参考資料1126 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

使徒行伝 その18
「1.さて、カイザリヤにコルネリオという名の人がいた。イタリヤ隊と呼ばれた部隊の百卒長で、
2.信心深く、家族一同と共に神を敬い、民に数々の施しをなし、絶えず神に祈をしていた。
3.ある日の午後三時ごろ、神の使が彼のところにきて、「コルネリオよ」と呼ぶのを、幻ではっきり見た。
4.彼は御使を見つめていたが、恐ろしくなって、「主よ、なんでございますか」と言った。すると御使が言った、「あなたの祈や施しは神のみ前にとどいて、おぼえられている。
5.ついては今、ヨッパに人をやって、ペテロと呼ばれるシモンという人を招きなさい。
6.この人は、海べに家をもつ皮なめしシモンという者の客となっている」。
7.このお告げをした使徒が立ち去ったのち、コルネリオは、僕(しもべ)ふたりと、部下の中で信心深い兵卒ひとりとを呼び、
8.いっさいの事を説明して聞かせ、ヨッパへ送り出した。
9.翌日、この三人が旅をつづけて町の近くにきたころ、ペテロは祈をするため屋上にのぼった。時は昼の十二時ごろであった。
10.彼は空腹をおぼえて、何か食べたいと思った。そして、人々が食事の用意をしている間に、夢心地になった。
11.すると、天が開け、大きな布のような入れ物が、四すみをつるされて、地上に降りて来るのを見た。
12.その中には、地上の四つ足や這(は)うもの、また空の鳥など、各種の生きものがはいっていた。
13.そして声が彼に聞えてきた、「ペテロよ。立って、それらをほふって食べなさい」。
14.ペテロは言った、「主よ、それはできません。わたしは今までに、清くないもの、汚れたものは、何一つ食べたことがありません」。
15.すると、声が二度目にかかってきた、「神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない」。
16.こんなことが三度もあってから、その入れ物はすぐ天に引き上げられた。」
「使徒行伝」第10章1節~16節

感想
>14.ペテロは言った、「主よ、それはできません。わたしは今までに、清くないもの、汚れたものは、何一つ食べたことがありません」。

ユダヤ教徒は色々食べてはいけない物があるよね。

「11:1 それから、主はモーセとアロンに告げて仰せられた。
11:2 「イスラエル人に告げて言え。地上のすべての動物のうちで、あなたがたが食べてもよい生き物は次のとおりである。
11:3 動物のうちで、ひづめが分かれ、そのひづめが完全に割れているもの、また、反芻するものはすべて、食べてもよい。
11:4 しかし、反芻するもの、あるいはひづめが分かれているもののうちでも、次のものは、食べてはならない。すなわち、らくだ。これは反芻するが、そのひづめが分かれていないので、あなたがたには汚れたものである。
11:5 それから、岩だぬき。これも反芻するが、そのひづめが分かれていないので、あなたがたには汚れたものである。
11:6 また、野うさぎ。これも反芻するが、そのひづめが分かれていないので、あなたがたには汚れたものである。
11:7 それに、豚。これは、ひづめが分かれており、ひづめが完全に割れたものであるが、反芻しないので、あなたがたには汚れたものである。
11:8 あなたがたは、それらの肉を食べてはならない。またそれらの死体に触れてもいけない。それらは、あなたがたには汚れたものである。
11:9 水の中にいるすべてのもののうちで、次のものをあなたがたは食べてもよい。すなわち、海でも川でも、水の中にいるもので、ひれとうろこを持つものはすべて、食べてもよい。
11:10 しかし、海でも川でも、すべて水に群生するもの、またすべて水の中にいる生き物のうち、ひれやうろこのないものはすべて、あなたがたには忌むべきものである。
11:11 これらはさらにあなたがたには忌むべきものとなるから、それらの肉を少しでも食べてはならない。またそれらの死体を忌むべきものとしなければならない。
11:12 水の中にいるもので、ひれやうろこのないものはすべて、あなたがたには忌むべきものである。
11:13 また、鳥のうちで次のものを忌むべきものとしなければならない。これらは忌むべきもので、食べてはならない。すなわち、はげわし、はげたか、黒はげたか、
11:14 とび、はやぶさの類、
11:15 烏の類全部、
11:16 だちょう、よたか、かもめ、たかの類、
11:17 ふくろう、う、みみずく、
11:18 白ふくろう、ペリカン、野がん、
11:19 こうのとり、さぎの類、やつがしら、こうもりなどである。
11:20 羽があって群生し四つ足で歩き回るものは、あなたがたには忌むべきものである。
11:21 しかし羽があって群生し四つ足で歩き回るもののうちで、その足のほかにはね足を持ち、それで地上を跳びはねるものは、食べてもよい。
11:22 それらのうち、あなたがたが食べてもよいものは次のとおりである。いなごの類、毛のないいなごの類、こおろぎの類、ばったの類である。
11:23 このほかの、羽があって群生し四つ足のあるものはみな、あなたがたには忌むべきものである。」
旧約聖書「レビ記」第11章1節~23節

