参考資料545 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

地球外生物が残した謎の暗号
「ダニエルはこれですべてを悟り、愛らしく微笑んで礼をした。エロヒムはそれぞれ金属のような手を挙げて応え、滑るように去った。彼らを乗せた“光り輝く球”は、白い炎とともに音もなく上昇、夜明けの空の彼方に一瞬に消えた。
 あとを見送ったダニエルは、ひれ伏し気絶している兵士たちを起こした。宮廷に帰り、ダリウス大王に簡単に報告した。それから、興奮して問いかけてくる大王たちを振り払い、エロヒムの言葉と自分の意見を別室で静かに書きとめた。
 それが、のちに旧約聖書に組み入れられた。ダニエル書正典の最終章に、また外典の言伝えの頂点の部分になっていった。
 つまり、これが究極である。ダニエル予言の究極というだけでなく、地球外生物から見た人類の究極。若き妖美なユダヤ予言者と、それ以上に神秘的な生物たちの合作の暗号みたいなものである。
 では、その意味は?さきの「東からの知らせ」も大きな謎だが、その時期も含んだ“終わりの時”の秘密、「ひと時とふた時と半時」とは何か?また「荒らす憎むべきもの」、「毎日の供えもの」の正体は?それらが立てられ取り除かれてから「1290日、1335日」とは?そして「あなたの民を救う大いなる君ミカエル」とは、果たして何者なのか?」
「ユダヤ深層予言」五島勉著より

感想
>彼らを乗せた“光り輝く球”は、白い炎とともに音もなく上昇、夜明けの空の彼方に一瞬に消えた。

これらは正典にはなく五島勉氏のいう外典、
「これを「ダニエル書正典」と言い、彼の資料のメインになる。しかしほかに、いまは言伝えしか残っていない「ダニエル書外典」と呼ばれるものもある。
「外典」とは、ユダヤ教会、キリスト教会が発展してきたとき、お祈りや教えの対象にするのはまずいとして、聖書から削られた部分をいう。ダニエル書にかぎらず、創世記やエズラ書など、旧約のいくつかの書が「外典」を持つ。
 こういう、いわば「影の聖書」の存在を、私はある時期までほとんど知らなかった。が、1984年、多摩美術大学の箱崎総一教授(精神医学)と出会ってから、私は影の部分をだいぶ深く覗き込めるようになった。
 惜しくも最近亡くなったが、箱崎氏は、日本でおそらくただ一人の、影の聖書学とユダヤ神秘学の権威だったからだ。なんでもアメリカ留学中、教えを受けた先生方が全部ユダヤ人で、気がついたら、氏自身、めったにいないユダヤ神秘学の専門家になっていた、ということだった。」(「ユダヤ深層予言」より)

だけに載っているものだが、日蓮の「鞠のような光たるもの」と奇妙な一致を見せる。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11174922225.html
因みに、イエス・キリストは処刑される時に「天空から来たものよ、天空から来たものよ、何故我を見捨てたもうた」と言ったそうだが、日蓮も「日蓮は月天(がってん)に語りかけ、月天が仏前で誓った験(しるし)をあらわしてくださらぬのはどうしたことかと、天にむかって責めた。すると――」(「日蓮の大予言」アポカリプス21研究会著)とある。

ただし、ノストラダムスの「ブロワ城の問答」ぐらい怪しい話らしい。http://www.youtube.com/watch?v=qiKVXm8WonY(時間がない人は3:50~7:30ぐらいの所。)
個人的には、生き残ってある程度影響力のあるものは(偽作・偽典でも)シンクロニシティーを起こす可能性があると考えている。

おまけ