参考資料2366 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

詩篇 その128
「1 イスラエルの牧者よ、羊の群れのようにヨセフを導かれる者よ、耳を傾けてください。ケルビムの上に座せられる者よ、光を放ってください。
2 エフライム、ベニヤミン、マナセの前にあなたの力を振り起し、来て、われらをお救いください。
3 神よ、われらをもとに返し、み顔の光を照してください。そうすればわれらは救をえるでしょう。
4 万軍の神、主よ、いつまで、その民の祈にむかってお怒りになるのですか。
5 あなたは涙のパンを彼らに食わせ、多くの涙を彼らに飲ませられました。
6 あなたはわれらを隣り人のあざけりとし、われらの敵はたがいにあざわらいました。
7 万軍の神よ、われらをもとに返し、われらの救われるため、み顔の光を照してください。」
旧約聖書「詩篇」第80篇1節~7節

感想
>1 イスラエルの牧者よ、羊の群れのようにヨセフを導かれる者よ、耳を傾けてください。

「80:02イスラエルを養う方
ヨセフを羊の群れのように導かれる方よ
御耳を傾けてください。」(新共同訳)

ここでの「イスラエルの牧者」はイエス・キリストで、ヨセフは「真理の御霊」(契約の使者)の事だろう。そこで、「ヨセフ」について調べてみよう。

「ヤコブはヨセフが年寄り子であるため、誰よりも彼を愛し、きらびやかな服をヨセフに送ったりした。そのため10人の異母兄たちはヨセフを憎むようになった。ある日ヨセフは夢を見、それを語ったので、兄弟たちのねたみを買い、穴に落とされ、やがて彼らによってミデヤン人の隊商に売られてしまう。
                      (中略)
 隊商の手によってエジプトに渡ったヨセフは、エジプト王宮の侍従長ポティファルの下僕となるが、そこで成功を収め、ついにはその家の全財産を管理するまでとなる。ところが、ポティファルの妻の性的誘惑を拒んで、その妻にかえってぬれぎぬを着せられて監獄に入れられてしまう。しかし、ヨセフはそこの監獄の長に気に入られ、その監獄の管理人となった。やがて、その監獄にファラオに罪を犯した献酌官長と調理官長が拘留され、ある時、二人は同じ夜にそれぞれ夢を見た。ヨセフはその二人の夢をそれぞれ解き明かし、その解き明かしのとおりになったため、その能力が後にファラオに知られ、ファラオが見た夢も解き明かすことになった。その彼の解き明かしがファラオに認められて出世し、エジプトの宰相となる。
                      (中略)
 宰相の地位に就いたヨセフは七年間の大飢饉に備えるために食料を保存するなど、国政に腕を揮った。七年間の大飢饉はエジプトだけでなく、父ヤコブや兄弟たちのいるカナンの地にも及んだ。そこで、10人の異母兄弟たちは末の弟でヨセフとは同母弟となるベニヤミンをカナンに残し、エジプトに穀物を買いに行く。そこでヨセフと出会うが、兄弟たちは宰相ツァフェナト・パネアがヨセフであることには気付かなかった。だが、ヨセフは兄弟たちのことが分かっていた。
                      (中略)
 ヨセフはその誠意にとても感激し、自らのことを明かした。兄弟たちは驚くも、その後ヨセフと抱き合い、和解を果たした。また、兄弟たちはそのことを父ヤコブにも告げた。ヤコブは最初は信じなかったものの、最終的にはヨセフに会って、劇的な再会を果たした。ヨセフは父と兄弟たちをゴジェンに移住させ、ヤコブの死後、110歳まで生き続けた。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨセフ_(ヤコブの子)#生涯 

