって、ささげ物を主にささげる。」
「マラキ書」第3章1節~3節(口語訳)

自称の「主」のイエスが「もし行けば、それをあなたがたにつかわそう」と述べて、「マラキ書」に「見よ、わたしはわが使者をつかわす」とあるのだから、普通はイコールと考えるだろう。しかし、クリスチャンのお偉方には都合が悪いのでこんな解釈にしたのだろう。

「どんな人にでも、どんなところでも、そこでキリストの十字架を語るならば、聖霊が働いてくださるのです。初代教会の人々のように、決して人を恐れてはならないのです。」
引用元:https://meigata-bokushin.secret.jp/index.php?%E7%9C%9F%E7%90%86%E3%81%AE%E5%BE%A1%E9%9C%8A%E3%81%AE%E5%8A%A9%E3%81%91

>彼はわたしの前に道を備える。

「契約の使者」(真理の御霊)の役目は「道を備える事」である。つまり、初代「洗礼者ヨハネ」と同じで前もって現れて「イエスの再臨」の準備をする事である。

「1 あなたがたの神は言われる、「慰めよ、わが民を慰めよ、
2 ねんごろにエルサレムに語り、これに呼ばわれ、その服役の期は終り、そのとがはすでにゆるされ、そのもろもろの罪のために二倍の刑罰を/主の手から受けた」。
3 呼ばわる者の声がする、「荒野に主の道を備え、さばくに、われわれの神のために、大路をまっすぐにせよ。
4 もろもろの谷は高くせられ、もろもろの山と丘とは低くせられ、高底のある地は平らになり、険しい所は平地となる。」
「イザヤ書」第40章1節~4節(口語訳)

「荒野に主の道を備え、さばくに、われわれの神のために、大路をまっすぐにせよ」とあり、「契約の使者」の事だろう。「その服役の期は終り」が大事である。かなり、精神修養をさせられたような人物のはずである。(斉天大聖孫悟空のような話だろう。)

>ではどうしてバチカンはこの人類滅亡の事実を知ったのだろう? 答えはかんたんである。彼らは旧約聖書の謎を解くことに成功したのだ!

上にも書いたが、バカである。真のクリスチャンは「主の日」を待ち望むものである。

補足
「ムスリムは、イーサーがこの世の終わりに近い時期に再臨すると信じている。クルアーンの一節は、将来のイーサーの復活について、以下のようにうたっている。

 "本当にかれ(イーサー)は,(審判の)時の印の一つである。だからその(時)に就いて疑ってはならない。そしてわれに従え。これこそ,正しい道である。"[Quran 43:61]

イスラームの伝承によれば、イーサーはマフディー(正義の導き)による戦の最中に降臨すると考えられている。マフディーとは、イスラームの終末論ではイスラームの救世主として知られており、反キリスト(al-Masīh ad-Dajjāl。偽メシア)とその支持者に対抗する者である。イーサーは、ダマスカスの白い拱廊に、黄色いローブをまとい頭に油を塗って降臨し、マフディーに加わって偽メシアと戦う。イーサーは、イスラームではムスリムであり、イスラームの教えを遵守する者と思われている。最終的にイーサーは偽メシアを圧倒し、すべての啓典の民(ahl al-kitāb、ユダヤ教徒とキリスト教徒をいう)が彼に従ってイスラームの教団ひとつにまとまるという。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC#%E5%86%8D%E8%87%A8

イスラム教の「コーラン」(クルアーン)にも「イエスの再臨」が載っていて、「マフディー」という「真理の御霊」(契約の使者)の事が書かれているのである。

おまけ