参考資料948 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

聖櫃(アーク)=契約の箱は、神がもたらした驚異の最終兵器
「「「聖櫃(アーク)」「契約の箱」とは何か?
『旧約聖書』の「出エジプト記」に、それは初めて登場する。場面は、イスラエル人を率いて出エジプトを果たしたモーセが、約束の地カナンをめざして流浪をつづけるうちにシナイ山に登り、神の啓示を受け、十戒が刻み込まれた粘土板を授かった時である。
 そのすぐあと、神は、モーセにこう命じた。

「アカシヤの材で箱を作りなさい。
寸法は縦2.5アンマ(1アンマ=約45センチ)、横1.5アンマ、高さ1.5アンマ。
純金で内側も外側も覆い、周囲に金の飾り縁を作る。
四つの金環を鋳造し、それを箱の四隅の脚、すなわち箱の両側に二つずつ付ける。
箱を担ぐために、アカシヤ材で棒を作り、それを金で覆い、箱の両側に付けた環に通す。
棒はその環に通したまま抜かずに置く」(第25章10-15節)

 箱は大きなものではない。縦2.5アンマ、横1.5アンマ、高さ1.5アンマというから、縦約1メートル10センチ、幅と高さが約67センチ。
 だが、素材や飾りがスゴイ。まず、素材は古代イスラエル人が聖木と崇めるアカシヤで、内側も外側も純金で覆われていた。黄金の箱である。それだけでもかなり価値のある箱である。だが、中に納められた物が、箱をさらに価値のあるものにしている。
 神の申し渡しはさらにつづく。

「箱に、私が与える掟の板を納めなさい」(第25章16節)

「掟の板」とは、二枚の粘土板である。単なる粘土板ではない。神がモーセに啓示した十戒が刻み込まれた粘土板で、“神の声そのもの”である。そしてさらに、

「この中には、マンナの入っている金の壺、芽を出したアロンの杖」(『新約聖書』「ヘブライ人への手紙」第9章4節)

が納められている。「モーセの十戒石」「マンナの壺」「アロンの杖」とは、古代イスラエルの三種の神器のこと。つまり、契約の箱は、単に黄金製だから価値があるのではなく、古代イスラエル人の心を象徴する三種の神器が納められていたからこそ、「聖櫃」と呼ばれたのだ。
 シナイ山を下ったモーセは、神の指示どおりに箱を造り、荒れ野に幕屋(移動神殿)を建て、契約の箱を安置した。以後、モーセの一行は、この聖櫃をかついで砂漠をさまよいつづける。彼らは、その過程で、聖櫃が三種の神器を納めた単なる黄金の箱ではないことを目の当たりにする。
 モーセが死んで四十年ほどたった時、すでに指導者はヨシュアに変わっていたが、イスラエル人たちは、ヨルダン河を渡った。いよいよ約束の地カナンへの第一歩である。
 エリコの町を目の前にして、ヨシュアが祭司たちに命じた。

「契約の箱を担ぎ、民の先に立って、河を渡れ」(『旧約聖書』「ヨシュア記」第3章6節)

 祭司たちが契約の箱を担いでヨルダン河に向かう。時は春、刈り入れ間近の河の水は堤を越えんばかりに滔々と流れていた。たしかに指導者ヨシュアは、昨日、

「自分自身を聖別せよ。主は明日、あなたたちの中に驚くべきことを行なわれる」(「ヨシュア記」第3章5節)

と言ったが・・・・。祭司たちに迷いがなかったと言えば、嘘になる。
 しかし、彼らを信じて従う民がいる。民のためにも迷いを面に出すわけにはいかない。
 意を決して契約の箱を担いだ祭司たちは、流れに足を踏み入れた。すると、

「河上から流れてくる水は、はるか遠くのツァレタンの隣町アダムで壁のように立った
そのため、アラバの海すなわち塩の海に流れ込む水はまったく断たれ、民はエリコに向かって渡ることができた。
主の契約の箱を担いだ祭司たちが、ヨルダン河の真ん中の干上がった河床に立ち止まっているうちに、全イスラエルは干上がった河床を渡り、民はエリコに向かって渡ることができた」(「ヨシュァ記」第3章16~17節)

 そう、契約の箱、聖櫃は、驚異のパワーを秘めたパワー・ボックスだったのだ!
 契約の箱、それが崇められたのは、アカシヤでできた黄金の箱だからでも、古代イスラエルの“三種の神器”を納めた箱だからでもない。それ自体が驚異のパワーの固まりだったからだ。だからこそ、「聖櫃」と呼ばれたのだ。」

感想
>そう、契約の箱、聖櫃は、驚異のパワーを秘めたパワー・ボックスだったのだ!

「聖櫃」がリーサルウェポン説とか読んだ事があるが、あり得ないだろう。これらの出来事は、UFOに乗っているような存在の仕業だろう。他にも、モーセが海を割ったなども。
ただし、イエス・キリストは旧約聖書の内容を更新しているので、イエスの言葉を優先するべきである。何度も言うが、死者の復活を神の子である自分がするなら話は普通だが、弟子まで死者の復活を行なったのなら、信じるものは神の子に等しい事を世に示すために神(私は未来人だと思っている)が力を貸したとしか考えられない。全ては「終わりの時」の千年王国樹立のために。
http://www.narinari.com/Nd/20100914281.html(偶然ではなく未来人が時を合わせたか風が吹く何かをしたのだろう。)
参考までに。http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11532142894.html(未来人が関わったとしか考えられない。)

おまけ