参考資料572 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

ユダヤ=欧米文明ではもうダメ
「いずれにしろ、こうした想念をいったん打ち切り、街へ出てみる。すると「日の国」のどの店にも、世界中のあらゆるぜいたく品があふれている。
 華やかな若者たち、楽しそうなファミリー、真新しい車が限りなく行き交い、とても前途になんらかの破局があるとは思えない。
 だが、それは人間の目でとらえられる表面だけがそうなので、見えない部分では人類はじまって以来の危機が、あなたをすっぽり包んでいるのを知らねばならない。
 放射線も超紫外線も、破れたオゾンも炭酸ガスの厚い層も、ほか現在の快楽文明がつくりだすあらゆる汚染と毒物も、すべてあなたの目には見えない。
 しかし、ほんの100年前、せいぜい十数種類で上空に数千トンしかなかったそれらの破滅物質が、いまは数百種類、100億トン単位で取り巻いている。
 それらが今後、いっそう増えることはあっても、ある朝起きてみたら全部きれいに拭われていた、なんてことは絶対にありえないのである。
 しかも「加速度」ということがある。人類は少なくとも五万年かけて、人口を40億人にまで増やした。が、それが50億人になるには10年しかかからなかった。
 プロペラ機を発明するまでも、エジプトのピラミッド以来5000年かかった。しかし、プロペラ機がジェット機に変わるまで20年、ジェットがロケットやミサイルに変わるまでは4年しかかからなかったのだ。
 汚染や環境破壊も同じである。今後何年か、遅くとも十何年かの間に、何万年分かの汚染と破壊が、直線的な上昇カーブを描く。放射能も酸性雨もゴミの量も心の荒廃も、一気に未知のピークにまで昇りつめるのはほとんど確実なのだ。
 ダニエルやノストラダムスはじめ、イエス、ヨハネをふくめたユダヤの妖異予言者たちは、異星人か深層無意識か、何か説明できない力を借りて、それを見通していた。
 彼らの予言が当たらないことを私は望む。しかし、もし彼らの予言が当たらなければ、これまで文明の流れのメインをすべて当ててきた聖書の予言が全部ウソだった、イスラエル建国や「日の国」の発展の予言もウソなのか、ということになってしまうだろう。
 そこを訴えたい。そしてユダヤ・キリスト教予言の結末が前述のようである以上、それを覆すには、深層に世界破滅と自分たちだけ救われるエゴを秘めたユダヤ・欧米文明ではもうダメ、まったく異質の「日の出の天使」が救うしかない、ということを・・・・。
 当のユダヤ予言自体が、中枢のダニエル・ノストラダムスを通じてそれを示しているということを、もう一度嚙みしめてほしいのである。」
「ユダヤ深層予言」五島勉著より

感想
この本が書かれたのが1989年で地球温暖化対策のための二酸化炭素などの削減目標が定められた京都議定書が出来たのが1997年12月。
オゾン層を破壊するからフロンガスを規制するような事を昔は五島勉氏の本で読んだが、オゾン層保護法のモントリオール議定書は1987年9月でフロンガスが入ったフロン等規制法は1988年らしい。
因みに、私が小学生の頃の1970年代はしょっちゅう光化学スモッグ予報・注意報・警報が出ていたものだが、2014年の現在、中国の公害のレベルはそんなものではないね。先日テレビを見ていたらPM2.5が日本にも覆ってくる(既に降っている)ような事を言っていた。
http://matome.naver.jp/odai/2136491056672154901?&page=1
http://matome.naver.jp/odai/2136491056672154901?&page=2
因みに、五島勉氏は1987年の本で、
「それは2010年から20年ごろのことになると思うが、この時期のあなたを待っているのは、3章でも触れた謎の「サチュルヌ」だ。「“月”の次には“日の国”が栄え、その次にはサチュルヌが支配する」と『セザールへの手紙』で予言された、あの不気味なサチュルヌだ。占星術ではそれが「土星・衰亡」を、ローマ神話では「原始農業の神」を、古語では「鉛・毒・汚染」を、カバラでは「中国」を意味すること、3章でざっと説明したとおり。問題は、これらのうちどれが、私たちの未来に待っているサチュルヌか、ということだが、私はそれを、「これら全部だ」と考える。」
「ノストラダムスの大予言・日本編」五島勉著より

五島勉氏の代弁をさせて頂くと、「日の出の天使」(日本人全体)が「東からの知らせ」で中国の公害をなんとかしないと2017年5月15日人類は衰亡する。

補足:http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/12/1208.html(四日市ぜんそくだけじゃなく水俣病とかも勉強して欲しいよね。)

おまけ