参考資料1244 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

思いとかけ離れていく研究 その10
「科学研究は新しい発見に対して、最初に発表された論文のシニアオーサーが第一発見者であると認知され、その栄誉を得る。若山先生が提案した、スフェアの論文と若山先生がシニアオーサーとなる幹細胞株化の論文の同時投稿では、もともとバカンティ研で始まった研究であるという主張が薄まってしまうために、アメリカの先生たちは強硬に反対しており、私は板挟みになった。その上、若山先生が自身に51%の特許配分を提示したことを巡り、著者間に不穏な空気が流れるようになっていた。自分では再現の取れない幹細胞株化の実験補助に翻弄される日々、利権を巡っての板挟み、「特殊な手技で実験を行っているので自分がいなければ再現が取れない、世界はなかなか追いついてこないはずだ」「大型の予算を」と繰り返す若山先生を見て、何のために研究を行っているのかわからなくなってしまった。
 若山先生の期待に応えるためだけに全力で過ごす日々より、10年後に自分はどうなっていたいのか自分に問いかけた。やはり自分が本当に興味のある細胞が変化していく過程の部分を、キメラマウスの実験が必要ないヒト細胞を用いてアメリカで実験を行うほうがいいのではないか。若山研の仲のいいメンバーには、「もうアメリカに帰ろうと思っている」という気持ちを打ち明けた。ずっと研究状況を相談していた大和先生と小島先生からも、「山梨大にはついて行くべきではない」と助言を受け、2012年10月、私は若山先生のもとを離れアメリカに帰る決心をした。」
「あの日」小保方晴子著より

感想
>科学研究は新しい発見に対して、最初に発表された論文のシニアオーサーが第一発見者であると認知され、その栄誉を得る。若山先生が提案した、スフェアの論文と若山先生がシニアオーサーとなる幹細胞株化の論文の同時投稿では、もともとバカンティ研で始まった研究であるという主張が薄まってしまうために、アメリカの先生たちは強硬に反対しており、私は板挟みになった。

小保方さんはそういう事にはあまり興味がなさそうだね。

「ところが、バカンティ先生からは、「アイデアの発端はうちの研究室にある。論文が出るまではどうしてもうちの研究員でいてほしい。理研で研究したいならできる限りのサポートをするから、所属は変えないでほしい」と思いがけず強く説得されてしまった。」
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12196312545.html

>自分では再現の取れない幹細胞株化の実験補助に翻弄される日々、利権を巡っての板挟み、「特殊な手技で実験を行っているので自分がいなければ再現が取れない、世界はなかなか追いついてこないはずだ」「大型の予算を」と繰り返す若山先生を見て、何のために研究を行っているのかわからなくなってしまった。

本当に若山教授の誇大妄想詐欺なのかSTAP幹細胞は存在する可能性があるのか、さっぱり分からない。念のため、STAP細胞は存在している。

>若山先生の期待に応えるためだけに全力で過ごす日々より、10年後に自分はどうなっていたいのか自分に問いかけた。

あまり関係ないが、私は27歳の時に再就職先を探している時、60歳になった時に数学の勉強をしておけば良かったなと思わないように、その後、数学の勉強を始める事にした。
サルトルが言う所の未来に向けて自分を投企した訳である。http://www.ozawa-katsuhiko.com/17nyumon/nyumon_text/nyumon16.html

>やはり自分が本当に興味のある細胞が変化していく過程の部分を、キメラマウスの実験が必要ないヒト細胞を用いてアメリカで実験を行うほうがいいのではないか。

ミューズ細胞のような方針か。http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12183335467.html

今回は全体的に今一なので、関係ないけどおまけ。http://ameblo.jp/hitorinomeaki/image-12160503037-12780793445.html
こういう問題を一瞬で答える人がいて、昔(20代の頃)は頭がいい人は次元が違うんだなぁと思っていたが、数学の勉強をしてタネが分かって良かった。これ一つ取っても数学の勉強をした甲斐があったと思うよ。(タネを知りたい人は記事に飛んでね。)
ただし、サヴァン症候群の人の暗算能力などは超能力(超越能力)である。

おまけ