ただし、イエスは何を食べても良いとした。

「14.それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた、「あなたがたはみんな、わたしの言うことを聞いて悟るがよい。
15.すべて外から人の中にはいって、人をけがしうるものはない。かえって、人の中から出てくるものが、人をけがすのである。
16.[聞く耳のある者は聞くがよい]」。
17.イエスが群衆を離れて家にはいられると、弟子(でし)たちはこの譬(たとえ)について尋ねた。
18.すると、言われた、「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中にはいって来るものは、人を汚し得ないことが、わからないのか。
19.それは人の心の中にはいるのではなく、腹の中にはいり、そして、外に出て行くだけである」。イエスはこのように、どんな食物でもよいとされた。」
「マルコによる福音書」第7章14節~19節

ペテロも今一イエスの事を信じ切れていないようだけど、物凄い奇跡を起こせる所を見ると、「神」(私は未来人と考えている)の力が大きいのかね?
何にしても現代ではいくら「神」を信仰しても奇跡は起きない事は2000年の歴史を見れば明らかだろう。たまに宝くじが当たるように小さな奇跡が起こる場合もあるかもしれないが、普通に考えたらあなたや私には起こらないだろう。
それよりイエスの再臨に期待する方が確率(効率)はいいのではないだろうか。まぁ、全世界が二極分化しない限りそれもあり得ないだろうけど。

「1.さて、パリサイ人(びと)と、ある律法学者たちとが、エルサレムからきて、イエスのもとに集まった。
2.そして弟子(でし)たちのうちに、不浄な手、すなわち洗わない手で、パンを食べている者があるのを見た。
3.もともと、パリサイ人をはじめユダヤ人はみな、昔の人の言伝えをかたく守って、念入りに手を洗ってからでないと、食事をしない。
4.また市場から帰ったときには、身を清めてからでないと、食事をせず、なおそのほかにも、杯、鉢(はち)、銅器を洗うことなど、昔から受けついでかたく守っている事が、たくさんあった。
5.そこで、パリサイ人(びと)と律法学者たちとは、イエスに尋ねた、「なぜ、あなたの弟子(でし)たちは、昔の人の言伝えに従って歩まないで、不浄な手でパンを食べるのですか」。
6.イエスは言われた、「イザヤは、あなたがた偽善者について、こう書いているが、それは適切な預言である、
『この民は、口さきではわたしを敬うが、
その心はわたしから遠く離れている。
7. 人間のいましめを教として教え、
無意味にわたしを拝んでいる』。
8.あなたがたは、神のいましめをさしおいて、人間の言伝えを固執している」。」
「マルコによる福音書」第7章1節~8節

以前にも書いたが、イエスは手洗いは不要と考えていたようだ。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12178146354.html

おまけ