いつ死んでもおかしくないような取り返しが付かないような事をされても、最終的には許すような器の大きい人物のようである。念のため、「誠意」の所は大分省略されている。
もっと詳しく知りたい人はこちら。(感想より上の部分。)
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12415692598.html(「エジプトに売られたヨセフ」その1)
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12415943237.html(「エジプトに売られたヨセフ」その2)
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12416181889.html(「エジプトに売られたヨセフ」その3)
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12416885494.html(「エジプトに売られたヨセフ」その4)
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12417118927.html(「エジプトに売られたヨセフ」その5)
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12417351899.html(「エジプトに売られたヨセフ」その6)

>ケルビムの上に座せられる者よ、光を放ってください。

「ケルビムの上に座し、顕現してください」(新共同訳)

ケルビムとは智天使の事だが、個人的には以前からUFOの事だと考えている。

「2 彼は亜麻布を着たその人に言われた、「ケルビムの下の回る車の間にはいり、ケルビムの間から炭火をとってあなたの手に満たし、これを町中にまき散らせ」。そして彼はわたしの目の前ではいった。」
「エゼキエル書」第10章2節(口語訳)

「2主は亜麻布をまとった者に向かって言われた。「ケルビムの下の回転するものの間に入れ。そして、ケルビムの間にある燃える炭火を両手に満たし、それを都の上にまき散らせ」と。彼は、わたしの目の前で入って行った。」
「エゼキエル書」第10章2節(新共同訳)

「9 わたしが見ていると、見よ、ケルビムのかたわらに四つの輪があり、一つの輪はひとりのケルブのかたわらに、他の輪は他のケルブのかたわらにあった。輪のさまは、光る貴かんらん石のようであった。
10 そのさまは四つとも同じ形で、あたかも輪の中に輪があるようであった。
11 その行く時は四方のどこへでも行く。その行く時は回らない。ただ先頭の輪の向くところに従い、その行く時は回ることをしない。
12 その輪縁、その斡、および輪には、まわりに目が満ちていた。―その輪は四つともこれを持っていた。
13 その輪はわたしの聞いている所で、「回る輪」と呼ばれた。」
「エゼキエル書」第10章9節~13節(口語訳)

「9わたしが見ていると、四つの車輪が、ケルビムの傍らにあるではないか。一つの車輪が、ひとりのケルビムの傍らに、また一つの車輪が、ひとりのケルビムの傍らにというように、それぞれの傍らにあって、それらの車輪の有様は緑柱石のように輝いていた。 10それぞれの形の有様は、四つとも同じで、一つの車輪がもう一つの車輪の中にあるかのようであった。 11それらが移動するときは、四つの方向に進み、移動するときに、向きを変えることはなかった。先頭のケルビムが向かうところに他のものも従って進み、向きを変えなかったからである。 12ケルビムの全身、すなわち、背中、両手、翼と、車輪にはその周囲一面に目がつけられていた。ケルビムの車輪は四つともそうであった。 13それらの車輪は「回転するもの」と呼ばれているのが、わたしの耳に聞こえた。」
「エゼキエル書」第10章9節~13節(新共同訳)

「16 ケルビムの行く時、輪もそのかたわらに行き、ケルビムが翼をあげて地から飛びあがる時は、輪もそのかたわらを離れない。
17 その立ちどまる時は、輪も立ちどまり、そののぼる時は、輪も共にのぼる。生きものの霊がその中にあるからである。」
「エゼキエル書」第10章16節~17節(口語訳)

「16ケルビムが移動するとき、車輪もその傍らを進み、ケルビムが翼を広げて地上から上るとき、車輪もその傍らを離れて回ることはなかった。 17ケルビムが止まると、車輪も止まり、ケルビムが上ると、車輪も共に上った。生き物の霊がその中にあったからである。」
「エゼキエル書」第10章16節~17節(新共同訳)

念のため、エゼキエルは「これがすなわちわたしがケバル川のほとりで、イスラエルの神の下に見たかの生きものである」と「生き物」と述べている。ただし、二千数百年前の人には(現代の)自動車も生き物に見えるのではないだろうか。

おまけ